「詠畫屏風詩二十四句」の蛇足

このnoteの構成
１．「詠畫屏風詩二十四首」の原文を一首ずつ載せる（https://ctext.org/wiki.pl?if=gb&chapter=566075 からコピペ）
２．10秒で訳したガバガバ一行意訳を書く

1首目
浮橋翠蓋擁　平旦雍門開
石崇迎客至　山濤載妓來
水紋恒獨轉　風花直亂迴
誰能惜紅袖　寧用捧金杯
きれいな庭園にはいにしえの有名人も来そうだし自然も豊かだし折角だから贅沢に遊んじゃいたいよネ！

2首目
停車小苑外　下渚長橋前
澁菱迎擁楫　平荷直蓋船
殘絲繞折藕　芰葉映低蓮
遥望芙蓉影　只言水底然
舟に乗ってみたら菱とか蓮とかがたくさん浮かんでてきれいだったよ！

3首目
昨夜鳥聲春　驚聞動四鄰
今朝梅樹下　定有詠花人
流星浮酒泛　粟瑱繞杯脣
何勞一片雨　喚作陽臺神
すっかり春だし外でやる宴は楽しいね！

４首目
逍遥遊桂苑　寂絶到桃源
狹石分花逕　長橋映水門
管聲驚百鳥　人衣香一園
定知歡未足　横琴坐石根
ふらふらしてたらまたきれいなところに辿り着いたよ、音楽が鳴るともっと楽しいね！

5首目
三春冠蓋聚　八節管絃遊
石險松横植　巖懸澗竪流
小橋飛斷岸　高花出迥樓
定須催十酒　將來宴五侯
自然！ってかんじする谷に音楽流れるの風流だね！

6首目
高閣千尋起　長廊四柱連
歌聲上扇月　舞影入琴弦
澗水纔牕外　山花即眼前
但願長歡樂　従今盡百年
山の中のお屋敷でやる宴は楽しいからずっとやっててほしいな！

7首目
日晚金槌路　朱軒流水車
𨏥拂緣堤栁　甍飄夾路花
定迎劉碧玉　將過隂麗華
非是高陽路　莫畏接䍦斜
伝説の話に出てくるようなすてきな景色を見つけちゃったよ！

8首目
徘徊出桂苑　徙倚就花林
下橋先勸酒　跂石始調琴
蒲低猶抱節　竹短未空心
絶愛猿聲近　惟憐花徑深
春も浅い山ん中で一杯やるのも野生みがあっていいね！

9首目
千尋木蘭館　百尺芙蓉堂
落日低蓮井　行雲礙芰梁
流水桃花色　春洲杜若香
就階猶不進　催來上伎牀
水辺ののどかな風景を眺めるのっていいよね！

10首目
搗衣明月下　靜夜秋風飄
錦石平砧面　蓮房接杵腰
急節迎秋韻　新聲入手調
寒衣須及早　將寄霍嫖姚
秋の衣を叩いて柔らかくする音は風情があっていいね！

11首目
出沒看樓殿　間關望綺羅
翔禽逐節舞　流水赴絃歌
細管吹叢竹　新杯捲半荷
南宫冠蓋下　日暮風塵多

12首目
玉柙珠簾捲　金鉤翠幔懸
荷香薫水殿　閣影入池蓮
平沙臨浦口　高栁對樓前
上橋還倚望　遥看采菱船

13首目
高閣千尋跨　重簷百丈齊
雲度三分近　花飛一倍低
吹簫迎白鶴　照鏡舞山雞
何勞愁日暮　未有夜烏啼

14首目
河流值淺岸　歛轡暫經過
弓衣濕濺水　馬足亂横波
半城斜出樹　長林直枕河
今朝遊俠客　不畏風塵多

15首目
度橋猶徙倚　坐石未傾壺
淺草開長埒　行營繞細厨
沙洲兩鶴迥　石岸一松孤
自可尋丹竈　何勞憶酒壚

16首目
上林春逕密　浮橋栁路長
龍媒逐細草　鶴氅映垂楊
水似桃花色　山如甲煎香
白石清泉上　誰能待月光

17首目
白石春泉滿　黄金新埒開
戚里車先度　蘭池馬即來
落花承舞席　春衫拭酒杯
行廚半路待　載妓一雙迴

18首目
將軍息邊務　校尉罷従戎
池臺臨戚里　絃管入新豐
浮雲隨走馬　明月逐彎弓
比來多射獵　惟有上林中

19首目
三危上鳳翼　九坂度龍鱗
路高山裏樹　雲低馬上人
懸巖泉溜響　深谷鳥聲春
住馬來相問　應知有姓秦

20首目
聊開鬱金屋　暫對芙蓉池
水光連岸動　花風合樹吹
春杯猶雜泛　細果尚連枝
不畏歌聲盡　先看箏柱欹

21首目
洞靈開靜室　雲氣滿山齋
古松裁數樹　盤根無半埋
愛靜魚爭樂　依人鳥入懐
仲春徵隐士　蒲輪上計偕

22首目
今朝好風日　園苑足芳菲
竹動蟬爭散　蓮揺魚暫飛
面紅新著酒　風晩細吹衣
跂石多時望　蓮船始復歸

23首目
金鞍聚磧岸　玉軸汎中流
畫鷁先防水　媒龍即負舟
沙城疑海氣　石岸似江樓
崩槎時半沒　壊舸或空浮
定是汾河上　戈船聊試遊

24首目
竟日坐春臺　芙蓉承酒盃
水流平澗下　山花滿谷開
行雲數番過　白鶴一雙來
水影揺叢竹　林香動落梅
直上山頭路　羊腸能幾迴