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医師が教える新型コロナワクチンの正体18

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■3種のワクチン

3種のワクチンの免疫学的理解について、ワクチンには大きく分けて以下の3つがあります。

①弱った病原体をそのまま打つ「生ワクチン」

②病原体は死滅して、活動しなくなったものを打つ「不活化ワクチン」

③病原体が持っている毒素だけを無害化して打つ「トキソイドワクチン」


免疫は粘膜が主たる戦場です。

例として、古い時代の戦争をイメージしてください。高い城壁をイメージした際に、粘膜は城の城壁で異民族や敵を入りにくくします。

城壁の上には敵を倒すための弓矢、投石器、油。わらなどがあります。これらの道具を使って敵を城壁に上がらせないようにするためであり、粘液、鼻毛、常在菌、くしゃみ、咳などがこれに当たります。

城の上には石を落とし、弓を射る兵士がいます。見張り台には城壁のどこかで攻められているか見張り隊がいて指示役がいます。これらと同じ役割を免疫細胞もしているのです。

城壁が高く頑丈かどうかは基礎免疫力の強さなので、皆さんの体力、栄養状態、毒の汚染、精神状態などで変わっていきます。

弱い城や砦がもろいと、異民族に簡単に攻め滅ぼされます。武器や石や弓がないと兵士がいてもほとんど意味がありません。兵士だけではだめなのです。

その防御を通り越して城内に敵が侵入してきたとき、対兵士用の特別兵士というのがマクロファージやリンパ球のイメージです。

城の中には様々な建物があり、いろいろな人が住んでいますが、それは皆さんの細胞であり臓器であり、道は血管であり神経であり中心の城は心臓や脳のイメージです。




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■ワクチンは中途半端

生ワクチンというのは、本物ウイルスが急に忍び込んできて免疫細胞と戦い始めます。敵のスパイが城にこっそりと入ってきて、対スパイ兵士と厳しい戦いをしているイメージです。

スパイなのでそこで対スパイ兵士が負けてしまうと、城に火をつけられたり一番大事なところがやられてしまいます。だから廃れたのです。

では死んだウイルス=死んだ相手が入って来るとはどんな感じかと言うと、それはまるで城の中にいりきなり防御壁や見張りも素っ飛ばして、スパイの死体がワープしてきたようなものです。

もし皆さんが城壁の兵士、見張り、住民だったらどんな反応をするでしょうか?

この場合、異民族だったり、敵の兵士だったり攻めて来るはずの人間だということがわからない可能性が高いです。いきなりワープして現れた死体ですから。服装や武器の違いから異民族だということはその後わかるかもしれません。

しかし、どんな性格でどんな兵法を使うかもわかりません。いきなり現れた死体に戸惑う人々は大騒ぎになり、警察官あたりが出ててき死体を片付けることになります。

そのときに一部の人たちはその服装や人相を覚えています。しかし、その後に本当に移民族が中国の城から攻めて来たとき、対応できるでしょうか? という話になります。

死体の情報は役に立たないのです。

こうしたことを前提として、免疫が獲得できるのは、自然に感染して体の免疫機構が戦ったからであって、それに対してワクチンは「人工的に作られたウイルスを」「途中の経路を素っ飛ばして」体内に注射することにより、中途半端な抗体だけを作ると表現したわけです。


トキソイドワクチンは無害化した毒素ですから、異民族の爆弾や使えない弓矢が突然ワープしてきたようなものです。そんなものが城の中にワープしてきて、異民族が攻めて来た時に戦えるとはとても思えません。

免疫というのは人間の体にウイルスを入れられたからと言って、獲得できるほど甘いものではありません。私たちの人体は非常に複雑で繊細なシステムになっています。

注射を打ったらそれでその中にいる死体ウイルスの、生きたウイルスが防げるとか軽くなることはないのです。

(続く)




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