見出し画像

コロ〇パンデミックは本当か?②

+++

第一章:新型《キラーウイルス》はどれほど《危険》なのか


■これまでのコロ〇ウイルスと比べて

このウイルスが引き起こした脅威が本当はどれほどのものか、それを測定ことは、当初は不可能でした。メディアや政治家は最初から、データ取得の根本的な欠陥、特に世界保健機関(WHO)によって定められた医学的に間違った定義に基づいて、歪んだ誤解を招く画像や映像を拡散していました。

ウイルスに対するPCR検査が陽性であれば、臨床診断がどうであれ、COVID-19の症例として報告しなければいけませんでした。この定義は感染症学における基本的ルールの許しがたい違反です。

「感染」(病原体への宿主への侵入と増殖と「感染症」(感染による病気)を区別する必要性があるというルールです。COVID-19は感染者の約10%しか発生しない重篤な病気の名称であるのに、不適切な定義ゆえに、「症例」の数が急増し、このウイルスが世界中の人々の生存に関わる脅威のリストのトップに躍り出たのです。

もう一つの重大な間違いは、ウイルスに陽性反応を示した全ての死亡者が、コロ〇ウイルスの犠牲者として公式記録されたことです。

この報告のやり方は。すべての国際的医療ガイドラインに違反しています。癌で死亡した患者の死因をCOVID-19だとすることがどれほど馬鹿げたことかは言うまでもないでしょう。

相関関係は因果関係を意味するものではありません。これは世界を大惨事に追い込む仕組まれた因果関係の誤りでした。このウイルスを取り巻く真実は、噂や作り話や思い込みが混在した闇に包まれたままでした。

《新型》コロ〇ウイルスの《危険性》について発言することがは当初不可能でした。理由は信頼に足るデータの蓄積がなく、数字が任意にごちゃ混ぜにされていたからです。

当初から政治とメディアが一体となって、漠然としたミスリーディングなイメージを拡散したのです。

常在するいろいろな種類のコロ〇ウイルスとは違って、この新たな変種に対しては狙いを定めたウイルス狩りが始められました。検査結果陽性者は誰でも、感染症学では常識になっている《感染》と深刻な発症との区別なく、新規の《ケース(事例)》として登録されました。

これによってこのウイルスがまるで世界にとって大いなる脅威であるかのように事態は発展しました。なぜなら、感染者数が愚かにも発症者数と同一視され、検査による陽性率の増加に伴って急増したからです。

同様に問題なのが、死亡者のうち、このウイルスに感染していたと確認された人たち全員が、コロ〇による犠牲者として公式に登録されたという事実です。これは現在に至るまで行われていることであり、医療における指針に反することです。

最初の希望の光をもたらしたのは、3月19日に発表されたフランスの臨床研究でした。この研究では約8000人の呼吸器疾患を持った患者を、従来のコロ〇ウイルスを持っていたグループと、SARS-CoV2を持っていたグループに分けて、2か月間にわたって死亡者の記録がとられました。

結果、死亡者は2つのグループで有意な差がなく、COVID-19の危険性は過大評価されているという結論に至りました。

その後の研究で、同研究チームはフランス南東部の2018年から2019年および2019年から2020年の寒い時期の呼吸器ウイルスの診断に関する死亡率を比較しました。

結果、入院患者のうちの呼吸器ウイルス関連死亡者の割合は、2019年/2020年では、前年よりも著しく高いということはありませんでした。

ウイルス性病原体の種類としてSARS-CoV2を追加しても、呼吸器疾患患者の全体的な死亡率には影響しなかったのです。


■死亡者数について

病原体の危険度を判断するために見るべき最も簡単なことは次の二点です。

第一に、何人の人が感染したか?

第二に、感染者の何人がその病原体によって死亡したか?

まず、第一の点から見てみましょう。


■第一に、何人の人が感染したか?

私たちは3つの大きな問題に直面させられました。

問題1 ウイルス検出のPCR検査はどの程度正確なのか?

