無題

いつからだろう 
人を色で見分けるようになったのは
どうしてだろう 
他人の目に溺れてしまうのは
暗闇が向ける人差し指
突き出すよ親指は下向きに

人生勝ち負けだけじゃないよ
そう言う人は既に勝者
錆びれた盾に折れた剣
あなたなら勝つことはできますか?

間違っちゃいないその選択
誰が決めたんだ君の正解
悩んで迷って苦しんで
やっと見つけた一つの才
自分の反対は皆敵かい?
磨けよ君だけの最適解

いつからだろう
人の期待に期待しなくなったのは
どうしてだろう
過去の栄光に縋ってしまうのは
必死に叫んだSOS
明日の空も雨のようです

ある日父が僕に言った 
「お前は俺の誇りだ」
だんだんと小さくなる背中
その日はもう近いのかな

止まってちゃだめ進まなきゃ
残された時間はあとわずか
焦って急いで駆け込んで
光を求めた僕の世界
周りの声は聞こえてるかい?
磨くよ僕だけの最適解

間違っちゃいないその選択
僕が決めたんだこれが正解
笑って誇って前を向いて
伝えたいんだまだ間に合うかな
そっちの空は青いのかい?
今行くよ暗闇は通り過ぎた

※フィクションです

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