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ノリコ✕誤断

渋谷の再開発に興味がある方はいるだろうか。
ぼくは、まったくしっくりこない。
色々な高層ビルがズドンズドンと建ち、天空回廊で橋渡しするというものなのだが、もうなんだが空が見えない。歩道もなんだか息苦しい。

渋谷の街はとんとご無沙汰です。って方、同意です( ;∀;)

はじめに

出先で久しぶりにノリコと険悪になった。
最近は平和に過ごし帰宅していたものだが、ぼくだけ足早に帰路についた。

嫌だ

「お茶でも一服」等と言ったばかりであったが、性分が抑えられない。

ぼくが嫌だと感じることに、価値と対価の差がある。
特に定価と言われる価格に対し、供給不足をいいことに、数倍の値段で販売する商品は悪と判断し、断固購入することはない。
もちろん需要があるのからこそ成立している構図ではあるが、子供商品との位置づけにある物にまで及ぶとなると、他の生活手段を選択していただきたいと切に願う。

間違った選択

息子はシリーズ化しているポケモンカードのあるシリーズカードを誕生日プレゼントに考えていたらしい。
心弾ませながら、ポケモンセンターに出かけてみたものの、人気商品であったため、売り切れであった。
その後も場所を変えてみたものの、残念な結果となってしまった。

ノリコがおもむろにネット画面を見せつけ、「これを買っていいか」と聞いてくる。1万円相当である。誕生日プレゼントと考えればギリギリのラインではあるが、どうもその後の行動が胡散臭い。
適正な価格であれば買ってもいい、とは言ったものの、息子に決済ボタンを押すよう促してみたり、心の迷いが見て取れる。

ネットで定価を確認すると、三千数百円相当であった。

最後に

子供を思う気持ちは理解できる。
日頃から、買い占めやら、高額転売に不服を持っていることも知っている。
だから無性に腹立たしかったのだと思う。
「お金があれば買えるじゃん、我慢することないじゃん」
この感覚は、息子に大きく影響することだと思う。
ノリコには、冷水を浴び、ことの重大さを考えて欲しいものである。

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