休職日記 vol.2

今回は、私が休職に至ってしまった要因について、内省のためにも綴ってみようと思う。

※社会人2年目のペーペーにしてこのような状況に追い込まれてしまったメンタル弱弱人間の言い訳記録なので、「甘えだ~」「もっと辛い人はいるよ」といったコメントは控えて頂けますと幸いです。

※書き終えた文章を再読して、あまりにも意見が偏ってる。自分が被害者ぶってるなとは思いました。まじでやばいねこの精神状態。
でもこう思った瞬間があったのも事実なので、賛否両論あると思いますが一旦このまま残しておきます。不快な気持ちになられた方がいたら申し訳ありません。

1.合わない業務内容

私は、配属希望面談の際に「そんなに緊張しなくていいよ~」
「○○さんは、誰かと一緒にチームプレーっていうよりか、1人でコツコツと進める仕事のが向いてそうだね~」と言われてしまうくらい、内向的で人見知りな人間である。
1対1で話す場合はまだマシなのだが、「複数人のグループ内で発言する」ということが全くできず、誰かが気づいて意見を引き出してくれるまでずーっと貝のように黙り続けてしまう。今思えば幼少の頃からそんな特性があった。
にも関わらず、配属されたのは、ざっくり言ってしまえば「チームで他部署と連携し、とにかく行動して意見を集めながら課題を解決しましょう」という部署。
しかも、私以外が全員男性かつゴリゴリの体育会系、もしくは定年間近の方々という。
もちろん、全てが自分に合う職場なんて存在しないのは分かっているのだが、にしてもあまりにも合わないと絶望した配属初日を今でもよく覚えている。だからといって配属を変えてもらえるわけでもないのが社会人の現実で。思えば配属されてからの1年弱、ずっと無理をして過ごしてきたような気がする。
し、何より自分が目指したい将来像が部署にはどう探してもなかったり、
今辛いことに耐えてもそれが何かの役に立つはず、とはどうしても思えなかったのがずっと辛かったのかもしれない。

2.愚痴をこぼせない環境

まずはじめに。何度も言ってますが、全てに満足てきて楽しくハッピーに働ける職場なんて存在しない。それは分かっています。自分の時間を切り売りして、お金を得るために多少嫌なことでもやるのが労働だ、と理解はしています(甘いしキャパは小さいかもですが)

ただ、私の場合は周囲の同期とあまりにも仕事内容が違う、尚且つ(学生時代の友人に恵まれすぎてあくまでそれと比較するとですが)良い同期に恵まれなかった中で寮生活を続けていたことが大きなストレッサーになっていた、と振り返っていて思います。

同期の「残業今月多いんだよね~」「在宅使いにくくてさ~」「上司が清潔感なくて嫌なんだよね~」といった愚痴や
「月初は忙しくて辛いんだけどさ、その時頑張ってた分をフレックス使って今日はほぼ半休にしてリフレッシュした!」「今日のランチの時にみんなで話しててね!」「今度同期の○○君とのごはんセッティングしてもらったんだ!」といった小さなエピソードを気軽に聞けるのが寮生活のメリットですが、
正直置かれた環境が自分にとっては200%苦痛だったため、どんな愚痴を聞いても(え、私よりは良くない?)と思ってしまってさらに病む。ハッピーエピソードを聞いた日には(同じ給料でなんでこんなに違うんかいな。楽しすぎじゃない?)と悪い感想しか思い浮かばず、

自然と同期との接触機会を避ける

寮内での居心地が悪くなる

リラックスできる場所がなくなる。愚痴をこぼすこともできずさらに病む

の負のループを無限疾走していました。

心に余裕があれば、みんな違った大変さがあるし、自慢するってことは何か満たされてないんだろうし、私の知らないところでの話ばかりするのは、
相手の気持ちが分かってなくてしょうもない子だなあ子供かよ、いつか苦労するよ って流せるのですが、一度ループに入るとダメなんですよね。
結局、もうすべてが嫌だ無理だの敗走ルートに突っ込んでしまったわけです。余裕がなくなると視野が極端に狭くなるのは自分の悪い癖なので、今後改善していかないとまた同じことに陥っちゃうぞ――と大反省しています。


