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日月神示す神仕組み令和の日本と世界 5章①

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この記事は基本無料で全文読めます。100円と設定してありますが、それは読み終わった後に払ってもいいかな?って思えたらで全然OKです。読んでいただけるだけでありがたいのです。私に本代かコーヒー代のご褒美をあげるという方がいたら私が喜びます(*^-^*)

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第五章 私たちが目指すべき未来


■大難は少難に変えることができる

日月神示を読めば世の大難(大きな災難)は決して不可避ではないことがわかります。そこには繰り返し「大難は少難に変わり得る」と書かれています。

「仕組み通り出て来るのざが、大難は小難にすること出来るのざぞ。神も泥海はまっぴらぞ、臣民ぞ、臣民喜ぶほど神嬉しきことないのざぞ、曇りておれど元は神の息入れた臣民ぞ、打つ手あるのぞ」

「神示で知らしただけで得心して改心出来れば大難は小難となるのぢゃ、やらねばならん、戦は碁、将棋くらいの戦で済むのぢゃぞ、人民の心次第、行い次第で空まで変わると申してあろうがな、この道理よく心得なされて、神の申すことわからいでも、無理と思うとも貫きて下されよ、それがマコトぢゃ」

たとえば大きな戦争も、囲碁や将棋、チェスのようなもので済ませることができるといいます。私たち人類の改心次第、努力次第で小さくすることができると。

大難を小難にするには「祈る」ことも大切ですが、一人一人が実践することも大切です。神示では「神世の型を出せ」とありますが、ミロクの世(理想社会)の「型」を私たちの手で作り出すことで、大難を小難にできるのです。

「早う誠の臣民ばかりで固めてくれよ。神世の型、出してくれよ。時、取り違えんように。時、来たぞ」

「今度新(さら)つの世にするには、人民もその型の型の型くらいの難儀せなならんのざぞ。それでもよう堪(こば)れん臣民も沢山にあるのざぞ、元の神の思いの何万分の一かの思いせんならんのざぞ」

「人民には見当取れん大きな大きな大望(たいもう)ざから、その型だけでよいからと申しているのぢゃ、型して下されよ」

「この道に縁ある者だけで型出せよ、カタでよいのぢゃぞ」

「ミロクの世のやり方の型、出して下されよ、一人でも二人でもよいぞ、足場早うつくれと申してあること忘れたのか」

戦争がゲームぐらいで済み、巨大地震が少し揺れる程度で済んでも、今の社会のままでは次の文明には移行は難しいでしょう。意識を改めることなく、古い価値観やシステムにしがみついたままでは新しい文明を築くことはできません。

一度今の社会の在り方を潰す必要があるということです。社会の支配的立場の方々も皆潰れます。庶民も同じなので上も下も潰れます。新しい家を建てるには土地を更地に戻さないといけません。
それと同じとがこれから起きることになるのです。

「富や金を返したばかりでは、今度は役に立たんぞ、戦ばかりでないぞ、天災ばかりでないぞ、上も潰れるぞ、下も潰れるぞ、潰す役は誰でも出来るが、修理固成(つくりかため)のいよいよのことは、神々様にもわかりてはおらんのざぞ」




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■明治以降の日本は本来の日本ではない


戦後日本にはGHQによる占領政策の一環としてWGIP(War Guilt Information Program)=「戦争についての罪悪感を日本人の心に植え付けるための宣伝計画」が仕掛けらえたことは、今日ではよく知られています。

日月神示はこのことを「イシヤの仕組」という言葉で示しています。

「イシヤの仕組にかかりて、まだ目醒めん臣民ばかり。日本精神と申して卍(仏)の精神や十(キリスト)の精神ばかりぞ。今度は神があるかないかを、ハッキリと神力見せて、イシヤも改心さすのぞ」

「イシヤ」とは自由石工業者を起源とする国際組織「フリーメーソン」を象徴するものです。具体的な仕組(プログラム)の中身はWGIPと同じく「スポーツ・スクリーン・セックス)のいわるゆる「3S政策」であり、共産主義による伝統文化や宗教の破壊も入ります。

