見出し画像

コロナパンデミックは本当か?⑱

+++

本書はドイツでのコロナパンデミックの現状を伝えています。マスクが義務に、死者(?)が日本と比較にならない程多いと言われていますが、実は日本とあまり違いがありません。ほとんどの死者数はコロナで亡くなった方ではないのです。

+++

■SARS-CoV2の場合も同じパターンが期待できるだろうか?

SARS-CoV19PCR検査結果が陽性となった人たちの85~90%が罹患しませんでした。一番考えられることは、ウイルスの増殖を抑えるのに間に合うタイミングで彼らのリンパ球が火を消したということです。

このウイルスは新型で誰でも感染させることができたのです。

しかし、このウイルスを交差反応により認知するリンパ球の存在のおかげで、集団免疫がすでに広がっていたのです。



+++

■ウイルスに曝露されていない人のリンパ球がSARS-CoV2を交差反応により認知するという証拠はあるか?

証拠は既に存在します。最近のドイツにおける研究で2007年~2019年の間に採取された185人の血液から得られたリンパ球が、SARS-CoV2を交差認知するかどうかについて検証されました。

肯定的な結果は70~80%にもなり、これはヘルパーリンパ球にもキラーリンパ球にも当てはまりました。米国で20人の曝露されていない血液提供者から得たリンパ球を調べた研究で、同様に新型ウイルスと交差反応するリンパ球の存在が報告されています。

さらにスウェーデンの研究所では、無症状あるいは軽い症状のSARS-CoV2感染者においても、強いT細胞の免疫応答が誘発されることが分かりました。

私たちは初感染にも関わらずこのような強力なT細胞の免疫反応が起こったということは、いわゆる反応性T細胞によるブースター効果によるものと考えています。



+++

■交差免疫がリンパ球によってSARS-CoV2に媒介的に働くという考えは検証され得るか?

私たちはリンパ球による集団免疫という概念を、ウイルス感染に対する宿主の免疫という確立された概念に、最新の科学的データを取り込んで確立しました。

実際にこの概念を検証することは可能です。最近の研究でカニクイザルをSARS-CoV2に感染させることに成功しました。しかし、発病したサルは1匹もいませんでした。2匹のサルの肺にわずかな傷が見られましたが、これはウイルスの活発な生産が起こったという事実の確認になりました。

重要なのは健康な人間に見られたことが、サルにも起こっているとわかったことです。カニクイザルでの実験を、リンパ球を除去した動物で行えば、集団免疫が本当にこの細胞に依存しているかどうかがはっきりするでしょう。



+++

■ワクチン接種、するべきか、せざるべきか、それが問題だ

天然痘、ジフテリア、破傷風、ポリオなどの恐ろしい病気に対するワクチンの開発は、医学の歴史に大きな転換をもたらしました。その後数多くのさらなる病気に対するワクチンが開発され、それらは予防医学の標準的なレパートリーになっています。

現在喫煙の問題として浮かび上がってきたのが、コロナウイルス危機を終わらせるために全人類へのワクチン・プログラムが必要かどうか、ということです。

これは極めて重要な問題であり、以下の3つの点についてグローバルな合意を得るために緊急に議論する必要があります。

①ワクチンの開発はどのような場合に求められるのか? 私たちの答えは次のとおりです。それは感染が健康な人々に定期的な重篤な病気を発症させたり深刻な後遺症を残したりする場合です。そして、今回のSARSCoV2はそれに該当しない。

②大規模なワクチン接種はどのような場合に不必要か? 私たちの提案は次のとおりです。人口の大部分が既に十分な危険な病気から護られている場合には、大規模なワクチン接種は不必要です。

③ワクチン接種が失敗するのは以下の場合です。世界中で人と動物と共生しているウイルスが継続的に変更する場合や、感染の広がっている最中に人々が大量の数のウイルスに曝露されている場合には、ワクチン接種は失敗する。

著者たちの見解では、グローバルなワクチン接種プログラムは無意味であると結論付けています。仮に何らかの利点があるとしても、リスクの方が遥かに大きいことは、初めから明らかなのです。

(続く)



+++

日本の医師たちの対談を取り上げた記事も参考にどうぞ(*^-^*)


+++

PCR検査に関して詳しく知りたい方はこの本がお勧めです(*^-^*)


+++

気軽に笑って学べるマンガはこちら。かなりおすすめです(*^-^*)























応援ありがとうございます(*^-^*) この応援資金で今後の活動資金に当てさせていただいて、より充実した記事の作成を頑張らせていただきたいと思います。