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#粘膜免疫
医師が教える新型コロナワクチンの正体18
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■3種のワクチン3種のワクチンの免疫学的理解について、ワクチンには大きく分けて以下の3つがあります。
①弱った病原体をそのまま打つ「生ワクチン」
②病原体は死滅して、活動しなくなったものを打つ「不活化ワクチン」
③病原体が持っている毒素だけを無害化して打つ「トキソイドワクチン」
免疫は粘膜が主たる戦場です。
例として、古い時代の戦争をイメージしてください。高い城壁をイメージした
医師が教える新型コロナワクチンの正体17
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■ワクチンが効かない免疫学的理由 コロナ編免疫やウイルス対策における主戦場は粘膜です。免疫としては鼻毛にさえその機能があり、鼻水。鼻や口内の常在菌、ムチンなどの免疫物質を含む免疫、咳、くしゃみ、下痢、発熱など、すべてが免疫機構であり、それらのほうがワクチンより圧倒的に病気を防いでいます。
ワクチンは感染経路を素っ飛ばします。
コロナウイルスのような気道の感染症の場合、鼻や喉が第一関門
医師が教える新型コロナワクチンの正体16
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■私たちが持っている免疫とは何かここでは人が本来持っている病原菌に対処する免疫について考えてみたいと思います。
生物は自分の体内に病原菌や自分以外の物質が入ってきたとき、または自分の細胞ががん化して異常な細胞になったときに、それを認識してやっつけることで、自分の体を病気から守ることができる多くの仕組みを持っています。
これが免疫です。細菌のような単細胞生物でも、ウイルス感染を防ぐ仕組