ガンになりたくなければコンビニ食をやめろ!/自由診療を続ける意味②

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自由診療を行なっている吉野さんは末期のがん患者を担当する機会も多く、約1ヶ月間の内に5名もの患者の方々が亡くなるという経験もあった。

その際、患者の遺族から「(患者は)もうすぐ亡くなりますが、先生には大変お世話になりました。ありがとうございます」、患者の娘さんからは「今日、母はモルヒネを打った直後死亡しましたが、『最後に先生と会話できた』と感謝していました」あるいは、早期に患者から「おそらく私はあと数時間で死にますが、今まで治療していただきありがとうございます」というメッセージがLINEなどのSNSに寄せられてきた。

患者を救えなかったが患者やその家族の方々は吉野さんに感謝の気持ちを述べてくれていた。だから自由診療を行う場合は医師側にも患者側にも高度な倫理観が要求される。

残念ながら大半の医師にはそこまでの高い倫理観を持ち合わせていないため、保険診療を適用している。保険診療さえ行っていれば医師は安全な地位に身を置くことが可能であるし、患者側も多額の治療費を払わなくてもよい形になる。

しかし自由診療では医師側の責任もより重大なるにでわずかな医療ミスも許されない。

現在日本に住む成人ほぼ全てが医療保険料を支払っている。保険料は税金ではないが、ほぼ同じで税の様なものだ。そして不足分は税金によって補填される。要するに患者側が負担する3割を除いて、残りの7割の治療費や高額医療制度などの税金から、医師や病院に報酬が入る形になるため、現在の日本の医療従事者の大半が実質的には国家公務員に近い立場になるのである。

通常の医療関係者は医療保険下で定められた厳密なルールから逸脱すると収入が得られないから大胆な行動ができない。それに対して現実の吉野さんは完全な自由診療を行っているので、道徳観・倫理観に基づいた自由な活動を行える。その代わりに治療の全責任を負う形になる。

一般的な医療関係者は現在のコロナウイルス対策に意義を唱えることはない。何故なら無料とされるPCR検査もワクチン投与も税金からと、結局は医療保険制度下で行われているものだからだ。

自動車会社の社員が自社せ製造する自動車欠点を会社に勤務しながら告発するのは不可能であるのと同様の状態なのだ。

医師が医院を開業する際、製薬メーカーから大量の補助金を融資してもらう例がままある。スポンサーには逆らえないから指示通りにPCR検査やワクチン投与を実施してしまう。大半の医師はそれらの対策に明確な効果が存在しないという事実を把握しているにも関わらずにだ。

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