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コロナパンデミックは本当か?⑰
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本書はドイツでのコロナパンデミックの現状を伝えています。マスクが義務に、死者(?)が日本と比較にならない程多いと言われていますが、実は日本とあまり違いがありません。ほとんどの死者数はコロナで亡くなった方ではないのです。
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■これは交差免疫を意味するのだろうか?
コロナウイルスの変異は非常に小さなステップを踏みながら進行します。タイプAのウイルスに対する感染阻止抗体とリンパ球は、これにきわめて類似した変異体Aaに対してもすこぶる有効です。
もし変異体Bに遭遇すると再び風邪をひいて咳をするかもしれないが、その時の免疫はA、Aa、BそしてBbをもカバーするように広がっているのです。
免疫システムのカバーをする範囲はこの新たな感染とともに拡大します。そしてメモリーT細胞が記憶する。
誰でも幼稚園での最初の年のことは覚えています。ああ、もう二度と嫌だ。あの頃はいつも風邪をひいて鼻水を出して、咳と熱に悩まされました。
子どもは冬中風邪をひいているものです! しかし幸運なことに、2年目には良くなり、さらに3年目には風邪を引くのは1度か2度くらいで済みます。小学校に通い出す頃にはウイルスと戦うための土台がしっかりと出来上がっています。
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■《コロナウイルスに対する免疫》とは実際何を意味するのか?
《免疫》とは全く感染しないことを意味するのでしょうか?
答えはノーです。それは感染しても重篤化しないことを意味するのです。
生体防御は抗体による感染阻止だけでなく、むしろ《火を消す》ことによって成り立つのです。
新たな変異ウイルスが現れた時には、これに感染する人がいるかもしれません。しかしすぐに火が消されるので、重篤な症状にはなりません。
稀に重篤化する場合がありますが、それは攻撃と防御のバランスが攻撃する側のウイルスに有利な時です。でも既住症がない場合には、バランスが元に戻ります。ウイルスは克服されるのです。
通常ウイルスが《ラクダにとっての最後の一本の藁になる(たとえ僅かでも限度を越せば取り返しにつかないことになる、という意味の諺)》のは、既に何らかの病気を持っている人たちの場合です。
これがコロナウイルス感染が緩やかであり、あるいは無症状でさえあったりする理由で、そしてどんな《新たな》ウイルス感染でも第二波やもっと深刻な波の襲来がない理由です。
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■例年のコロナウイルスの流行が夏に終わる理由
なぜ例年のコロナウイルスの流行は夏に終わるのでしょうか?
北ヨーロッパの人々の50%以上は日照時間の少ない冬の期間にビタミンD不足になります。
多分夏には野外での活動が多くなることが、感染が終わる単純かつ重要な理由なのでしょう。太陽を浴びることでビタミンDを補充しているのです。
(続く)
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日本の医師たちの対談を取り上げた記事も参考にどうぞ(*^-^*)
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PCR検査に関して詳しく知りたい方はこの本がお勧めです(*^-^*)
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気軽に笑って学べるマンガはこちら。かなりおすすめです(*^-^*)
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