戦後の日本人は様々な計略によって見事に骨抜きにされました。終戦直前から戦後にかけて降ろされた神示には、やがてこうなるだろうことが示さされています。

「フニャフニャ腰がコンニャク腰になりてどうにもこうにもならんことになるぞ、その時この神示、心棒に入れてくれよ、百人に一人くらいは何とか役に立つぞ、あとはコンニャクのお化けざぞ」

「出てきてから(復興してから)また同じようなこと繰り返すぞ、今度は魂抜けているからグニャグニャぞ、グニャグニャ細工しか出来んぞ、それに迷うでないぞ」

今の日本を見るとこうした予言通りになるわけですが、日本人の性質が変わってしまったのは戦後からではないのです。
「イシヤの仕組」が日本に入ってきたのは江戸末期から明治にかけての頃です。

当時の日本はアジアを蹂躙する欧米列強に対抗するため、富国強兵を急いでおり、必死に欧米を手本に必死に模倣しました。
国民教化策の推進のため、神道は国家神道になり、霊的な部分は抜けました。本来祭祀の長である天皇までもが軍服を着てしまいました。これが日本の天皇が欧州王室連合の一員となった理由でしょう。

時代の流れとして如何ともしがたいものでした。西洋の唯物思想や合理主義が主流となり、科学的でないもの、合理では説明がつかないものは軽視され、排除される対象になってしまいました。
明治維新以降の日本はボタンの掛け違いをしてしまったのです。

日本が敗戦を迎えると、堰を切ったように様々なプログラムが実行され、戦前はまだ生きていた武士道精神や私心を捨てて公のために尽くすといった美徳が否定されることになりました。

戦後は経済的な復興を急がなければならなかったので、国民一丸となって頑張れたのは日本人という偉業でした。ですが、大事にされたのは「金」であり「モノ」であり「個人」になってしまいました。

これは今でも続いており、現在社会の「上」に立つ人たち、国会議員で私利私欲を捨てて国を良くしたいと頑張っている政治家は何人いるでしょうか。
霞が関に詳しい方が言うには、官僚たちは口では「国益、国益」と言いますが、実際に彼らが考えているのは自分たちの「省益」しかないのだと。

とくに日本の上層部はアメリカに屈従するばかりで、戦争に負けるというのはこういうことなのだと痛感させられます。日本はまさに外国に頭を取らている状態です。アメリカのくびきから離れて自立しようという心を持つ政治家や官僚は、限りなくゼロに近いのではないでしょうか。

神示が警告するように、意識を改めて実践行動に移すということは、日本の上層部にあってはとうてい無理でしょう。彼らは前例のない新しいことをするのを嫌うし、自ら先陣を切って組織を変えようと思う人などいません。

大きな歴史の変化、6000年や6400年に一度の巨大な変革の波が押し寄せている中、こんな言い訳は通用しないでしょう。
自浄作用がなければ外的な力で強制的に立て替えるしかなく、明治から今日まで続いた日本のシステムを一度潰す必要があるということです。




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■戦前の大アジア主義の理想を受け継ぐ

大難を小難にする方法はあります。今の日本がダメなら、海外へ目を向けるのです。日月神示は国籍や人種としての「日本人」限定で降ろされたものではありません。

「神の国にも外国の臣がおり、外国にも神の子がいる」

「顔は神の臣民でも心は外国御魂(みたま)ぞ、顔は外国人でも御魂は神の臣民あるぞ」

「外国から早くわかりて、外国にこの方(ほう)祀ると申す臣民、沢山出来るようになって来るぞ。それでは神の国の臣民申し訳ないであろがな」

「日本ばかりが可愛いのでないぞ、世界の臣民皆わが子ぞ。分け隔てないのざぞ」


日月神示は人種・国籍としての「日本人」だけを対象としたものではないことがわかります。
日月神示は「てんし様を中心に世界が一つにまとまる」世の中を理想とするもので、それは八紘一宇(はっこういちう)四海同胞(しかいどうほう
)という戦前の思想に通じるものですが、注目する点として日月神示はその系譜から、「大アジア主義」の流れを汲むものだということがあります。

