第60期九州名人戦一次予選

1局目 vs久家七段 負け (消費時間45分)

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水月はとりあえずこの新月共通をすると決めてました。6題にするか7題にするか悩みましたけど、黒になっても良いかなと7題に。

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白12をここに打てたのはべりーぐー。あんまり繋がらないことは比較的すぐ分かったので、発作を起こさないように落ち着いていこうという思考はこのあたりはしっかり働いていた、と思われます、はい。

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大問題はここから。いやー、これくらいは気付きたいその1。読み方の整理整頓がまだまだだなと感じずにはいられない!「追い詰め」というチャンネルを読み終わる前に=飛び三を考える前に「呼珠」チャンネルに移っていることは猛省すべき・・・。(実際飛び三をこれっぽっちも読んでなかった) もちろん局面が複雑で読むのが難解すぎる場合は話が別なのですが、この局面は読んでおきたい筋。しかも2通り!

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黒がちょっと複雑そうだからと読むのをやめたのがこちら。読むのをやめてる動機がもはや五目クエストのように短時間連珠思考。いやー、これくらいは気付きたいその2。パターンAはここまで読んだから次はパターンBだ、みたいな頭の中の交通整理ができるようになりたい、なりたい、なりたい(切実)

何より一番まずいなと思ったのが「たぶんこれで勝てるだろう」で本譜の形に突っ込んでいった思考パターン。(本譜26と三を引いたところ) 完全に普段の気楽に打ってる連珠の思考に染まっていて、勝てる連珠、考える連珠ができていなかったですねー。「真剣に考えることを放棄してた節がある」とその週にツイートしてたことがそのまま降りかかったんでしょうね、壮大なフラグ回収でしたお見事。

ここまで突っ込んだ時点でソフト評価的には最悪に。せっかく作り上げた勝ちが綺麗に崩壊・・・。白38は時間に追われて血迷った結果なのですが、実は何もないまやかしの手。黒の簡単な勝ちが残っていたのですが、左辺の黒をケアしていても上辺が真っ黒だった・・・と思われるのでどっちにしても厳しかったでしょうね、はい。

半年振りの実戦、「時間配分」や「実戦における考え方」を叩き直さないといけないと感じた一局でしたショボン。


2局目 vs藤井七段 勝ち (消費時間:13分)

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1局目で気持ちがほぼ切れていて、メンタルでいえば立ち直れていない状況で迎えた一局。実は黒15くらいまでほぼノータイムで、考えることを放棄していたと思います。こ、これじゃダメだ・・・ダメだ・・・ガクブル

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黒17に対してこの手が凶悪なことは打った後に気付いた。候補には比較的あがりやすそうな手だけに、危なかったですねホント。

本譜黒19が逆止めが絶対なのは読めていたのですが・・・

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この手順はぼんやりとしか見えておらず、確認をしないままに黒19と打ち出しているのは、まだ気持ちが立ち直れていなかったと思います、全然時間使ってないのがその証拠ですね。いずれにしても「真剣に考えることを放棄」している打ち方に見えますね・・・。

首の皮一枚で予選突破の可能性が残されたので、来月はもう少し「考える」連珠を打てるように・・・備忘録。

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