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ガイアの法則㊺

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この記事は基本無料で全文読めます。100円と設定してありますが、それは読み終わった後に払ってもいいかな?って思えたらで全然OKです。いつもご支援ありがとうございます(^-^)

また、この話は著者の千賀一生さんがエリドゥ遺跡でシュメール人の大神官とのチャネリングを通してのものです。それを考慮して読んでいただけたらなと思います。

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■スピンは愛そのもの


そう感じると同時に私はふと思いました。なぜスピンなのでしょう。彼の声が聞こえてきます。


「宇宙においては、スピンそのものが愛なのだ! それゆえ、すべはスピンから始まるのだ」


スピンが愛? 今私が感じたその通りの言葉ではありましたが、しかし改めて理性でとらえようとすると、スピンが愛であるとは理解しがたい言葉に思われました。


「ではあなたに与えなければならない叡智の最終段階に入るとしよう」


私に与えなければならない叡智の最終段階? 今まで驚きの連続であった私にとって、まだこの先にそれ以上に彼が伝えなければならない世界があるなどとは、想像もしていませんでした。


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■全てはスピンから始まる


「あなた方現代人はスピンを物質の運動としてのみ認知しているが、宇宙におけるスピンとは、この宇宙が行う無から有への発動であり、その発動は固有の時間と固有の空間の形成現象に等しい。

私たちは文明を開始した当初、宇宙スピンに関するすべての叡智を保持していた。しかし、後の歴史の経緯によってその叡智は失われた。ゆえにその叡智の一端をもう一度あなたに授ける必要がある。

地球を見るのだ。宇宙空間をゆっくり漂い回転するこの雄大な姿。この姿は宇宙の運行そのものを凝縮しているのだ。宇宙の星々も、太陽系も、銀河系も、すべてはこうしてスピンしている。原子も物質の最小単位と言われる素粒子も、ことごとくこうしてスピンしているのだ。

宇宙は循環だ。春夏秋冬は繰り返され、すべての時には循環がある。この終わりのない循環が宇宙の秩序であり、宇宙の恒久性の所以だ。時を定める時計のように地球は太陽のまわりを回転し、空間を確保するコンパスのようにほかの星々も太陽を軸に円を描く。

この宇宙のすべてはスピンを基軸に展開するのだ。ことごとくがこうしてスピンに終結されるのは、それが単なる運動ではないからだ」


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■スピン以外、宇宙には絶対的基準は存在しない


確かに宇宙のあらゆる存在はスピンしています。スピンと関らない存在はこの宇宙には存在しないのかもしれません。私たちの肉体も本質はすべて原子であり素粒子なのだから、常にスピンによって肉体は保たれています。そのことにどんな意味があるというのでしょうか。


「シュメールでは、円は宇宙を象徴し、円の回転、すなわちスピンは『聖なる働き』と呼ばれていた。なぜそれが聖なる働きなのか、その理由を説明しよう。

目の前をある物体が左から右に1メートル移動したとしよう。これは一見誰からも1メートルのようだが、例えば、太陽からこれを見れば、地球自体が動いているがゆえ、その移動は1メートルどころではない。

このように、あなた方も、運動と呼ばれるものが何かと何かとの相対関係の変化であり、すべての運動が、何かとの相対関係でしか表すことのできないことを知っている。この宇宙には絶対的基準が存在しないため、人間が感じているような絶対的な運動というものは存在せず、すべては特定の何かとの相対変化を運動量として認知しているにすぎないのだ。

だが、たった一つ、例外があることを知らねばならない。それこそが、我々が『聖なる働き』と呼ぶ運動なのだ。このスピンなる運動には、ほかの運動とは全く異なる宇宙的性質がある」


(続く)



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■過去記事と関連書籍の紹介

過去記事


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ガイアの法則II

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