3.変に我慢強い自分

・女性が部署内に自分一人
→女性ならではの悩みが相談できない、他部署の同期が当たり前に活用している、合理的な選択肢として存在する休暇制度も利用できない

・何を言っても知らんふりの先輩社員 に伴って増え続ける残業
→具体的に「この操作が分かりません」「これが終わりません」「だからこの部分を教えてください/手伝ってもらえませんか」と伝えても、生返事で返してくるだけの先輩社員(あくまでチームでの仕事のため、「上司」ではないことも今思えば厄介だった。何がフラット組織やねん。給料多く貰ってるんだから可能な範囲で教えろよ。手伝えよ。って思っても言えないんですよね・・・チーム内で私が一番マジメに残業してたぞ。ぺちゃくちゃしゃべって手伝わない残業消費おじさんたち、本当にうざかった。)

で、分からないけど教えてももらえないから他部署の人に聞いたりとか調べたりとかして何とか終わらせるんですけど、死ぬほど時間かかるんですよねこれが。休職に至る前の週には(世間的にはそんなに多くないんだろうけど)
慣れない車で事故らず出社するために7時前には出社して駐車場で仮眠。毎日3.5時間くらいの残業をしても終わる目途が立たず21時ごろにしゃーなし帰寮。でも次の日のことを考えて不安で眠れず寝不足。みたいな日々を繰り返してました。クソが。そりゃ体調崩すわな。仮に人間関係が良かったとしても私のキャパじゃ無理だった冷静に。

・寮に住んでいるのにも関わらず、日々1時間半以上かかる通勤
→自分の意志でこの土地に住んでいるわけでもないのに(ものすごく電車の便が悪いところに寮がありました)車運転したことないですって言ってる社員に対して毎日車があることが前提の場所に出社させるのはなかなかのもんだと思う。関西民の謎の意地で、少ない電車とバスのダイヤ表を駆使して行き続けてたけども、この生活はおかしいだろ、ってずっと思ってました正直。

・学歴、男女差別
→正直これが一番きつかった。
学歴がある=仕事ができるじゃないことぐらい100も分かってるだろうに、
質問すると「大卒でしょ~? わかるでしょこれくらい」
報告会の際は「女の子が報告したら怒られないよ~。きついこと言われたら泣けばいいじゃん。うまくいかなかった内容代わりに話してよ」
めんどくさい仕事を押し付けようとするときは「新入社員だし、勉強になるじゃん。失敗しても○○さんなら女の子だし怒られないよ~」

いつの時代やねん。てかハラスメントって気づかんの?気づいてやってる?

学歴いじりに関しては、私が一般的な大卒と比較してポンコツだったことには変わりないし、100%悪意で言われてないこともまあ冷静になれば理解できます。(でも、そんなことを言われるまでは、学歴とか本当に関係なく純粋にチームメンバーの人たちを尊敬していたから、ああどんだけ頑張ってもこの人たちと私は仲間になれないんだなあという所が辛かった)

でもねえ、女だから怒られない。泣けば許されるとかに関しては、まじで許せなかったんですよね。
泣いても許されないし(報告会の場がものすごい空気になるのは分かっていたから死んでも泣かないぞと言う強い意志を持って臨んでいた)
仮に泣いて許されるんだとしたら、それは正当に評価されてないということだし、泣くキャラになってたのも腹が立つし(たまに仕事が辛くて職場で泣いてたから、辛いと泣くキャラみたいになってたんですが、冷静に考えて、新卒2年目が辛くて泣く職場っておかしくないですか?いじる前に話聞くとかしろよクソが。って今なら思います。)女性がいたらいたで人間関係が大変という悩みもあるんでしょうが、少なくともいないから楽、という職場ではなかった。


→最終的には、ハラスメントのところを主に伝えて上司に相談したのですが、その頃にはもう部署を変えたとて仕事内容を変えたとて全てが辛い!耐えられない!という状態になってしまってました。
もう少し前の段階で伝えれば、他人にどう思われようと限界を迎える前に異動して病むことなく転職活動に励めたのかもしれないなと思うと、耐えすぎることには何の意味もないんだろうなあ、と思います。
今辛い環境にいる方へ。なるべく早く逃げましょう。あなたは我慢強くて真面目で素晴らしいですが、「耐える努力」が報われることはほとんどありません。他人に何と思われようと、自分を一番大切にしましょう。