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コロナパンデミックは本当か?⑦

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本書はドイツでのコロナパンデミックの現状を伝えています。マスクが義務に、死者(?)が日本と比較にならない程多いと言われていますが、実は日本とあまり違いがありません。ほとんどの死者数はコロナで亡くなった方ではないのです…。

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■全国的なロックダウン

連邦制が揺れる…いくら急いでいるとはいえ、州ごとに独自の規制を決めてしまっていいのでしょうか?

3月23日に《九か条プラン》という形を取ったロックダウンという表現に落ち着き、ドイツ全土に外出制限が布告されました。それ以降は広範な接触のの禁止、公共空間における2人以上の集会の禁止が決められました。

レストラン、美容院、コスメティックサロン、マッサージサロン、タトゥーサロンなどは閉鎖しなければなりませんでした。接触制限の違反は当局の監視の下におかれ、違反行為があった場合の罰則が定められました。罰金のカタログが大急ぎで作られました…イースターが間近だというのに。

いくつかの州ではこれだけでは十分でないとして、バイエルン州、ベルリン州、ブランデンブルク州、ザールラント州、ザクセン州、ザクセン・アンハルト州では、自宅から離れた公共の空間立ち入ることは《それ相応の》理由がなければ許可すらされませんでした。

病院は空っぽで、イタリアとフランスからの感染者を問題なく受け入れることができるほどでした。



■エビデンスのないまま加速する法的な締め付け

3月25日には、連邦議会によって《感染が全国的に広がっていること》が確認され、それに伴って2日後、緊急の手続きを経て新たに作成された《全国的な感染の際の国民の保護に関する法律》が発行しました。

これに気づいた国民はほぼいませんでした。

この法律は連邦議会が《全国的な感染》を確認する限り、連邦参議院の同意がなくても、連邦保険省に対して、全国的に保健政策についての指令を出す権限を与えるものです。

すべての自己正当化がされる恐れがありました。あらゆる決定がイオアニディス教授が言うように、エビデンスがないまま行われたのです。

これがきっかけになり、私たちはメルケル首相に対して公開の手紙を提出し、いくつかの重大な質問を投げかけました。首相の個人的な返答を期待したものではなく、私たち全ての国民が一刻も早く必要な答えを得ることを希望したのです。

この手紙によって、私たちは私たちの政府に、きちんと早めに、間違った道から理性的でまともな道へ引き戻す機会を与えようとしました。

しかし、政府の方針に合わない声は全て徹底的に無視され、著名な科学者たちは信用を傷つけられ排除されました。



■ロックダウンは無意味だった

更に政府は3月末に布告を発しました。「ウイルスはさらに速度を速めて広がっている。目下感染者数は5日ごとに2倍に増えている。目標は保険システムの過剰負担を避けるために、これを少なくとも10日ごとに2倍になるように圧さえることだ」

状況をより劇的なものに見せるために、RKIの手を借りて作られた内部情報の中身がばら撒かれました。死者115万人という数字が取りさだされている…これは内務省の《専門家》が報告した、コロナウイルスの感染阻止に失敗した場合に考えられる3つのシナリオのうちの最悪のものです。

さて、3月の4週間の統計数字を見ると…私たちはPCR検査が紛らわしいことを知っているので、ここで言う数字が感染者ではなく、陽性者が出た人々の数を指していることを明記します。

RKIは3月の3週目のPCR検査数が約3倍に増え、翌週はさらに増えたという事実を指摘しませんでした。

RKIは人々に向かって真実を伝え、説明する義務を感じていないのだろうかと、誰もが思うはずです。

実際、疫病感染は3月末には《峠を越えた》のです。このことは、4月15日の疫学日報第17号に発表されたRKIのR-曲線(実効再生産曲線)ではっきりと読み取れます。

①疫病感染が3月の初旬・中旬にピークを迎え、ロックダウンを行った3月23日にはピークはすでに終わっていた。

②ロックダウンは意味がなかった。

③それ以前の措置も無駄だった。

政府の政策は疫病対策としては全くの無意味だったのです。


■ロックダウン延長に根拠なし

我が国の病院施設の過剰負担の危険性はありませんでした。感染者の指数関数的増加は起きておらず、病院にも数千ものベッドが空いていました。COVID-19の患者の巨大な波は全くなかったのです。

政府が取った政策が効果的であったのではなく、対策措置以前に終息していたのです。

政府の政策は以下のお粗末な結果を残しました。

・生死に関わる手術以外の延期

・病院の稼働率が30%強まで低下

・医師たちの勤務時間の大幅な短縮



■ロックダウンの延長

4月15日、ドイツはロックダウンを延長しました。ソーシャルディスタンスと接触制限は5月31日まで延長されました。公共の空間での距離は1.5メートルと定められました。公共空間においては、家族のみと過ごすことしか許されませんでした。教会でのミサなどは禁止され、大きなイベントは8月31日まで原則禁止となりました。

店舗は800㎡を上限として営業が許されました。


■マスク着用の義務

インフルエンザあるいはCOVID-19の感染を減らすために、健康な人も医療関係者でない人々もマスクを着用するべきだ、などということに何の科学的根拠もありません。どうしたらこんなバカなことができるのでしょうか…とだれっもが問いたくなる有様でした。

①無症状の人間が咳もせず熱もないのに病気を他人に移すという科学的な証拠は存在しない。

②普通のマスクは咳をしたときに出るウイルスの侵入を防ぐことができない。

③マスクが感染防御に役立たないことは周知の通り。

④医療用マスクのフィルター効果は極めて低いこと。

⑤手術用の綿製マスクには、微細な有機物が浸透する危険性が高い。

コロナウイルスのサイズ160㎚(ナノメートル)に対して、コットン製のマスクの穴のサイズは0.3㎚です。ウイルスは開いた窓のようにマスクを通り抜けます。

連邦政府によるマスク着用の推奨のおかげで、多くの高齢者はマスクがウイルスを防いでくれて役立つものだと信じていました。

しかし事実は逆で、特に肺疾患患者、心臓の弱い人、さらに不安症やパニック障害に陥っている患者にとって、マスク着用は深刻な健康上のリスクを伴うのです。WHOでさえ、公共空間でのマスクの常用には意味がないと説明しています。

(続く)


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日本の医師たちによる対談本の記事です。参考にどうぞ(*^-^*)


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PCR検査について知りたいからはこちらの本がお勧めです(*^-^*)






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