日月神示は本来大本教に降りるはずでしたが、大本が当局に弾圧されたために仕組みが変わり、大本信者であった岡本天命のもとに伝達されました。

大本は戦前の右翼と深い繋がりがあり、大アジア主義を掲げ、清朝打倒を掲げる中国の革命家たちと共闘しており、日本の軍部とは対立関係でした。

昭和10年の大本弾圧事件の指揮をとった内務省警保局長の唐沢俊樹は戦後の昭和32年に、大本を当局が弾圧した理由は、「大本が信者から集めた浄財が出口王仁三郎を通じて右翼に流れ、活動資金になっていることを断つためだった」という趣旨の手記を寄せています。

当時の右翼が唱えていた大アジア主義は大東亜共栄圏とは異なっていました。大東亜共栄圏は日本を中心にアジアが共に栄えるという経済に重点を置く考え方でしたが、大アジア主義という時は、経済というより精神、心と心のつながりを重視していたのです。欧米列強のアジア諸国への侵略に対し、アジアの諸民族は日本を盟主として団結するべきであるという考えが大アジア主義なのです。

明治30年(1897)の清朝打倒を掲げる孫文が日本へ亡命してきた時、彼をかくまったのは日本政府ではなく、宮崎滔天(とうてん)、平山周(しゅう)、平岡孝太郎、頭山満、内田良平といった当時の右翼や大陸浪人たちでした。

明治32年に機が熟したと判断した孫文は大陸に戻り、革命運動に身を投じました。この時に同行したのが堀川達吉郎であり、彼らの働きで恵州蜂起(けいしゅう)、辛亥革命、清朝崩壊へと繋がっていきました。

現在の中国は中華人民共和国と中華民国(台湾)の二つに分かれていますが、基礎を作ったのは孫文なのです。その孫文と共に闘ったのが日本の右翼たちです。大アジア主義の夢は潰えましたが、この思想の実現に向けて民族の枠を超え、心を一つに動いたのは事実でありそれぞれに様々な思惑があったにせよ、大したことでしょう。
そのバックアップをしたのが大本であり、その精神を受け継ぐのが日月神示だといいます。




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■「五族協和」を理念に建国された満州

戦前の日本の支配下にあった満蒙の地は、王道楽土、五族協和をスローガンに掲げた理想郷を目指していました。
日本人・漢人・朝鮮人・満州人・蒙古人の五つの民族が共に和すという「五族協和」のもとに、西洋の武力による支配型統治ではなく、東洋の徳による統治で平和国家を造る理念で建国されたのが満州国でした。

関東軍参謀だった石原莞爾は満州事変の首謀者として知れられていますが、彼がこの理念のもとに建国した立役者です。

石原は満蒙「独立」論者であり、日本人も国籍を離脱して満州人になるべきと主張しました。世界最終戦争論者であった石原が構想していたのは、決戦に備えるため日本と中国が力を合わせ、「東洋の合衆国」を造ることにあったのです。

満州には「五族」に限らず、ユダヤ人を大量に入植させるという計画もありました。現在のイスラエルが建国される前の1930年代、ヨーロッパで迫害を受けていたユダヤ人を満州国に受け入れ、定住させようと画策していました。

「フグ計画」として呼ばれたこのアイデアは実業家で日産コンツェルン創始者の鮎川義介が最初に提唱したと言われています。

1934年に鮎川は「ドイツ系ユダヤ人5万人の満州移住計画について」と題する論文を発表し、そこには「5万人のドイツ系ユダヤ人を満州に受け入れ、同時にユダヤ系アメリカ資本の誘致を行うことにより、満州の開発を促進させると共に、同地をソ連に対する防壁とする」という構想が書かれていました。

