ガイアの法則㊶
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■人間は包括領域を肉体内に留めてしまうと、物理的宇宙の歯車にすぎない存在に終ってしまう
私は思いました。今の私のように肉体を離れれば、すべてのソウルは広大な領域を認識できるのではないでしょうか。
「そうではない。魂の包括領域は肉体の有無に関係はない。あなた方の世界はまったく次元の異なる魂が集まっている。しかし肉体を持つ以上、魂は肉体としての物質領域に左右されることになるために、ある程度均一にならされるのだ。しかしそれは本来の魂が変化するわけではない。広大な意識領域を持つ魂の場合のみ、肉体からの離脱は水を得た魚のような状況を獲得するのだ。
人間は包括領域を肉体内に留めるならば、物理的宇宙の歯車にすぎない存在に終わる。これは人間の存在意義に反することだ。逆に広大な包括領域を実現した人間は、その包括領域の進化を導く中心者となるのである」
包括領域の進化を導く中心者と聞いて、彼自身もそうしたソウルなのだろうと私は思いました。彼が私のことをことごとく自身のことのように読み取ることができるのも、そうした意識領域と関係があるのかもしれない。
「魂の包括領域の拡大は同時に時間的領域を手中に収めるのだ。かつてシュメールでは意識領域を拡大させるための場として神殿が機能していた。これによって我々は時間を超えた存在と交流を持つことができたのだ」
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■人間の存在も、物質の存在も、意識の存在もすべて奇跡的存在
彼の話を聞きながら思いました。肉体領域を存在のすべてと思い込むことで、私たちは肉体という小さな世界の中に埋没し、魂の働きを眠らせてしまってきたのではないではないでしょうか。私が今体験しているように、宇宙に意識を向け、宇宙的感覚に触れることはそれだけでも魂の拡大に通じるのはないでしょうか。
「とくに人間の意識領域が拡大へと向いやすくなるのは、あなたを包括するより広大な宇宙領域の中心に意識を向ける時だ。朝日を見れば誰でもすがすがしい気持ちになる。これは太陽系の中心はあなた自身の真の本質と等しいからだ。あなたは太陽系の中心に意識を向けることで、あなた自身の本来の光を見ることになる。
我々は前文明より受け継いだ叡智により、毎朝太陽に意識を向ける習慣を維持していた。この習慣は今日の様々な民族に受け継がれている」
私は私の祖母が毎朝朝日に手を合わせていたことを思い出しました。こうした営みこそ、本当は私たちの真の幸せに結びつく営みだったのかもしれないと、ふと思いました。
「この世界は人間の存在も、物質の存在も、意識の存在もすべては奇跡なのだ。奇跡でないものは何一つ存在しない。それゆえに私たちはすべてに対し、あなた方の言う神なる働きを認識してきた」
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■旋回スピンは空間内の全てのスピン体の運動を統括するだけでなく、波長リズムを統括する司令塔でもある
聞きながら、それまで神話的に考えていた神というものを、私は初めて納得してとらえることができた気がしました。
「銀河系の中の無数の太陽のように、宇宙は一つの巨大な小宇宙が何層ものミクロ宇宙を統括する構造を有している。時間軸に置き換えれば、これはあなた方の祖先とあなた方の関係のようなものだ。数千年も前の時代には、あなた方の時代よりもはるかに人々の数は少なかった。
その少数の人々の子孫として今の無数のあなた方がある。この初期の時代の少数の人々の意識体験のパターンは、現代の全ての人の意識のパターンに影響を与えている。逆に言えば、この少数の時代の人々の魂にいかにアクセスするかが現代の人々の意識変化に結びつく。
これと同様に、巨大宇宙はその内部に無数の小宇宙を内在させている。その内部宇宙は、それを統括するマクロ宇宙の完全なる意識下にあるのである。そしてこの原理を司る中枢が今あなたが見た旋回スピンなのだ。
旋回スピンはそのスピン空間内のすべてのスピン体の運動を統括するだけでなく、波長リズムを統括する司令塔のようなものだ。その最終結果として、各惑星の現れた意識であり、現代人が生命と呼ぶ存在の最も巨大なリズムを刻むのだ」
(続く)
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■過去記事と関連書籍の紹介
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