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世界観のために諦めない 第1部「チームBANK流のプロダクト開発」CXO Night #5

場とデザイン - CXO Night #5に参加してきました!

構成は第1部「チームBANK流のプロダクト開発」と第2部に「場とデザイン」に分かれています。今回は第1部についてレポートします。

第1部「チームBANK流のプロダクト開発」
・河原 香奈子 / 株式会社バンク
・岡田 麻里 / 株式会社バンク
・モデレート 広野 萌 / FOLIO

新規サービス開発における流れ、光本さんとのコミュニケーションについて 

BANKでは、まずCEOの仮説を基にデザイナーがモックを作成するそうです。

そのスピードは最短で1日。まずはコア体験の部分のみを作り、やるやらも含めて議論します。CASHの場合は「写真を撮ったらアプリの中にお金が振り込まれる」といった本当にコアな部分からスタートしたそうです。

TOPが持っているビジョンを明確な形にする事がデザイナーの役割に求められているのかもしれません。 

CASH,TRAVELNOWのリリース前の仮説

旅行は人生における冒険、財産であるが、課題になるのはお金と時間と複雑さになります。そこを解決する事がサービスのミッションになっていたのかもしれません。

デザイナーであることの強みは?

具体的に形にできる事が強みである。空中戦の議論になる時は10分ぐらいで目に見える「モノ」をその場で作る時もあるそうです。また、お話の中にあったのが河原さんは事業という側面からプロダクトを見ています。ユーザーの声に対して機能の取捨選択の判断が出来るのは、中長期的な視点で捉えているからではないでしょうか。

理想と現実のバランスの取り方は?

諦めない事

岡田さんが即答されていました。
成し遂げたい世界観があるので、制約はあれど諦めず最後まで自分たちが作りたい世界を作る努力を惜しまないようにするそうです。そうした中でもちろん他者との折衝も出てきます。

それでもユーザー体験を第1に優先します。業界慣習的な思考を取っ払いゼロベースで本当にそれでいいのか?と思考し、行動に移していく重要性を感じました。

また、サービスを作る上で、競合サービスを見過ぎない事も大事にしているそうです。見過ぎてしまうと「こうしなくてはいけない」という思い込みに繋がってしまうためです。

どういう人がチームに入ってほしいか?

そもそも新しい事をやろうとしているので、上手く行かない事もカオスも、楽しめる人とおっしゃっていました。

BANKの行動指針
狂ったようなことをしよう
全ては実験
全力で働く

PMの役割は?

みんなの真ん中に自然といつもいる人。PMは事業を成功させるために何でもやる人であり、環境作りも仕事の内に含まれます。

コミュニケーションで気を付けている事
・出来るだけ同じ目線に立つようにする
・何を言うにしても見えるモノを一緒にSlackに貼る
・議論にエンジニアを巻き込みながらやっている。


性善説に基づくBANKのプロダクト開発

まず、スピード重視出してしまうと、リリースを見た方が色々声を掛けて下さるようになることがメリットだそうです。

また、BANKではプロダクトポリシーをホワイトボードに貼っており、常にみなさんが見える環境にしているとのこと。ビジョンや世界観を共有するための工夫なんでしょうね。

第1部はここまでになります。

河原 さん、岡田 さん、広野 さん素敵なお話をありがとうございました!

第2部は後日UPします。



最後まで読んでいただきありがとうございました! いただいたサポートは今後のnoteに活かすために使いたいと思います。 他のクリエイターさんへの支援や、書籍の購入に使い優しい世界を広めて行きたいです。