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コロナパンデミックは本当か?㉔(完)

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■政府の方針に対して経済界から批判がほとんど出なかったのは、そもそもなぜなのか?

株式の専門家として有名なディルク・ミュラー氏は、あるYoutubeビデオで、なぜ多くの経済人にとって今回のパンデミックが恵みの雨であったのか、非常に明快に説明しています。

いつも同じシナリオなので簡単に言うと、大きな方が儲けて、小さな方が撒ける…ということです。

大企業は最終的には救済されますが、中小企業や個人事業は潰されます。

財政学のシュテファン・ホンブルク教授はこれを《平時における最大の分配プログラム》と呼びます。負けるのは納税者ということです。



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■科学者たちから政府に対する批判がこれだけ少ないのは、そもそもなぜなのか?

幼稚な幻想は捨てるべきです。学問も政治に負けず劣らず腐敗しているからです。EUは新型コロナウイルスの研究のために1千万ユーロを用意しました。

このウイルスについて研究したいものは誰でも、研究費の申請が許されます。その結果、私たちはSARSCoV2について、役にも立たない情報を山のように見せられることになるのです。

このような状況化で、このウイルスは比較的害のないものだ、などと指摘することは研究者にとって、あまり得なことではないのです。



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■結論

・政府に課せられて義務とは、ドイツ国民の健康と福祉に尽くすことです。

・野党の義務とは、批判的報道を通じて一般国民に情報を提供し、真実と人間の尊厳を重んじることです。

・新聞の義務とは、批判的報道を通じて一般国民に情報を提供し、真実と人間の尊厳を重んじることです。

・《識者》(この場合は医師と科学者)の義務とは、自ら意見を述べ、客観的根拠に基づいた決定を促すことです。

・自ら義務に背いたものは誰もが、2020年コロナ危機の副次的被害の責任をともに負うべきです。



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■我々はどこへ行くのか?

責任当局も、私たちが選んだ政治家も、そのアドバイザーも、過去数年に流行したあらゆる疫病に際して、実に不名誉な役回りしか演じることができませんでした。

これはBSEに始まり、豚インフルエンザ、EHEC、そしてCOVID19に至るまでかわりません。

いつまでたっても失敗から学ぶことがありませんでした。これでは将来に物事が変わるという期待は消えます。

実際は逆なのです。豚インフルエンザの時には、国民の血税が製薬会社から無意味に配られるだけですみましたが、今回は生存が破壊され、基本法(憲法)が踏みにじられ、国民の基本的人権が実質的に剥奪されました。

言論の自由、移動の自由、移転の自由、その他多くの基本的人権が剥奪されました。憲法に妥当性の原則が定められています。

すなわち、基本的人権への国家による介入は、達成すべき目的との妥当性が担保されていなければなりません。


しかし、そのようなことは為されませんでした。あってはならないことなのです。

かつて批判的で自由なジャーナリズムが破壊され、メディアが国家の手先にされたことがありました。あれからかれこれ90年程が経過しました。

かつて言論の自由が破壊され、国論が一つにされたことがありました。あれから、かれこれ90年程が過ぎ去りました。

私たちがあの暗い時代から学んだことが一つあるとすれば、それは次のようなことです。私たちはもう二度と無関心を装い目を背けてはいけないのです。

私たちの政府が民主主義に基づく基本的人権を捨て去ろうとする時はなおさらのことです。今回の騒ぎでは、単なる普通のウイルスが訪れたに過ぎないのに、私たちが経験したことは以下の4つです。


①メディアに煽られた集団ヒステリー

②恣意的な政治的決定

③基本的人権の大幅な制限

④言論・意見表明の検閲


この危機で唯一ポジティブなことがあったとすれば、それは多くの市民たちがこれを切っ掛けに覚醒したということです。多くの人々は気づいたのです。

公共放送と政治家は目的がよからぬものであろうと、協力し合って互いに支え合うものだと。将来においては、警告を発する理性の声がもって大きくなること、政治家たちの威嚇に屈することがなくなることを心から望むばかりです。




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■終わり

呼吸器系のウイルスは世界中で主要な致死性の感染症を引き起こしており、毎年2~300万人が死亡していると推定されます。

A型インフルエンザウイルス、ライノウイルス、RSウイルス、パラインフルエンザウイルス、アデノウイルス、コロナウイルスなど多くのウイルスがその原因となっています。

今、これに新しいメンバーとして、SARSCoV2が加わりました。これは既に他の病気を1つ以上抱えた高齢者にとっては危険です。国や地域によって違いはありますが、全体的には感染者のうちの0.02%~0.4%の人々が死亡します。

これは季節性のインフルエンザとほぼ同じです。この感染症は全国的な広がりをもった感染は起こしませんでした。

SARSCoV2のアウトブレークは国家レベルの流行になったことはありません。感染者保護法の例外規定が適用されたことは、いまだに続いていますが、保証はされていません。

加えて、遅くても2020年4月中旬には疫病は終息に向かっていて、極端な制限措置があらゆる生活領域において、かつてないほどの副次的被害を引き起こしたことは明白でした。

それにも関わらず、政府はお化けのようなウイルス対策として、多くの人々が自由で民主主義的な憲法と合致しないと考える、無知による不適切な方針に固執しました。

そして、この流れでいくと、想定外の危険性を秘めた遺伝子ワクチンの人体実験が数千人規模の専門知識を持たないボランティアに対して行われることでしょう。

私たちは今、人類の遺産の崩落と破壊、啓蒙の時代の終焉を目撃しているのです。

この小著が、地球上のホモサピエンスを目覚めさせ、その名にふさわしいものとして生きるために貢献できることを祈ります。そして、この無意味な自己破壊行為ができるだけ早く終わりを迎えますように…。

(終)



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■私の感想

ドイツやヨーロッパ、アメリカの状況は日本と大差ありません。これがわかっていただければ、私は良いと思います。

私たち(日本人)だけが無意味に被害を被っているわけではない。これがわかれば、より広い視点で物事が見られるようになると思います。

するとどうなるのでしょう? 気づいた人同士が国の垣根を越えて協力できるようになるのです。これはコロナがなければなかなか起こらないことだったものではないでしょうか?

この一点に限っては良いことだと思えます。私たちは共通の詐欺によって心を一つにすることができているのですから。

これからはその共通意識をプラスの方向に変える時です。

なぜ政治家や医者、ジャーナリストが嘘をついているのか?

その構造を理解するのです。

構造が理解できたら、変えなくてはならないことが見えて来るはずです。

国や政府ではなく、私たち一人一人が主役になって、誰もが生き生きと素敵に生きていく道を一緒に目指しましょう(*^-^*)



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日本の医師たちの対談を取り上げた記事も参考にどうぞ(*^-^*)



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PCR検査に関して詳しく知りたい方はこの本がお勧めです(*^-^*)



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気軽に笑って学べるマンガはこちら。かなりおすすめです(*^-^*)


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明日からは問題作のこの本を取り扱っていこうと思います。



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