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ガイアの法則㊻

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この記事は基本無料で全文読めます。100円と設定してありますが、それは読み終わった後に払ってもいいかな?って思えたらで全然OKです。いつもご支援ありがとうございます(^-^)

また、この話は著者の千賀一生さんがエリドゥ遺跡でシュメール人の大神官とのチャネリングを通してのものです。それを考慮して読んでいただけたらなと思います。

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■スピンとは世界すべてとの相対変化を生み出す唯一の変化


私は頭の中で地球のような球体のスピンをイメージしながら考えてみました。それに合わせるかのように彼は説明を続けました。


「スピンは特定の何かから見ての相対変化ではなく、それをとりまく世界すべてとの相対変化を生み出す唯一の変化なのだ。90度スピンすれば、必ずそれをとりまく世界のすべてとの関係が90度分変化することになる。すなわち、スピンとは宇宙に対する唯一の絶対なる運動と関係の成立であり、この宇宙全体との相対関係の成立は閉じた小宇宙の発生原理を意味しているのだ」

なぜそれが宇宙の発生に繋がるというのでしょうか?

そう思いながら私は彼の話から思い出しました。それは素粒子の理解しがたい現象についてです。素粒子には実験場、スピンと見なされる現象が存在しますが、しかしそのスピンといわれるものは通常の物体ではあり得ないスピンなのです。

通常の物体は一回転で元の位置に戻ります。しかし物体を成立させる素粒子(クオークやレプトン)は、簡単に言えば二回転しないと元の位置に戻らないような現象が観測されています。この現象は彼の言うことと関係があるのかもしれないとふと思いました。


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■量子物理学とスピンとの関係性


現在あらゆる科学領域の中で最も不可思議な領域は、存在の原初を探る量子物理学の世界でしょう。科学者たちは物質の最小単位である素粒子が呈する現象の説明に窮しています。素粒子は「粒子の側面も持ち波の側面も持つ」「粒子とも言えず波とも言えない」と言います。

こうした説明はその説明自体が矛盾に思われてなりません。次々に発表される最新の学説といえどもつじつま合わせの感があります。彼の言っていることはこうした宇宙の本質に関わることのような気がしてきました。


「スピンと言えば、あなた方は最初から物体である存在の運動しかイメージできないだろうが、物体以前の世界にスピンがあると仮定するのだ。

たとえば空間を見えない空気の世界に置き換えれば、そのイメージに近づけるだろう。空気のスピン、すなわち竜巻は空間の中に固有の回転空間を作り上げるそしてそのスピンが様々な微粒物体を巻き込み、あの目に見える竜巻となる。竜巻は中心となって回転するスピン空間と比べ、その影響によって生ずる周囲の空間の流動スピンは緩やかになる」


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■空間は何もなく物質が存在であると認識している…科学もその上に成り立っているが事実は逆である


私はそのイメージを試みました。


「そしてもしも、空間がスピンする性質をあらかじめ備えているとしたら、そのスピンの成り立ちの上で生ずる決定的現象があることがわかるだろう?」


私はまったく見当がつかないでいました。


「次のようにイメージするのだ。まず空間がある。そしてその中にある空間の一部、たとえば素粒子、あるいは地球のような存在を、存在ではなく空間の領域としてイメージすればよい。それをイメージの上でスピンさせてみる。するとスピンさせる前は何もない空間であるが、スピンが始まると、何もない空間であることは変りないが、ある現象が発生することがわかるだろう」


何が発生するというのでしょうか。イメージをありありと浮かべていると、スピンする空間と外側の空間との境目の成立がイメージされてきました。


「あなたのイメージ通り、それは境界面の成立だ。空間スピンはスピンする実体とそうでない外界の、両者の相対関係によって成立する。当然スピンする実体とそうでない空間との間に境界が成立しない限りスピンは成り立たない。そしてその境界面、すなわち界で仕切られた領域世界は、絶対的自立の運動を成立させることになる。

これが宇宙が持つ自立スピンの原理、すなわち私たちが『聖なる働き』と呼ぶ物質生成の働きなのだ。この働きゆえに私たちシュメール人は円を宇宙の象徴と見なしてきたのだ。

現在あなた方は空間は何もなく、物質が存在であると認識している、あなた方の科学もその上に成り立っている。しかし、これは人間中心の宇宙観だ。宇宙主体にとらえれば、事実は逆だ。

この空間こそが、宇宙という広がりそのものであり、あなた方が存在として認識する物質は、むしろこの空間という宇宙の実体の中で生まれた異質な空間の内部に孕み続ける自らの似姿としての別空間、ないしは別空間の集合体なのだ」


何という世界観なのだろうと私は思いました。こんな世界観が私たちの世界観である現代科学にはるかに先行して存在していたのでしょうか、私たちは自身の世界観を過信しすぎているのかもしれません。

(続く)



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■過去記事と関連書籍の紹介

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