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またしても“魔界”で購入

自分で勝手に呼んでる”魔界”にまた行ってしまった・・・
昔、学生時代は”ヨドバシ村”とか言っていた記憶のある
新宿西口あたり、今の私”Niko爺”にとっては”魔界”なのだ。

東京でカメラを買うなら海外からの観光客もやってくる銀座の一流の写真店がまず安心で中古から新品、外国製品からクラシックものまでそろう
そしてNikonのカメラを買うなら一番目立つ数寄屋橋交差点のニコンハウスがあった憧れのレンズやらをショーウインドウ越しに眺めまくるのが最大の楽しみだった、残念ながら令和二年八月二十日で閉店してしまったが。
(スキヤカメラの本店は銀座4-3-7でしっかり営業なさっているが)

しかし、皆クオリティーとお値段が・・で敷居の高い銀座である
そこで中古ファンの私は中野のフジヤカメラさんや新宿に行くのだ

ジャンクのフィルター類やらを小銭で買うくらいの
”観てるだけぇ〜〜見てるだけ〜”つもりが、つい
魔界に”ツェーまん”を財布に入れて行ってしまったのだ

「パーツ取りもできるじゃないか、一回呑みに行ったとおもえば・・」とか
自分に散々言い訳を心の中でつぶやきながら
ボディだけ、ファインダー無セルフタイマー欠損ジャンクすれすれ品の
NikonFを    また買ってしまった・・・

帰宅してシリアルナンバーをニヤニヤと調べる至福のひととき
1964年12月から65年5月間製造の個体、
まず出生地はこの時代だから日本光学大井製作所第一工場に間違いない
自分の1号機よりも父の遺品のFTn付きよりも御老体かぁ〜
大先輩ようこそ〜と

聴いた話だと最近のブームになってるフィルム中古カメラを扱う店は
秋葉原にあるとか?電気街のイメージが抜けないうちに
オタク文化の聖地の様に変貌していった秋葉原
さっぱりいってないのでわからない、これ以上”魔界”が増えないように
検索はしないことにしようと心に決めたところだ。


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