見出し画像

#夢の続きを 30 MissingPeace 平野成人の目線から①


Missing Peace 
Text By Naruhito Hirano(Guitarist&Leader)


 ←このMark在るところは 浅岡の合いの手です。
  
  文中での ヤツ=浅岡雄也 だとおもいます(´Д` )イェァ




  では、お楽しみください。



〜〜〜〜〜



演れて良かったBAND
自分が携わった音楽活動の中では
今でも一番好きかも。

                   2021/01/04 平野成人


■浅岡と平野の出逢い。1986年位。


進学で上京した高校の同級生と組んだBANDは大学生
(他のメンバー)の遊び優先主義に翻弄されてた。

※Blue、というBOOWYみたいなやつだったねえ。

そんな時ある詐欺イベント?で ヤツ(浅岡)と出会う。
ヤツはオレのエフェクターが目当てで声かけてきた。

※コチラは「とんかつひで」で出演。場所はよみうりらんどEAST。
※Effecterが完全布袋仕様だったから( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ\/ \/ \

でも 運命ぽさ も感じた。

あとホントに数秒ヤツが叫んで呼んでくれなければ帰ってたとこ。

乗った車のドア閉める寸前。

※あれがなければ総てが変わっていたよ。
男優:大島丈も居ないし、FIELD OF VIEWもなかった。

連絡先を交換して なんとなくやる事にして他のメンバー探しと楽曲制作。

※先ずはDEMOに歌入れたり。DEMOは何処かにあるけど公開できねえw


長野の田舎で年上絶対の中で生きてきた自分にとって
二歳年下との初めての横並びでの諸々作業。

熱量の多さが嬉しくて
結局は今でも年齢など考える事は無い。

※当時18歳か19歳だね。


中学生からBANDを組んで活動してきたヤツと
ハタチ辺りで突然のBAND熱に浮かされてその気になった自分では
全てに圧倒的な差があった。

当時はその差にすら気付かない程
何の根拠も無い自信だけが自分には溢れていた。


時か進むと徐々にその差があったことに気づかされる様になる。

※中学からバンド活動、ってことはなかったかなあ(笑 サなんかなかった。


〜〜〜〜





■M-P初期(新宿アンティノック/大宮フリークス時代)




メンバーが決まりデモ制作して。
そのデモをライブハウスに送る。

色々なハコにバンバン送ってくれる
ヤツに頼りきりで

音楽に関する事にはマメに動く。
それ以外はメチャクチャな男。

多分お互いに自分の方がマトモだと思ってた。

※圧倒的に金がなかったね(笑 でも今はその時期が在って良かった( ´ ▽ ` )

ライブハウスに出始めると 案外アンテナ張れてる自分に気付く。

やがて 飽くまで自分の想いを伝えようとするヤツ
多くの人に好きになって貰う為に必要な事を主張する自分
との間で屁理屈合戦が開戦する。

※ただただ、若かった。馬鹿だった。情熱しかなかった。

この戦いは屁理屈に勝る自分に分があったのかな。

※フワッとさせてくれてるけど、勝ち負けでなく 若さ、馬鹿さが総てだね

ライブハウスでチラホラと良い評価を貰えるようになった頃。
BANDの進む方向でヤツと自分はまた屁理屈合戦を開戦。
ハコ叩き上げが理想の自分と 動員数を上げる為にホコ天を推すヤツ。

※ 既に「時間がない!」って思ってたんだよ。


ホコ天始めました。

動員少しづつ増えました。
やって正解!ホコ天戦は自分の敗戦。

次はイカ天。

コレに関してはイカ天が始まる前に
ヤツが某ハコでの番組出演推薦を取りつけてきたが
番組の様子見することにした。

あっという間に大ブームに!

出演BANDがイカ天BANDと括られるようになった。
更なる動員を狙うヤツはイカ天出演を推す。

ちょっとづつ無責任な大人からの情報が入るようになったり
イカ天BANDと括られるのがイヤだった自分との間で緊張勃発!

※利用出来るモノは総てヤル!と言うだけの話だったんだけどね(笑

(イカ天出演の)落とし所は「演奏収録はやる」として
生放送の当日は出ない
という
今となっては訳わからん抵抗をしてみた。

※でないの?なんで? まぁいいか〜くらいなオモイでした(笑

ヤツとドラマーが出てるのを家で観てた。
ベーシストもお家で観てたんだろな。
完奏してました。

ヨシダケン氏のコメントにはウケた。
ヤツはなんとか賞を頂戴した。

※イカ天本番で「可愛いで賞」湯川れい子先生に頂いた。


そんで動員増えました!

自分脳はヤレることは全部ヤルべしに変換。

※動員は確か3人くらい増えただけですw しょぼかったよねw


■ここ迄で音の方向性でぶつかった記憶はないな。
ライブやイベントなんかも増えて
ライブやってるのが当たり前になってきた。

この頃からかな。
ヤツの後姿を見て演奏することに安心感みたいなものがあって
ヤツが前にいるから自分はもっとデタラメやっても良いって。
何気に安定したリズム隊のお陰でもあり。

※デタラメでもいいけど、Guitarは上手くなって欲しかったなあ(笑

波に乗ってる感アリ。

※雰囲気だけはねw

売れたいけど守りたいモノは捨てない
売れる為に妥協点を探る
売れたら良いな 付いてくよ
とにかく売れたい その後は…

※好きな音楽をやるために!と思ってたけど、俺ら甘すぎたよねwww

事務所に所属してからは
各メンバーの思考は自分からは
こんな風に感じてた。
給料が出た!
ギリギリ生活が出来るくらいだが
他と比べると恵まれてた。

その給料が石◯マネージャーのお家でゲームをすると何故かなくなってた。
週4日はリハスタに6時間入った。
(当時の)自分らの経済力では到底ムリ。
やはり恵まれていた。


■環境に甘えてたのは否めない

毎週のホコ天舞台は大型トレーラー
凄いプレミアを体感。
それも事務所の狙いかな…勝手に解釈。
同じ所属の他アーティストより確実にM-Pはウケてた。

ホコ天イカ天BAND全盛
演奏よりビジュアル
縦ノリビートPOP
時代が味方してくれてた。

「超絶テクなBANDを(上手いダケ)」と評価するほど…

何となく自惚れ。

やがて苦い想いをすることになるのを知らずに。


■レコード会社が決まる!※1990年頃?


