コミュニケーションロボットによる残薬問題の解決〜ライフスタイルサポートを実現するデバイスとは?
日常的に服薬をする方は多いものの調剤後の服薬/投与は、患者さん個人、患者さんのご家族、またはケアギバー(介護者)に依存しており、医療従事者が実際の投与状況を把握することは難しい状態です。2007年の日本薬剤師会の調査によると、在宅75歳以上での残薬総額は年間およそ475億円に上ると推計されています。
その社会課題を解決すべく、中外製薬、セコム医療システム、セコム、ユカイ工学の4社でデバイス活用による残薬減と健康寿命向上の取り組みを行いました。デジタルによる服薬管理を一般化さ