ガイアの法則㊹
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■地球はこれからが真の創造へと向かう収穫の時
私は途方もない幸福感に満たされていることに気付きました。星々に感じる私のいとおしさは、私自身が完璧な愛の存在でもあるかのようでした。これが意識というものの本来の感覚なのでしょうか。
その意識の中で、ふと私は地球のことを意識しました。一瞬ではありますが、地球社会の現実が私の脳裏に展開しました。無数の企業が利益をあげることに血眼になり、あるものは成功し、あるものはつぶれ、愛に満たされることを求める人々の姿が、まるでもがきのように感じられ、まさに「未完成」に見え、私はこうした中にいたのだと思わず我に返りました。
「地球は今、相対性の作用が極みに達し、反転したばかりのリズムにある。創造原理において相対作用は不可欠なのだ。あなたの目には地球は苦悩の星に見えるだろうが、地球はこれからが真の創造へと向かう収穫の時なのだ」
彼の言葉によって、私の意識はまるで我が子を見るような思いで地球を意識し始めました。何度も倒れる経験を通して歩くことを学んでゆく我が子をいたわりながら見るような、まるでそれは私の中に眠っていた巨大な母性愛の目覚めのような感覚でもありました。私にもこんな大きな愛が最初からあったのでしょうか。人間とは何と奥深い存在なのでしょう。
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■惑星意識とはその星で誕生したすべての意識を見守り続ける、いわば守護者なのです
そんな感慨に包まれていると、私の目の前の宇宙空間に一つの光体が現れました。何だろうかと見ていると、空間に響き渡るような透き通った声が聞こえて来ました。
「私はこの星の惑星意識。あなたは私の子、私が産み落とした意識体。私はあなたの成長を今も見守り続けている」
何ということでしょうか、この星の意識が直接私に語りかけてきたのでしょうか? その声が響き終わると同時に、その光体も私の前から消えました。男性とも女性ともつかない、愛そのものの響きと言っても過言ではない厳かでやわらかい響きでした。
「惑星意識はその星で誕生したすべての意識を見守り続ける、いわば守護者のような存在だ。ちょうど今のあなたの意識が宇宙のどこにでも意識を合わせられるように、星々の意識は自らが産み落とした意識体を永遠に意識の内で育み続けるのだ。
それと同時に、あなたはあなたの肉体が生まれた地球という惑星の意識にも育まれている。生命とはこうして星々の意識に育まれることによって、より宇宙的な意識へと成長してゆく惑星意識の分身なのだ。そして惑星意識はさらに巨大な意識の分身でもある」
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■星は生きている愛のそのものの存在
私たちはありのままで途方もない愛に抱かれた存在なのです。そんな実感が彼の言葉を聞きながら湧きおこってきました。
「星々はいわば生命にとっての愛の揺りかごなのだ。たとえあなたの肉体が消滅しようとも、あなたの意識はその揺りかごからこぼれ落ちることはない」
この時、私には自身の目からこぼれ落ちる涙の温かさがあたかも惑星意識の流した私への涙であるかのように感じられました。
「あなたもいずれ、こうした星々の意識に共動して活動する意識体となる時が必ず来る」
彼のサポートした意識の解除は元に戻されたようで、私の眼前からはあの白色の星は消えました。ですが私の中にはあのゆったりとスピンする地球や白色の星が生きていて、大きな愛で私たちを包んでいるという実感が、強烈な感覚となって続いていました。
星は生きているのです。愛の存在なのです。
その愛の証であり、愛ゆえの悦びの舞いがスピンなのです。
(続く)
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■過去記事と関連書籍の紹介
過去記事
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