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コロナパンデミックは本当か?⑧

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本書はドイツでのコロナパンデミックの現状を伝えています。マスクが義務に、死者(?)が日本と比較にならない程多いと言われていますが、実は日本とあまり違いがありません。ほとんどの死者数はコロナで亡くなった方ではないのです…。

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■科学的に根拠のないマスク着用の義務と第2波

RKIは元の方針を変え「無症状でも用心のためにマスクを着用すれば、ウイルスを他人に移す危険性が少なくなるかもしれない…ただこれには科学的根拠はないが」という見解に転換しました。

RKIはそもそも連邦保険省、政府の下部機関なのを忘れてはいけません。

「国から決められていて皆もやっているのなら、きっと意味のあることなのでしょう」と言った感じで、普通の人は従いました。

みんなもそうしているのなら、これも意味のあるのだろうと自問する人がいないということ自体、危険な兆候と言わざるを言えません

ドロスデン氏とヴィーラ―氏は相変わらずパニックを吹聴していました。

ドロスデン氏は4月末に再び大きな感染の波が襲来する…今度はもちろん巨大な第2波だ…という空想を語りました。指数関数的に増加拡散して、深刻な結果が予想されると。そうすれば感染は至る所で同時に始まり、これまでとは違った重大なことになるとも。

第2波は一体どこから来るのでしょうか?

ドロスデン氏が言うには、例えば第一次世界大戦が終結する1918年に起こったスペイン風邪です。5千万人の犠牲者の大半が第2波によるものでした。

疫病というのは同じ原因で発症する病気が限られた時間と場所で増幅する現象を言います。全ての疫病がそうであり、インフルエンザその他に関しても同じです。

歴史上唯一の例外のスペイン風邪をCOVID-19感染症の比較の為に持ち出して《恐るべき第2波》を人々の頭に植え込むために使うなど、無責任極まりないことです。

スペイン風邪が流行した頃は、抗生物質が《発明》されておらず、人々はハエのように死んでいきました…。ウイルスにかかって死んだというより、バクテリアによる副次的感染で死んだのです。何よりも、亡くなったのは複数の病気を抱えた高齢者が主であったわけではなく、世代横断的でした…若い人も大勢死んだのです。

スペイン風邪の犠牲になったのは世界中で5千万人でした。どのような形であれ、COVID-19をスペイン風邪と比較する者は、無知ゆえにそうするのか、あるいは人々に恐怖心を与えるためか、どちらかです。

どこかの政府が、次の《コロナシーズン(第2波)》ではより多くのSARS-CoV2の感染者を見つけたいと決めさえすれば、いくらでも増やすことができます。PCR検査数を増やせばいいだけなのです。こんなに簡単な操作で、実験室で作られた次のパンデミックを引き起こすことができるのです。


■サイドブレーキを引いたままの緩和

5月1日から徐々に注意深く制限措置の解除が行われました。学校や幼稚園などが解放され、人々の接触制限も緩和され、日常生活は徐々に元に戻っていきました。

ですが、これはパニックを煽るためであり、RKIはまたもや立て続けに警告を発しました。

「実効再生産数(R)の値は再び1を上回った。厳密には1.1だ…」

大変だ! 緩和は早すぎた? そんな声が亡霊のようにメディアを駆け巡りました。

しかし、値が不安定なのはPCR検査数によるものであり、その都度違ってくるし、感染者と死者の数を見れば一目瞭然でした。

全ては終わっているのではないか? 彼らの言うことなどもう聞きたくない、誰がそれを信じるといのでしょうか?

追い打ちをかけるような驚愕の報告。ドイツの死者数は多すぎるのではないか?

制限措置(ロックダウン)による副次的な被害ではないのかと思われますが、ことの真相はいずれ数か月、あるいは数年後には明らかになるでしょう。

内務省内でも同じ疑問を持った分析官がいました。彼は制限措置が行き過ぎであることを、それが取り返しのつかない甚大な副次的被害を引き起こし、それによって得られる利益は何もないと結論づけました。

専門的な事実関係に間違いがないかを確認するために、報告文書の概要が私たちを含む10名の外部専門家に配布されました。事実関係がすべて正しいことを確認したうえで、彼はこの文書を政府のあらゆる関連部署宛てに配布しました。

しかし正式には公表されず、放置されたままとなっています。私たちはこの報告文書の結論が極めて重要だと考え、声明を出しました。ですが、内務省はこの文書を一笑したのです。コロナ対策のマイナスの影響が驚くほど甚大であることが明らかににも関わらず、この問題は無視されたのです。


■再びロックダウン

5月末、接触制限に関する連邦政府と各州の合意が期限を迎える直前に、制限がさらに6月29日まで延長されることが合意されました。

その根拠はありませんでした。ドイツに関して言えば、全国的な感染の広がりなど全くなかったのは明らかなのです。

しかし、メルケル首相は今後も用心するようにと諭すのです。5月末に彼女は、未だ「パンデミックは始まったばかりだ、コロナとの戦いにおいて、ディスタンスとマスク着用義務は不可欠だ」、と演説で述べたのです。

シュパーン氏(連邦保健相)は5月25日、ドイツ最大の日刊紙ビルトで、「パンデミックがすでに終息したかのように思ってはいけない」と答えたのです。

パンデミックは終わっていたのです。このことを確認するためには、専門家である必要はありません。全ての国々の数値…例えばジョンズ・ホプキンズ大学のホームページで誰でもいつでも見ることができるのです。ヨーロッパ全域で《コロナパンデミック》が終息していたことを示しているのを。

再度はっきりさせていただきます。これはディスタンスや衛生上の措置の成果ではなく、コロナウイルスが消えていったのです。ロックダウンが意味のある措置であるかのように説く論文が、高級科学雑誌であり、かのネイチャー誌に掲載されました。コンピューターシミュレーションによる結果が、世界的なロックダウンで数百万人の命が救われたのだと…。

これに対して世界の著名な科学者たちが一斉に反論を唱えました。この分析には根本的な問題があり、誤った結論を引き出すために操作されている可能性があるという反論です。データを正しく扱っていれば、結論は自ずと正反対のものになったです。ロックダウンはパンデミックにはなんら影響はなかったのです。

メルケル女史がますます緊急措置を守るように喧伝する一方で、デンマークやラトヴィアでは人々はとっくの昔にマスクも着けずにスーパーで買い物をしていたのです…もちろん感染者数の新たな増加などはありませんでした。

(続く)


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日本での医師たちの対談本の記事も参考にどうぞ(*^-^*)

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PCR検査について詳しく知り方はこちらの本がお勧めです(*^-^*)

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マンガで気楽にコロナを知りたい人にはこちらをお勧めします(*^-^*)





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