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コロナパンデミックは本当か?㉑

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■公共メディアの機能不全

民主主義が機能している社会においては、メディアは以下のような基本的な役割を果たさなければなりません。一般市民に対して真実を報道し、批判と議論によってオピニオン形成に貢献し、「第4の権力として」不偏不党と独理性を守り、政府の行動を監視しなければならないのです。

私たちがコロナウイルス・パンデミックで経験したことは、まさにこれと背う反対のことでした。

特に全ての公共放送は政府の忠実な代弁者となりました。主要な新聞も同様でした。真実への敬意、人間の尊厳の保護、公共の奉仕…。

これらのプレスコードが完全に消えてしまったのです。それも全世界的に。



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■真実の情報はどこにあったのか?

これらの情報について、批判的な議論がどこでなされたのでしょうか?

私たちは毎日、朝から夜までおぞましい映像と恐るべき数字を見せつけられ続けました。

権威筋が…やれドロスデン氏が、やれヴィーラ氏が、やれシュパーン氏が、やれメルケル首相が…警告を発したと、ひっきりなしに聞かされています。

誰か、彼らの警告が正しいのかどうか、疑問を持ち検証した人間がいたでしょうか?

国民に怖がる必要のないと説くのではなく、むしろ恐怖心を煽ることが唯一のメッセージでした。数百万人の死者を予測する報道がなされても、それがモデル上の計算に過ぎないことは全く報道されない。

この数字をはじき出した(英国の責任者であった)N・ファーガン氏がこれまで何度も間違った予測を立てたことへ言及は全くありませんでした。

同様にメディアは、RKIによる数字が何に由来するものなのか、それらが何を意味し、何を意味しないのかについて問うべきでしたが、数字がそのまま何の批判もなく、ただ国民の不安を煽ることに終始したのです。



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■オープンな議論はどこにあったか?

常に同じ《専門家》の顔ぶれ…といってもドイツには2つの顔しかありません。政府の意向に十分に沿う専門家というわけか? 

なぜ政府のアドバイザーと批判者たちを集めた会議でオープンな会議をしないのか?

片やドロスデン氏とヴィーラ氏、片やバクティ氏とヴォダーク氏の円卓会議がなぜ開かれないのか。残念なことに、政府が彼らを遠ざけているのです。

ロックダウンをしないスウェーデンの方針がスウェーデンの専門家から批判されている、との報道がすくなからずありました。

しかし、ロックダウンを行ったドイツ政府の方針が自国の多くの科学者や医師たちから同様に強く批判されていることは、公共放送で話題にされることはほとんどありませんでした。

ヴォダーク氏の他にも免疫学者のシュテファン・ホッケルツ教授は早くから、ロックダウンのような措置は完全に行き過ぎだと指摘していました。

また、心理学のクリストフ・バントナー教授も繰り返しコロナに対するロックダウン措置には何ら科学的な裏付けはない、と主張してきました。

ジンスハイムのNHO病院のボード・シフマン博士は、本来ジャーナリストが果たすべき仕事を行っています。ほぼ毎日、彼は疲れを知らないエネルギーと持続力でYouTubeビデオで人々に現状について情報を伝え、公式の数字やその誤りについて説明しています。

ドイツ国内での多くの批判的な声とともに、世界中で沢山の声が挙がっています。その声はドイツ国民に届いたのでしょうか?

そのことについて単に無視したまま報じないのは、戦略としては単純で、成功しそうに思えます。しかし、啓発された民主主義社会では、そんなジャーナリズムに居場所はないはずです。

政府に同調する《システム・ジャーナリズム》と言われるものは、専門家たちには見破られています。メディア学者の音フリード・ヤレン教授は、ドイツ放送で次のような批判を行っています。

「何週間も前から同じ顔ぶれの専門家たちが、《危機管理専門家》と称して、メディアに顔を出している。しかし、誰が何の専門家で、誰がどんな役割を担っているか、一切説明がない。しかも専門家同士の議論というものがなく、それぞれが自説を主張するだけだ」


(続く)



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日本の医師たちの対談を取り上げた記事も参考にどうぞ(*^-^*)


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