ウイルスは鼻咽頭に約2週間以上存在するので、その間に検出できる。ウイルスRNAをDNAに転写した後に、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)によって定量化します。新しいコロ〇ウイルスの最初の評価分析はドロスデン教授の指導下で開発されました。この検査は発生の最初の数か月間で世界中で使用されました。

診断用PCR検査は、通常厳格な品質評価を受け、使用前に規制当局の承認を受ける必要があります。実験室でのPCR検査では100%正しい結果が得られないため、これは重要です。

国際的な緊急性が宣言されたため、SARS-CoV2の場合、品質管理要件は基本的に保留されました。PCR検査の信頼性、特異性、感度については実際には何も知らされていなかったのです。

ドロスデン氏はツイッター上でこう言いました。

「PCR検査は、時には陽性になり、また時には陰性になる。偶然という要素がある。仮に、ある患者のPCR検査が2回続けて陰性になり、回復したとして退院しても、自宅に戻ってからのPCR検査結果が再び陽性になることも十分にあり得る。だから、再感染というにはほど遠い」

タンザニアでヤギとパパイヤがウイルス陽性であったのは驚くべきことだったのでしょうか? このPCR検査キットの信頼性に関する批判はWHOによって却下された。

PCR検査がエラーを起こしやすいことは、今や明らかです。


問題2 選択的検査か、それとも代表的検査か? 誰がPCR検査を受けたのか?

流行中に自分では気づかない感染を引き起こす病原体に感染している人の数を概算する方法は一つしかありません。できるだけ多くの住民のサンプリング検査を即時に行うことです。それ以外は証拠不足によって間違った決定につながる可能性があります。

著名な科学者たちは当初から、この感染症への対処のために、このような調査を実施して信頼できるデータを確保するように要請していましたが、無視されました。

ウイルス感染の拡大と、それに実際的に結びついた危険性という問題を追及するためには、最初から科学的に基礎づけられた調査研究を行う必要がありました。感染が発生した地域のできるだけ多くの人たちに対してPCR検査をした上で、陽性者に対して抗体検査をするべきでした。

ドイツで唯一このような正しい問題提起のもとに、体系的に調査研究を行ったのがボン大学ウイルス研究所所長のヘンドリク・シュトレーク教授です。調査結果の重要性に気づき、彼は研究全体の完了を待たずに、メディアに登場し、そしてメディアによって切り捨てられた。

彼の調査による死亡率が、別の機関(例えばWHO)が予測したものより数倍も少なかったのです。その後、彼は調査終了と同時に完全なデータを携えて、再びメディアに登場しました。

そしてまたもや切り捨てられました。このやり方と内容がいろいろな意味で攻撃対象となり、メディアにとっては格好の餌食でした。

ただ、得られたデータが語ることは明確でした。何よりもそれがメディアによるパニック・プロパガンダに真っ向から反するものだったのです。


問題3 過剰な暗数(統計に現われない実際の数)を伴うPCR検査数

私たちが絶えず報らされる新たな感染者数によって、ドイツ国内でどれだけの感染者が存在するのか、存在したかについて、何か確かなことがわかるこというものではないということを、はっきりと知っておかなければなりません。

これは問題1と問題2で述べたことからも言えますが、さらなる問題があるのです。PCR検査数が多ければ多いほど、《コロ〇感染者》は多くなる。これを《実験室パンデミック》といいます。

検出された結果が100%特定的でもなく、100%の感度だというわけでもないことを、もう一度思い起こしましょう。つまり、渡り鳥が全てとっくにいなくなっていたとしても、十分な数の検査によって未だに相当数を《見つける》ことができる。ちょうど同じことが《コロ〇感染者》についても言えるのです。

結論として、ドイツ国内の流行のどの段階でも、真の感染数について信頼できるデータはなかった。(ヘンドリク・シュトレーク教授が実施したもの以外は。)

流行がピークに達したとき、公式の数値は10倍以上の大幅な過小評価であったに違いありません。ドイツにおける4月末の減衰期に、その数も大幅な過大評価があったと考えられます。

このような不安定な公式の数値に基づいて政治的決定を行うことは、どの段階においても誤りだったのです。

(続く)


+++

参考に、以下の記事と書籍もよかったらご覧ください(*^-^*)






応援ありがとうございます(*^-^*) この応援資金で今後の活動資金に当てさせていただいて、より充実した記事の作成を頑張らせていただきたいと思います。