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知らないほうが……幸せかもしれない コロナワクチンの恐ろしさ⑨

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この記事は基本無料で全文読めます。100円と設定してありますが、それは読み終わった後に払ってもいいかな?って思えたらで全然OKです。読んでいただけるだけでありがたいのです。私に本代かコーヒー代のご褒美をあげるという方がいたら私が喜びます(*^-^*)

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■PCRも健康なら不必要

最近、患者さんによく質問されることは―。

質問:コロナのPCR検査を受けた方がいいですか?

答え:健康な人には必要ありません。症状が出現していて、コロナが心配なのであれば、受けてみるのもいいかもしれません。

質問:マスクはしなくちゃいけませんか?

答え:健康な人には必要ありません。もし症状が出現すれば、他人に飛沫感染させる可能性がありますので、マスクは着用してください。

厚労省のホームページにはこう書かれています。

「咳エチケット。咳やくしゃみをする際、マスクやティッシュ、ハンカチや、肘の内側などを使って、口や鼻を覆うことをお願いします」

どんなに元気な人でも、くしゃみや咳をしそうになることもあります。それは自分でわかります。そのときには口を覆ってください。それで飛沫感染を防げます。厚労省がその事実をしっかりと認めています。

「新型コロナウイルス感染症は、羅患しても約8割は軽症で経過し、治癒する例が多いことが報告されていますが、高齢者や基礎疾患をお持ちの方は重症化するリスクが高いことが報告されています」(厚労省HP)



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■自分の抗体で免疫を画策

それではワクチンの話をします―。まず、ウイルスと白血球についてです。ウイルスが私たちの身体の中に入ってくると、これに反応して、白血球が抗体を産生します。そしてウイルスの抗原に抗体が結合して、ウイルスの感染力をブロックします。これが―「抗原・抗体反応」。いわゆる自然免疫(能動免疫)です。

これは自分自身で抗体を産生して免疫の状態になることです。時間はかかりますが、免疫状態は長く続きます。

通常のワクチンの製造方法—。

これを「鶏卵法」といいます。ニワトリの卵を用います。ウイルスをニワトリの卵に植えて、これを培養して増やします。

そしてこのままでは危険ですので、弱毒化、または不活性化し、毒性をなくして、これを生ワクチンまたは不活化ワクチンとして使用します。

すなわち、ワクチンとはウイルスの感染力を極力ゼロにして、ウイルスの抗原性のみを維持させたものです。



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■ウイルス遺伝情報を注射

こうして不活化したウイルスをワクチンとして注射します。すると白血球がこれに反応して抗体をつくります。こうして自己免疫を完成するわけです。ここに本当のウイルスが侵入してくると、この抗体がウイルスを反応して、ウイルスを排除します。すでにできていた抗体が、ウイルスの抗原に結合して、その感染症をブロックします。

これが一般的に考えられているワクチンの感染症の予防効果です。

さて―。今回の新型コロナに対するワクチンです。これはDNAあるいはRNAを使う”遺伝子ワクチン”です。

2020年11月10日、NHKニュース。

「…これまでのワクチンは病原性をなくしたウイルスを接種することで免疫をつける『不活化ワクチン』と呼ばれるものが一般的でした。これに対し、ファイザー社が開発を進めているのは、『mRNA』と呼ばれる物質を使った新たな手法によるワクチンです。体内に新型コロナウイルスの”遺伝情報”を取り入れてウイルスの一部を造り、免疫を獲得することを目指しています」



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■遺伝子ワクチンの製造方法

コロナウイルスは表面のスパイク(とげ)が特徴的です。この特徴的なスパイクの部分のDNAあるいはRNAの遺伝子を作成します。

この遺伝子をヒトの筋肉に注射します。すると、この遺伝子の指示で、コロナの抗原、すなわちたんぱく質を作るようになります。このように遺伝子の指示で人間の細胞がコロナの応現(たんぱく質)を合成します。

これでまず第一段階です。そしてこの抗原たんぱく質に対して抗体が作成されます。コロナウイルスに対する防御体制(免疫)の確立です。

ここに本物のコロナウイルスが侵入してきた場合には、この抗体がコロナウイルスに結合して、コロナウイルスを非活性させます。



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■鶏卵法と遺伝子法の違い―

▼鶏卵法:不活化あるいは弱毒化したウイルス(抗原)を接種します。この抗原に反応して白血球が抗体を作ります。

▼遺伝子法:精製したウイルスのDNAないしRNAを接種します。このDNA/RNAの指示で、細胞自身がたんぱく質(抗原)を合成します。次にこの抗原に反応して、抗体がつくられます。遺伝子法では体内で抗原と抗体の両者が作られます。これが特徴的です。端的にいえば「ヒトの体内でコロナウイルスの抗原性が合成される」ということです。

どちらの方法も、抗体の作成はいずれも「人体内」です。しかし、抗原の作成は鶏卵法が「鶏卵内」なのに対して、遺伝子法は「人体内」です。

製造期間は、遺伝子法にくらべて「6~8週間」と非常に短く、製造量も非常に多いです。こんな理由から「鶏卵法は”パンデミック向き”ではない」ということで、遺伝子法が開発されつつあります。

一般的に考えられている遺伝子ワクチンの”利点”は以下の通りです。

■危険な病原体をいっさい使用せず。安全かつ短期間で製造できます。

■対象とする病原体のたんぱく質をコード化、DNA/RNAを接種することで病原体たんぱく質を体内で製造し、病原体に対する免疫を付与します。

■弱毒化ワクチン(鶏卵法)と異なり、病原を全くもたないため、安全です。

(続く)




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ワクチンに関しての専門家の内海先生の本の記事です。参考にどうぞ(*^-^*)






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PCRの権威になっている大橋先生と、医師の細川先生の対談本の記事です。ぜひ一読を(*^-^*)



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PCR検査とは何ぞや?って方にお勧めの本です。是非読んでみてください(*^-^*)



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ドイツでのコロナパンデミックの状況を描いた本の記事です。日本とほぼ変わらないのが読めばわかります。



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コロナを痛快に軽く笑い飛ばして知識を得ることができる、片岡ジョージさんの漫画を扱った記事です(*^-^*)

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