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医師が教える新型コロナワクチンの正体19

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■サイトカインストームとは何か?

副作用ではなくワクチンについてだけ副反応という言い方をするのもおかしなことですが、ワクチンは怖くないという印象操作をする目的があるのかもしれません。

ここで知ってほしいことは新型コロナウイルスの重症化をもたらしている「サイトカインストーム」という現象だということです。

これは私たちの免疫が病原菌から体を守るために活動した結果、つくり出させる現象です。「サイトカイン」とは、免疫細胞などがつくり出す炎症物質の総称で、これが感染細胞から放出されるとSOSの信号となります。

白血球はそのSOSを察知して、感染細胞の現場まで駆けつけます。サイトカインは白血球を活性化することで、サイトカインを放出するように促進します。この一連の仕組みが制御不能となって、免疫システムが暴走してサイトカインが過剰に血中に放出されることで、ウイルスだけではなく、自分の細胞も攻撃してしまう状態を「サイトカインストーム」と言います。

サイトカインストームが注目される理由は、SARS-CoV2がサイトカインストームによって、重症化しやすいと指摘されているからです。




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■サイトカインストームが起こる理由

サイトカインストームが起こるのはどうしてでしょうか。ウイルスが入って来る度に自分の身体を過剰に攻撃していたら、人間は全滅してしまいます。本来、免疫が身体を守るシステムなのだとすれば、サイトカインストームが起こること自体がおかしいのです。

しかし現実として起こっているのは確かです。なぜ自然や生物の摂理に反して起こるのか、ということを考えないといけません。

生物の摂理に逆らってまでサイトカインストームをもたらすもの、それは人間の余計な治療や免疫を考慮しない行為なのです。具体的に言えば、ワクチンやステロイド、解熱剤などの対処によって起こります。

前述のアスピリンで死亡率が激増した理由は、不用意に発熱という免疫を下げ、免疫細胞の異常な頑張りを引き起こしてしまったからです。このアスピリン以外にもサイトカインストームを起こす薬剤はたくさんあります。

サイトカインストームの多くは医原病なのです。基礎疾患がなければウイルス疾患でなかなか重症化することはありません。人間が余計なことをするから、症状が悪化することが多いのです。




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■ADE=抗体依存性感染増強という問題

ADE(抗体依存性感染増強)は、ワクチンが作った抗体によって、免疫細胞などのウイルス感染が促進されてしまうことであり、感染した免疫細胞が暴走して、症状を悪化させてしまう現象のことです。

感染症にかかりたくなくてワクチンを打つのに、逆にそのせいで感染症にかかりやすくなってしまったり、かかった場合に重症化してしまうのです。

新型コロナウイルスが広がる前に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)とMERS(中東呼吸器症候群)のワクチン研究で、フェレットなどの哺乳動物にワクチンを投与したあと、ウイルスに感染させると症状が重症化した報告があります。

猫コロナウイルス感染症でも、ワクチンによる抗体を持ったネコが、再びウイルスに感染すると、かえって重症化するという研究報告もあるのです。

猫コロナウイルス感染症の研究に取り組む、北里大学の高野友美准教授は、そのメカニズムについて「ワクチンによる抗体と結合したウイルスが抗体の一部分を認識する受容体を介して、マクロファージに感染します。すると、マクロファージは症状を悪化させる因子を過剰に放出し、結果的に症状が悪化します。抗体の量が中途半端であると起こりやすいと考えられていますが、どのような条件で起きるのかはよくわかっていない」と説明しています。

これはまさにサイトカインストームに近いメカニズムで、ADE自体が医原病であることがわかります。


(続く)



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細川医師と大橋先生の対談本の記事です。参考にどうぞ(*^-^*)



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PCRについて詳細を知りたい方はこちらお勧めです(*^-^*)



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ドイツでのコロナパンデミックの状況を詳細に描いた書籍の記事です。日本との比較にどうそ(*^-^*)




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コロナを笑いで痛快に描くジョージさんの漫画の記事です(*^-^*)


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