SONS OF ALL PUSSYS 再評価!Ken、Sakura、Einによる「ラルクのif」を感じさせる名バンド!個人的なオススメをご紹介!
※この記事は下のYouTubeラジオの台本のようなものです。ぜひ動画で臨場感込みでお楽しみください!
主に2002年から2004年ごろに活動。ラルクのアルバムで言う「REAL」から「SMILE」の間。大きくなりすぎたラルクの重苦しさを振り切るかのうようなはっちゃけっぷりが感じられる。当時のライブとか見てもめちゃくちゃテンションが高い!
後々のラルクでのKenちゃん作詞作曲の楽曲へ繋がるような曲調も多い。(Lover Boy、Pretty Girl、twinkle, twinkleなど)
アルバム最後の曲でメタル的なお遊び曲が入る、というアイディアもPunk~en~CielやDark~en~Cielを彷彿とさせる。ラルクの中のどの辺がkenちゃん要素なのか、ということが分かる。
のちのKenちゃんソロとは違い、こちらはバンド。3人で作ってる感はめっちゃ強い。
1st mini album "GRACE"
さすがデビュー盤。捨て曲一切無し!全曲素晴らしいのでSOAP初心者はまずこちらをどうぞ。ヘビーロック、80年代ロック、ロックバラード、オルタナティブロックと楽曲がそれぞれカラフルなのも素敵。
GRACE
作詞Ein、作曲Ken、SakuraというSOAPの3人で作った衝撃のデビュー曲。ハイトーンボーカルに驚いた記憶が。全力出し切ってて気持ちいい。上手いヘタじゃない。重厚なリフからメロディアスなサビに移行する構成も当時のラルクを想定していた身としては意外。ギターソロの展開はラルクのLOVE FLIESを思い出す。ギターソロ明けのメロはめちゃくちゃハイトーン!Tetsuyaさんもハイトーンだし、何をやらせても凄い人たち。
Every Second, I'm In ROMANCE
Kenちゃんの青春時代の80年代ハードロックな名曲。Kenちゃんが普通のコードで普通の明るい曲を書くとスケール感が生まれるから凄い。途中のギターソロのバックのコーラスとかラルクでもやってそう。この曲にもっと切なさを足したのが「MY HEART DRAWS A DREAM」では。
今更気づいたけど「Every Second, I'm In ROMANCE」っていうタイトルも素敵!
A Song For You
8分の6のロックバラード。ラルクではあまり見かけない気が。とにかく前編Kenちゃん必殺のメロディが聴ける。私も20年くらい頭の中にこの曲が鳴ってて「誰の曲だったっけ?」って思ってたくらい。
3ピースとは思えないくらい、ライブで再現することは考えてないだろう凝ったギターワークも素晴らしい。
「愛を探しているのかな」の後のMaj7のコードの必然性が凄い。このコードじゃないとダメだ、というコードをしっかり当ててくる。
2nd mini album "gimme A guitar"
I love you, I need you, I fuck you
1曲目の「I love you, I need you, I fuck you」から7拍子の重厚なリフとスリリングな曲調で怪しげ。繰り返されるKenちゃんの「ベーイベー」が耳に残る。ラルクの「Inner Core」を思い出すなーと思ってたら作曲者が同じSakuraだった。7拍子のリフが象徴的だが疾走感の中にどこか理系っぽさ、理屈っぽさを感じる。
gimme A guitar
なんと言っても表題曲の「gimme A guitar」が最高!
不穏なシンセのフレーズがkenちゃんっぽい。むしろその後のブリブリと歪みすぎたギターの方が珍しい。3ピースとは思えないくらい音楽的な景色が鮮やかに変わっていく。
ギターを弾きたい!という初期衝動を歌っている点も素晴らしい。ラルクで溜まった鬱憤を吐き出すかのよう。
サビの白玉のメロディの裏で細かくユニゾンで動くギターとベースがカッコいい!
罪の眺め
その後の「罪の眺め」は一転してミドルテンポのバラード調でラルクでも演奏できそうな名曲。対比がとても素晴らしい。シンセで色付けしていく曲調は「the silver shining」などもあったが後の名曲「MY HEART DRAWS A DREAM」を連想させる。
ギターソロのバックのキメが鳥肌立つくらいカッコいい!
3rd mini album "high"
5曲中2曲でSakuraやEinが作詞作曲を手掛け、1曲はメインボーカルもEinが担当。バンド感は増したが手詰まり感も感じてしまう。
作曲能力は当然だがkenちゃんが抜きん出ている。ラルクは4人が同等だと感じさせる力がある。
S.O.A.P. 100%
オススメ!各メンバーを紹介するラップを披露。絶対にラルクではやれなそう。笑 ミクスチャー感が懐かしい。
1st single "Paradise"
Moving on
WikiによるとSakura在籍時のラルクでもやってたらしい。確かにDune期を思わせるダークさ。コードだけでなく、8分音符のミュートの刻みやテンポ感もほのかに「予感」を感じる。歌い出しの低いところもhydeさんが歌っててもおかしくない雰囲気。
まとめ
ラルクが活動していない今、特にKenちゃんはラルクのコアとも言えるメンバーなのに1番活動が見えない今、ドエルの皆さんは必聴!普通にロック好きの人にも聞いて欲しい!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?