この構想は1938年の「五相会議」(内閣総理大臣・陸軍大臣・海軍大臣・大蔵大臣・外務大臣によって開催された会議)に諮られ、日本政府の方針として定まりました。




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■幻のフグ計画

1938年3月、ナチスの迫害から逃れてきた多くのユダヤ人がシベリア鉄道を経由し、満州里に接するオトポール駅(現在のロシア、ザバイカリスク駅)に押し寄せました。亡命先に渡るためにここを通ったのですが、満州国の外交部が入国許可を渋り、足止めをされました。零下30度という極寒の中、難民たちは野宿同然の状態、そして餓死寸前でした。
そこで立ち上がったのがハルピン特務機関長の樋口季一郎(きいちろう)少将です。彼は難民に食料と衣類・燃料を配給し、要救護者には加療を施し、出国の斡旋、満州国への入植斡旋、上海租界への移動の斡旋をも行いました。

当然、ドイツ外務省からは抗議が入り、樋口が勝手なことをしたと関東軍は査問会議を開きました。ですが、関東軍の参謀総長を務めていた東条英機により、樋口に対する罪状は不問にされました。後の東京裁判でも持ち出されることはありませんでした。

犬塚惟重大佐は、上海の日本租界の中にユダヤ難民を収容する施設、学校、病院などを作って約3万人のユダヤ人を保護しました。英米両国がユダヤ人の受け入れを拒んでいたので、ユダヤ難民の行き場は上海の共同租界、日本海軍の警備地になっていた虹口(ホンキュー)地区だけだったのです。

陸軍きってのユダヤ通である安江仙弘は満州国の「五族協和」にユダヤ人を加える構想を持っていました。「猶太人對策要項」を策定して五相会議で日本の国是にすることにも成功した人物です。

安江と犬塚が亡命ユダヤ人のために命をかけて実現しようとした流れを「フグ計画」として始動開始することになりました。

戦前の日本は人道的見地から多くのユダヤ人を救いました。リトアニア領事官に赴任していた外交官の杉原千畝(ちうね)が外務省の訓令に反して、独断でビザを大量に発給した話は有名ですが、それだけでなく日本は世界中で迫害を受けていたユダヤ難民の救出に尽力し、さらに国まで提供しようとしました。




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■東アジア共同体構想の実現へ

その後の「フグ計画」はユダヤ人迫害を推し進めるナチス・ドイツとの結びつきが強まったとして形骸化し、日独伊三国軍事同盟の締結で現実性がなくなり、日・独と欧米との戦争に突入したため完全に頓挫しました。


満州国は第二次世界大戦直前に、ソ連軍の侵攻を受けて崩壊しまい、中華人民共和国の領土となってしまいました。唯一残っているのは当時の日本が莫大な投資をして整備したインフラです。

建国の理念とされた「王道楽土」や「五族協和」は綺麗ごととされ、ソ連の南下を阻止すると同時に日本の領土を広げること、米国との戦争に備えることなどの思惑があって満州国を建てたのだという意見もあります。

振り返ってみると、当時の日本は「五族協和」や「大アジア主義」という理想を掲げ、これに共鳴して実行に移した人たちが沢山いたことが誇らしいですね。今の日本の上層部にこれほど気宇壮大な構想描き、行動に移せる人物はほぼいないでしょう。
時代の大変革期に突入している今、スケールの大きな人物が出て来る必要があるのです。

これから東アジア情勢は激変します。その動きはすでに始まっており、朝鮮半島は北朝鮮が主導する形で統一されると思われます。
中国は2~3年の間に誰もが崩壊するとわかるようになると中国共産党の幹部の方が言っています。

現在の中国は清朝末期に似ています。トランプ大統領は明らかに北朝鮮を取り込もうとしており、共産中国を崩壊に追い込み、その後はアメリカの介入が強くなり、当然ロシアも介入してくるようになります。
日本はどうなるかというと、おそらく何もできないでしょう。政府(官僚)の腐敗が進み過ぎているためです。
戦前の日本が持っていた程の、命を投げ打つ程の気概がなければ何も成し遂げられないのです。


(続く)




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以前記事にした「日月神示覚醒と実践」も参考にどうぞ(*^-^*)




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日月神示の続きだと言われている大日月地神示も最近記事化し始めました。よかったらどうぞ(*^-^*)

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