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医師が教える新型コロナワクチンの正体22

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■ウイルスベクターワクチンの「ヤバさ」

ウイルスベクターワクチンはアストラゼネカ(英国)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(米国)などが開発している新型コロナウイルスワクチンです。ウイルスベクターワクチンは、人体に無害とされる改変ウイルスを「運び屋」(ベクター)とした、新型コロナウイルスの遺伝子をヒトの細胞へと運ぶワクチンとなります。

アストラゼネカは本当に無害かどうかはわからないウイルスを使い、SARS-CoV2の既存の遺伝仕組み換えチンパンジーアデノウイルスベクター(ChAdOx1)を基盤(運び屋)として、それにSARS-CoV2スパイクたんぱく質(COVID19ウイルスの突起部分のこと)の遺伝物質を導入したワクチンです。

ベクターはエボラウイルスワクチンで主に使われています。

SARS-CoV2はmACE2レセプターを介して、スパイクたんぱく質を使っています。そのスパイクたんぱく質の遺伝子を組み込んだ、ウイルスベクターワクチンが開発されています。

遺伝子を組み込んでいるところなどは、mRNAワクチンと若干似ていますが、ベクターワクチンは人体がベクターそのものに対する防御反応を有してしまう可能性があります。

ベクターであるアデノウイルスやレトロウイルスに対して免疫形成し、人体から弾かれてしまうということです。実際にメルク社のウイルスベクター技術を使ったエイズワクチンは、この理由から2007年に臨床試験が打ち切られました。




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■チンパンジーのウイルスを使用?

世界の製薬会社はウイルスベクターワクチンが効かないと言われる問題に対応するため、「ミキシング・アンド・マッチング」として知られる、異なるワクチンを組み合わせる研究をしています。

アストラゼネカは、英オックスフォード大学と共同開発したチンパンジーアデノウイルスベクターワクチンと、ヒトのアデノウイルスをベースとするガマレヤ研究所の「スプートニクV」を組み合わせた臨床試験を行っています。

また、英国の研究グループは、政府の資金提供を受け、アストラゼネカのワクチンとファイザーのmRNAワクチンの組み合わせをテストしています。

ガマレヤ研究所は2種類の異なるウイルスベクターを使用し、アストラゼネカとオックスフォード大学は人間に対してこれまで使われることのなかったチンパンジーのウイルスを使っているのです。

ここでもSARS-CoV2の存在の曖昧さを思い出してほしいのですが、なぜこのような新しい技術とチンパンジーウイルスを未知のウイルス対策に使うのでしょうか?

ウイルスベクターワクチンもmRNAワクチンに考え方は近いですが、脂質ナノ粒子の役割を別のウイルスで行うワクチンだと思っていいです。

個人的には、ファイザーのmRNAワクチンより、ウイルスベクターワクチンの方が効果がないうえに、危険性が高いのではと危惧しています。

(続く)




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細川医師と大橋先生の対談本の記事です。参考にどうぞ(*^-^*)


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PCRについて詳細を知りたい方はこちらお勧めです(*^-^*)



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ドイツでのコロナパンデミックの状況を詳細に描いた書籍の記事です。日本との比較にどうそ(*^-^*)



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コロナを笑いで痛快に描くジョージさんの漫画の記事です(*^-^*)



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