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メロディックデスメタルに入門したあの頃

北欧メタル語りしてってネタをTwitterで頂いたんですが
あの辺で人気なジャンル、メロディックスピードメタルに関しては

昔、少しやっちゃったので、今回はメロディックデスメタルを聞き出した頃の話をしてみようかなと。

メロディックデスメタルってそもそもなんやねんって話なんですが
めっちゃ雑に言っちゃうと、名前の通り、デスメタルにメロディを積極的に取り入れたものです。

ボーカル自体は所謂デスボイスです。
なんですが、メロディがある分、デスメタルの中でもとっつきやすいサブジャンルなんじゃないかなと思います。
デスボイスはよくわからんけど、ギターソロとかめっちゃカッコイイぞ…なんて感じで聞けちゃったりする人もいるんじゃないですかね?

文脈としても近年台頭しているメタルコアにも通じていくものもありますし
世界を広げる通過点ともなり得るんじゃないかなと。

そんなメロディックデスメタル、略してメロデスについて
僕の入門した流れをトレースしていくことで入口になれればという趣旨ですね。

さて早速、僕のメロデス初遭遇曲へ行きましょうか。

Dark Tranquillity / Punish My Heaven
ガッチガチのド定番。
友人にCDを押し付けられて聞いたこれが初めてのメロデスでした。
ただ、今となっては素晴らしい曲だなと思えるんですが
当時はデスボイスとかにもあまり免疫がなく、ピンと来なかったりしたんですよね。

本格的にハマりだしたのは

In Flames / Embody the invisible
これまたド定番ですが、ここから。
いやー、これは今聞いても本当にカッコイイ。
なんといってもリフのインパクトですよ。めちゃくちゃ頭に残る。
これ聞いてダメならもうメロデスは合わないねってくらいの一曲。

この後からは、とりあえず有名なのドンドン聞こう!と貪欲に漁るようになっていきます。

ARCH ENEMY / Nemesis
メロデスと言えばこのバンドを思い浮かべる人も多いでしょう。
初期はヨハン・リーヴァという男性ボーカルがマイクをとっていたのですが
僕が聞き出した頃にはもうボーカルはアンジェラ・ゴソウ姉さんでした。
GITADORAに収録されたのでも度肝を抜かれましたね。

今は更にメンバーチェンジしてアリッサ・ホワイト=グラズという女性がボーカルをやっています。
凄いステージ映えするおねーさんなので、近年の映像も是非見て欲しいところ。


ツボにハマるサウンドはよりモダンになっていき

SOILWORK / Bastard Chain
メタルゴッドの二つ名を持つ、Judas Priestのロブ・ハルフォードをして
未来のメタルと言わしめたSOILWORKなどに傾倒していきます。
特に3rd~5th辺りまでのアルバムがめちゃくちゃ好きなのでイチオシしておきたい…!

とまぁ、4バンドほど紹介しましたが、なんとここまでのバンド
見事にすべてスウェーデン出身。
どっかしらで北欧を出るかなーと思って書きなぐってましたが
むしろ一国に閉じ込められる始末…
図らずも北欧メタル語りになってしまう辺り、あの地域のメタル生産力の凄まじさを感じますね。

このジャンルも成立しておよそ30年ほどになるので
ホント語りだすと無限に語れてしまうので
今回はシーン初期を支えた上記のバンドたち
そしてそれを産んだ北欧という土地を是非チェックしてみて頂ければ…
というところで〆としたいと思います。

メロデスはいいぞ