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"ark" "ray" 15th Anniversary Expanded Editionを今更購入!果たして買いか?

※本記事は下のYouTubeラジオの台本のようなものです。ぜひ動画でご視聴くださいませ!


今更ながら、"ark"と"ray" 15th Anniversary Expanded Editionを購入した。それぞれ500円程度。まだ購入していない、中身が気になっている方向けにレビューする。

まずは自己紹介

当方、ark、rayが発売された高校生当時には「ビジュアル系なんて」と言ってわざと避けていた人間。大人になって改めて素晴らしさが分かり、失われた20年を取り戻そうとしている。

ark、rayが出た当時にロンブーの番組に出ていたことは知っていたが見ていなかった。その番組でのパフォーマンスや、当時のスタッフのインタビューが収録されていると知り、購入に至る。


がっかり!CDはリマスタリングされていない!

勝手に期待していた私が悪いのだが、CDは15年前に発売された当時のまま、リマスタリングはされていなかった。がっかり!

まぁ、好意的に言えばark、rayは今聴いても音が良い。wikipediaを読み直して知ったが、かの有名なエンジニア、テッド・ジェンセンがマスタリングしていた。どうりで!

LUNA SEAが2007年に全てのアルバムをテッドジェンセンにデジタルリマスターした時にはあまりの音の変化に感動したものだ…。


DVDの内容は大きく分けて4つ

こうなると頼みの綱は新たな特典であるDVD。

よく考えると、音は変わってないのに15年前のアルバムを、ブックオフに行けば250円で買えるくらいめちゃくちゃ流通しているアルバムを、また3,500円くらいで再発売しているんだから強気な商売!ほぼDVDの値段と言っても過言ではない。

DVDの内容を大きく分けると主に4つのパートで構成されている。これらが2枚のディスクにバラバラに振り分けられている。

1. プロデューサーの岡野ハジメさんやテレ朝のディレクターさん、コンサートスタッフ、広告やMVを担当した監督など、関係者のインタビュー

2. MVのメイキング映像

3. ロンドンハーツでのライブ

4. 1999 GRAND CROSS TOURのバックステージ映像


インタビューは色んな媒体で散々擦り倒された話がほとんど

残念ながら関係者インタビューは初めて聞くような内容は少なかった。

これは発売された2007年から14年経っているので、様々な媒体を見てきている私の問題。発売された当時は新鮮だったのだと思う。

あの時は凄かった、祭りだった、みたいな話で少し切ない。みんなにとって青春だったんだな、と。

テレビ朝日のプロデューサーの話には感心した。テレ朝とラルクの信頼関係のようなものを感じた。

前回Mステに出た時にはラルクに配慮が足りないなんて怒ってすみませんでした、という気持ちになった。


MVのメイキングやGRAND CROSSのバックステージ映像は若いメンバーを堪能できる

自然体なラフな姿のメンバーが見れる点は楽しい。当時20代後半、30手前くらいだと思うが、まだ少年のような面影がある。

この当時のtetsu、顔すごい綺麗!私服の黒中心にオーバーオール、ハットかぶってる服装はめっちゃオシャレ。ステージ衣装の蛍光レモンみたいな格好は今見たら本人恥ずかしいだろうな。

kenちゃんは相変わらずチンピラみたいな格好してた。アメ車の助手席でタバコ吸ってて、ダボっとしたジーンズ、チェックのシャツのボタンが2つくらいしかとまってない。チンピラです。

hydeとyukihiroも私服ダサい。若い。


見所はロンドンハーツでのライブ

結局1番の見どころとなったのはロンドンハーツでのライブだった。

もちろん、ライブと言っても当てぶりではあるが、当時バンドの勢いはモロに伝わってくる。

あまり最近のライブでは聴けない選曲も良い。"Butterfly's Sleep" "死の灰" "Sell my Soul"。フルではないがチラッと"It's the end"も見れた。これもフルで収録して欲しかった!


結論

結局はライブの3曲にお金を払えるか。1枚500円だったので私は文句はないが、当時定価で購入した人たちはどう思ったのだろうか…。

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