まずは憑依させて検索する。
「通販サイトやるからマーケティング全般的によろしくね!」
極端ですが。なんの経験もないあなたが、そんなことを言われることがあるかもしれません。
世にある書籍はとてもわかりやすく書いてあるものも多いですが、一旦小難しい話は置いといて、まず何をやるべきか。
「買いたい人の気持ちを憑依させて、とにかく検索」しましょう。
例えば、売り出す商品が新しい掃除機だとします。
これを買ってくれる人って
どんな人で、どんな問題を解決したくて、どんなタイミングで買うんだろう。を考えてその人になりきってみます。
そしてスマホを取り出して検索。
googleでもsafariでもなんでもいいです。
ようはその人がよく使うものです。
あなたは、これまでの人生で「モノを買うこと」についてはプロです。自信を持って思う通りにやってみましょう。
うちの嫁の気持ちを憑依させてなりきってみます。小さい子供が二人います。
掃除機を持ってない家庭はきっとないから、
今の掃除機に不満があるんでしょうね。
昼寝中の子供が起きちゃうほどうるさいのか?
吸引力が落ちてきて、掃除に時間がかかるのか?
取り回しに疲れるほどサイズがでかいのか?
一念発起して、掃除機を新調しようとなったとき、なんて検索するんでしょうね?
掃除機 静か
吸引力 落ちない → (おや?このキーワードは、、)
掃除機 小さい ランキング
とか?
調べてみて、あなたの商品は出てきましたか?
出ないですよね?
じゃあ、
誰に憑依させたときに、どんなページが、どんなタイトルで何番目に表示されましたか。
調べた語句ごとに
出てきたページのurl、順番、タイトル、スクリーンショットなど、エクセルにまとめましょう。これで立派な報告資料です。
この時点で、これから何をすべきか見えてくる方も多いかもしれません。
具体的な話はまた次回。
ちなみになぜ、検索から始めるの?でいうと、
単純にいちばん、人とwebとの接点としてボリュームが大きいからです。
一旦小難しい話は無しにしましょう。