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1週間日記 こんな日は大人を休んでしまいたかった

2024/04/20 (土) 「捨てないでと囁いた服を捨てる」
衣替えをした。そして着なかった服をゴミ袋に入れた。古着回収の日までこの袋から取り出したりしないようにするのが難しい。去年やっぱり…と生き延びて結局今年捨てることになっている服がこちらを見ている。もう惑わされない。大して気に入っていないのに着る服がないからという理由で新しく服を買うのも辞めたい。結局タンスの肥やしになるだけだから。そして心の底から欲しい服は高い。誰に見せるわけでもなくわたしがわたしのために着たいだけの服。高い。着る服がない。あーあ。

2024/04/21 (日) 「クラスのお調子者がカッコつけてる姿を見た気分」
最も推してるアイドル、ではない推してるアイドルのライブに行った。当たるとは思わなかった。発見してさらに目を疑った。アリーナとは。同行した友人はわたしよりさらにライトなファンで、2人して場違いすぎて震えた。正直に言うとわからない曲もあったがとても楽しかった。かなり近くで見ると造形の美しさに気付かされる。普段わたしはラジオの人たち、友人はYouTuberとして認識しているのでカッコつけている本業の姿を見ると沸いてる会場に対してどうしていいかわからなくなった、かっこよかったけど。

2024/04/22 (月) 「強い言葉は対象が自分でなくても疲れる」
アンメットからの95という流れが定着している。アンメットは静かで良い。それから主演の杉咲花さんと助演の若葉竜也は市子を思い出してしまう。高架下のサッカーのシーンは2カメで30分長回しワンカットで撮影したというのを見て演者もスタッフさんたちもすごいなと思った。95の終わりに関してなんだか荒れている気がするがフィクションは取り扱った題材を肯定しているわけではないしあの時代の構成要素、モチーフとして使用したにすぎないのにな、という気持ちになった。原作にキレてる人も見かけたが正直疲れた。

2024/04/23 (火) 「現実逃避」
お迎え渋谷くんをなんだかんだ毎週リアタイする程度には楽しみにしている。原作をチラッと読んだのだがあまりにもぶっ飛んでいて楽しい漫画だった。そして渋谷くんが正直かわいくて演者に対してもかわいいという感情が湧いてきて困惑している。ところでわたしはなんで今期こんなにドラマを見ているのだろう。現実逃避というやつですね。

2024/04/24 (水) 「オタクは布教成功が1番嬉しい」
わたしは今まで数人にハイキューを押し付け貸ししている。すきすぎて。なぜ押し付け貸しかというと、勧めても最初なぜか躊躇するからだ。「バレーでしょ?」と言われることが1番多い。そうですが何か問題でも…???そして押し付け貸ししたが最後、皆さんもれなくハマる。「面白いから続きも貸して」って言う。ほれみろ。要は久しぶりにこの状況に陥っている。わたしはいちハイキューオタクとして、この物語がいかにアツく、素晴らしく、面白いのかを伝えなければならないのだ。これがわたしの生の意味なのだ。たぶん。

2024/04/25 (木) 「こんな日は大人を休んでしまいたかった」
朝からどことなく身体が重くて、どんよりとした気分だった。特に何があったわけでもないがただでさえ低いテンションがマイナス100くらいに落ちていて全てのことに嫌気がさしてうんざりしていた。時々あることで、こういう時は誰かに当たり散らさないように細心の注意を払いつつさっさと帰るに尽きる。のに、家に帰る気分にもなれず最寄駅周辺を当てどなくふらふら歩き回った。途中で目的を見つけてそれに取り組んで(というか買いたいものを思い出して探しに行った)達成した途端もう少しも歩きたくない気持ちになった。子供だったらその辺に寝っ転がって駄々をこねたいけれど許される年齢はとっくの昔に過ぎてしまった。でもわたしがダメな大人代表として寝っ転がって駄々をこねたらこれをきっかけに大人も駄々をこねていいんだ!という流れになったり…はしないだろう。そんなことを考えてどうにかこうに本心を宥めつつ家に到着したのであった。ああ疲れた。

2024/04/26 (金) 「いつまでも子供のまま」
本日は仕事を休み1日観劇の日だった。4月の頭にも観たものではあるが、さすが凱旋公演というだけあって深みが増していた、らしい。同行者曰く。わたしは昨日はおろか午前中のことも午後まで覚えていられないポンコツなので、前回同様楽しい〜〜〜!!!!の気持ちしかなかった。シリアスな場面では泣くしコメディな場面では笑う。わたしはそもそもとっても単純な人間で、そのまんまで生きたら楽なのと同時に大怪我をしそうだしさせそうだ。ソワレ終わりにせっかく都会にいるからバーにでも行ってみよう、と徘徊し、値段の高さと入りにくさ(特に地下に入り口があるタイプの店は入ったら出るわけにはいかなそうで困る)に尻込みして諦めた。が、23時までやっているカフェを発見しすぐに入った。お酒1杯の値段とデザートの値段はよく考えれば変わらなかった。


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