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ガイアの法則⑦

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※このお話は、著者の千賀一生さんがエリドゥ遺跡でシュメール人の大神官とのチャネリングを通してのものです。それを考慮して読んでいただけたらなと思います。

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■スピンする人類史



しかし彼の話には、何か大きな真実めいたものがどうしても感じられ、その法則を詳しく知りたい衝動に駆られてきました。

「この法則を理解するためには、まず人類の歴史に地球と呼ばれるこの星の命のリズムが働いていることを理解する必要がある。」

人類の歴史に命のリズムが働いている?

「あなたが知る知識の中に、すでにこの法則を解くヒントはある。それはある歴史上の人物の語った言葉だ」

私が知る知識?
私の全てを見抜いているかのような彼に、私は怖いほどのものを感じました。いったい私は今、何を体験しているのでしょうか。

私が今、通常の次元にいないことはわかっています。ですが、彼の存在はあまりにもリアルなのです。いったい誰なのでしょうか。人類史に言及した人物を振り返ってみましたが、すぐには浮かびませんでした。

しばらく考えて思い付いたのはヘーゲルの言葉でした。彼は「世界史は東から西に向かって進む」と言っています。私は彼のこの言葉があまりに奇妙であったため、印象深かったことを思い出しました。

「東から西に向かって進む」ということが、もしかして偶然ではないということなのでしょうか。私の思いに応えるかのうに彼は言いました。

「これは地図上では東から西への移動に見えるが、実際の地球においてはこの現象に西回りに回転するスピンなのだ。このスピンが単なる偶然の現象ではなく正確な法則である証は、東から西へとスピンする、その時間と空間の関係にある。そこには、我々が【聖なるリズム】と呼んだ規則正しい地球のバイオリズムが潜んでいる」

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■歴史の焦点の行き着く先


規則正しい地球のバイオリズム? 私はそれをもっと詳しく知りたいと思いました。

「近年、世界の中でも最も優勢な立場にあった国から、人類の歴史を振り返ってみるがいい」

私は頭の中で考えてみました。近年まで最も優勢な立場にあった国はアメリカでした。そうだ、このアメリカの歴史を遡ってみると、イギリスからスタートしていると言ってもいいのでしょうか。アメリカの繁栄以前には、このアメリカの東にあるイギリスが、世界の先端にある優勢な文明でした。

確かに東に戻ることになります。ではイギリス以前はどうなのでしょうか。そう、その東のヨーロッパが強い勢力だったことは間違いありません。ではイギリス以前はどうだったでしょうか。

確かにこれもそのさらに東のギリシア文明に遡ります。では、ギリシア文明以前は? そう、さらに東に位置する聖書の舞台ともなったエジプトやメソポタミアです。

歴史の焦点は確かにヘーゲルが言うように辿れば辿る程、東へと行き着くのです。これが偶然の結果ではないと彼は言いたいのでしょうか。

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■人類の歴史はある意味物理現象といえる?

私は頭の中で考えてみました。そういえば、この流れの速度は一定の速度のような気がします。

「その通りだ。これは常に一定する速度のスピンなのだ。正確には、1611年間に、経度にして22.5度【聖なるリズム】の焦点は西側にスピンするのだ」

これを聞いた瞬間、私の頭の中は真っ白になりました。あまりにも精密な数値を掲示されてからです。そんな厳密な法則で人類の歴史は動いているというのでしょうか。

「この現象の謎を解くには、先にも言ったように、これがスピンリズムだという点を理解する必要がある。説明は少しずつ進めてゆくことにするが、宇宙の天体やミクロ宇宙の全てがスピンであるように、あなたにはまだ信じがたいだろうが、これはある意味で物理現象なのだ」

物理現象? そんなことがあっていいのでしょうか。彼も言ったように、私は全く信じられませんでした。本当なのだろうかと…。意思というものを持つはずの人類の歴史が物理現象などとは、常識から考えたらどんでもなくあり得ないことなのです。

(続く)

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過去記事です👇

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『ガイアの法則』を紹介している中矢伸一さん解釈の日月神示の書籍の記事その①です。

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『ガイアの法則』を紹介している中矢伸一さん解釈の日月神示の書籍の記事その②です。

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