新しい時代のリサーチホスピタルのあり方を考える(1)診療・治療・看護等のデジタル化

現状、AIリサーチホスピタルをテーマに多くの大学・研究機関で附属病院のリサーチホスピタル化に取り組まれているようですが、そのほとんどが医療情報・診療情報の研究2次利用を中心としたAI開発やビッグデータの集積とデータシェアリング機能の構築のように見受けられます。(間違っていたらごめんなさい!)

個人的には、もっと現場の課題に即した解決を実践する場(取り敢えずやってみる場)が必要のように思います。データサイエンスは非常に重要ですが、もっとモノづくりやコトづくりで解決できる課題がたくさんあると思います。

特に、患者不在のイノベーション志向になっては本末転倒になるとも思います。患者やその家族が中心にいて、どうやって診療・治療・看護を提供するのがよりより医療につながるのか、そうした取り組みを実際にやってみて検証する場(病院)が必要になると考えています。

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