その直前に信頼していたマネージャーが退社。
更に「時代に乗ってガンガンいけ!」と
推してくれてたディレクター的な人も去っていった。


後に聞くことになるのだがお二人共
大社長様のやり方に疑念不信があった為に退社。


なんか不安。

※Oさん、お元気だろうか?あの当時29とかだよ?凄くねえ?

新しいマネージャーは自分とタメ歳だがハ◯かけていた。
大社長が全権を委ねると宣言した(※E君?)

新プロデューサーはリハスタでオレに
「縦ノリ音楽は全くわからないから」
と笑顔で告げた。(Kさん?)

不安感は増大…
縦ノリの我々以外 デビュー日が決まっていく。(EZ.Rocks.Tanabeね)

最初の話じゃウチが一番だったんじゃん! 
実力はそっちのけで不満タラタラ。
この辺から中途半端に会社の顔色を伺いつつの迷走が始まる。
縦ノリ卒業。で、どーする?
洋楽ぽいの。 ダークなの。
自分の中で妥協出来るモノを探しながらまずは会社に提示。
やってみればって言われたモノを
メンバーにゴリ推し。

※やりたいこと、よりREC会社の意向に振り回されてたけど、コチラが悪い

会社を納得させないと先に進めないと考えた自分のやり方は
他のメンバーからはダークサイドに堕ちた会社の犬に見えたのでは。

※あの時は俺も「誰が味方で本当のこと誰が言ってるか」なぞだったよw
要は「納得させるモノ」創れなかった 俺らの実力/努力不足。

当然はねっかえりが出てくる。
ヤツがリハスタに来ない。
電話しても出ない。
音楽どうのではなく
思い切りキラワレタ。

※嫌っては居ないね(笑 何も信じられなくなってたねえw 面倒で。

この辺、どうコンタクトして
どんな屁理屈で説得してBANDに戻らせたのか
全く記憶がない。

※俺も記憶ありません(笑

ヤツが戻って新路線のリハが続いて
ワンマンライブ!
ファンが減ったよ。

※これ、フォーバレー2DAYSあと位? アイドル共和国 デタあたり?

何度も会社に相談した。
その度に昔からのファンが減る事は気にするなと諭される。
自分自身の立ち位置が分からなくなり
ただ曲を作る事だけで自分を納得させていた。
前路線と新路線が入り乱れたライブを繰り返し最早、
新路線が融合しかけてきた頃だったと思う。

※縦ノリ激しい系 + Darknessゴスロリ路線  無理があるよな(笑




■デビューが決まったとの連絡。





リハスタに会社(の犬)がタイアップ取れたからとデモテープを持って来た。
「コレ聴いて覚えろ」

※そこまで偉そうだったっけ?w

SHOCK!SHOCK!
電撃的SHOCK!


仮歌のサビ。

メンバー的にも電撃的SHOCK!

※ 後の SHELLDANCE だな(笑 PANDORA。

コレやるの?
自分達の作品じゃないし…

※それでも「歌えるからいいや!」て何も考えてないよねえwww

自分達の曲ではダメなのか。
何の為に沢山の妥協してやってきたんだろうか。
こんなデビュー全く嬉しくない。

※謎だったね、そこも「なんでやるのか」が(笑



■自分達の曲をやらせてくれ!
            会社に何度も話に行った。



確かヤツとオレは別々に呼び出されて
全く違う話をされた。
浅岡は納得したと。

※Member間で違う話されてたんだね、会社から。

ヤツの家にメンバー集まって話す。
ヤツはそんな話はしてなかった。
丁度そこに会社からの電話。
ヤツへの工作の電話。

途中で自分が代わる。
話がおかしいことを問い詰める。
すると…
「逆らうなら音楽出来なくするぞ」
こんな事ほざくお方って。
こっちもほざいて電話を切る。
その後掛かってきた電話とか
自分だけ呼び出されて説得なのか説教か…説教だっただろう。

※全く覚えてないです(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!

後日

(会社への)不信感しかないメンバーに (会社から) 最後通告。
やるなら「文句無しで逆らうな」

やらないならクビ!
それを言っちゃおしまいよ!
みたいなこと沢山言われたな。
メンバーで出した結論は


ヤケクソだがヤル。



どんな形になるにしてもBANDを守るって皆で決めた。
なんだかんだあっても皆BANDを大事にしてたんだな。


■ココからPANDRAがスタート!





※これ、続くの?(´Д` )イェァ?


※平野さん、なかなか気を良くして書く!とw


〜〜〜


※さて、全文無料公開ですが
気に入ったら投げ銭してみるのもアリです( ´ ▽ ` )ノ

強制はしたくないのでオヌヌメもしませんが
モチベーション上がったりして良い効果あります、

俺様に(笑


〜〜〜

(´Д` )イェァ

ここから先は

0字

¥ 250