行き場のない推しへの情熱を、どう生かすか。それが問題だ。
11時間。
これは、私が石川祐希選手(以下、敬称略)にハマった日にスマホを見ていた時間数だ。親切にもMy iPhoneが教えてくれた。知りたくなかったよ。
いい歳した大人がすることではないが、いかんせん私はフリーランスかつ独身という身の上なので、時間はどうにでもなるのである。
しかし、我ながらちょっとイカれてるなあと思う長さだ。
そもそも、私は周りから「そんなに興味ない?」とドン引きされるくらいスポーツに興味がなかった。世界の大谷翔平を知ったのも「アメトーク」の大谷翔平