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ガイアの法則⑨
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この記事は基本無料で全文読めます。100円と設定してありますが、それは読み終わった後に払ってもいいかな?って思えたらで全然OKです。いつもご支援ありがとうございます(*^-^*)
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※このお話は、著者の千賀一生さんがエリドゥ遺跡でシュメール人の大神官とのチャネリングを通してのものです。それを考慮して読んでいただけたらなと思います。
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■文明には生と死の時の法則がある
「一口にインダスと言っても、明確に想像することは難しいだろう。いかに脈動ポイントであるかを理解してもらうために、インダス文明の時代へとあなたの意識を移行させようと思うがよいか」
何も考えないままに、私は小さな声で「はい」と答えてしまいました。彼はゆっくりと立ち上がり、私の座っている場所に歩みを進め、私の左後方に立ちました。
何が始まるのだろうかと期待と少々の不安が入り交じった気持ちで私は座っていました。私に寄り添うようにして彼は右手を私の左肩に置きました。偉大な人物の波長に触れた独特の感覚を覚えましたが、続いて少しずつ緊張が解け、次第になぜか深いリラクゼーションを感じていきました。ちょうどマッサージで体が心地よく温かくなる時のように、全身が心地よく感じられてきたので、私は彼に全てを委ねていました。
肉体から意識が離れたような感覚がありました。ふと気が付くと、私はモヘンジョダロと思われる都市の前にいました。次に目の前に展開する荘厳な建物の数々に目を見張りました。
見事なまでに美しいのです。私が見慣れた東京の雑然とした景色とは全く違います。都市の全体が芸術作品のように整然としているのです。建物はレンガ造りで、やはりシュメールのジグラットのように現代の建物にはない温かい重量感が伝わってきていました。
人々の服のセンスのよさにも驚きました、デザインも芸術的なのですが、誰の服も新品のように見えるほど清潔感があることが意外でした。これはここでの生活が物質的にも時間的にも豊かな証拠であると私は感じました。
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■精神性の高いインダスの都市
「これが都市計画というものの素晴らしさだ。インダスはあなたが知る日本諸都市のような無計画に作られた都市ではない。最初から都市全体が綿密に計算され、その設計通りに作られたのだ。それを計画したのは、インダスの最も高度な芸術性を備えた人々だ。
彼らは我々シュメールの叡智を引き継いだ人々であり、建物が人間の意識に与える影響を完全に理解し、人間の意識がより自然に働き、彼らが神と呼んだ目に見えない力がその場にいるだけで顕現される構造というものを理解していた」
私は一つの建物の中に入ってみました。中にいるだけで私の意識は、何か整然と整えられてゆくような気がします。私たちの都市というイメージには、自然世界よりも不健康なイメージがあります。ですが、ここは逆だと感じました。より健康でより高い精神性のために彼らは都市というものを計画したのではないのでしょうか。こんな家やこんな都市で生活したとしたら、私たちはきっと今よりずっと精神的にも豊かになるのではないかと思いました。
「このような意識の影響は、単に建物の構造だけでなく材質にもある。彼らはレンガを作る際にも、そうした観点に基づいて人間の意識に好影響を与える最高の材質のレンガを作ったのだ」
建物内のどこを見ても心の安らぎを覚えます。すべての形、すべての素材が深い形容しがたい安定感を感じさせるのです。
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■感覚優先の文化の結晶
建物の中には常時綺麗な水が流れ、まるで高級ホテルの水の流れる広場のミニチュアのような部屋がありました。かすかな水の音と、清浄な水によるひんやりとした空気の部屋です。私はこれが何の部屋かを聞いて度肝を抜かれました。何と、これが私たちのトイレに相当する部屋なのだと言うのです。それは私たちの知る水洗トイレとは全く発想の異なる水洗トイレだったのです。
「彼らは不浄の場となりやすいところこそ、最も清浄な場にすることを心掛けた。彼らの文化は合理性優先の今のあなた方とは対照的な感覚優先の文化だったのだ」
合理性を直接に求めるよるも、感覚的快適さを求める彼らの文化のほうが、究極的にはより合理的であるのでないのでしょうか。インダス文明に水洗トイレがあったことは私は知識としては知っていました。あんな古代に水洗トイレがあったことは、どういうことなだろうかとは思ったことはあります。
ですが、それがこんな発想によるものだとは全くの驚きです。道路も全てが整然とした並びは、どこかで観たことがあると感じられました。記憶を辿ると、それは日本のあの平安京も日本では珍しい計画都市でした。その平安京よりも、あはるか数千年も前に、これほどに発達した計画都市があったとは全くの驚きだったのです。
(続く)
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過去記事です
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『ガイアの法則』を紹介している中矢伸一さん解釈の日月神示の書籍の記事その①です。
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『ガイアの法則』を紹介している中矢伸一さん解釈の日月神示の書籍の記事その②です。
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