繊維商社って?疑問にお答え

初めてこういうものを始めます!

日々instagramのDMでよく頂く質問の大半が、
デザイナーや繊維商社についてのことでした。
お一人ずつ全て目を通しているのですが、
全員にお返事が出来るわけでもなく
心苦しいことも多かったので…

これまでの短い経験ですが、
記事として残すことで皆さんの参考になれば幸いです✨



今回は質問コーナーで沢山質問頂いていた、
私の働いていた繊維商社や企画職、
アパレル企業のことなどについて
書きたいと思います📝

では始めます


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Q: 繊維商社とはなんですか?

A. まず、アパレル業界は川の流れに例えて、
「川上、川中、川下」の3つで分類されていて、
川上が糸とか原材料を扱う企業、(繊維商社)
川中が生地から製品を扱う企業、(繊維商社)
川下が小売で皆んなの知ってるアパレルブランドがそうですね。(アパレル)
こんな感じに分けられてます!
そして、私たちが今着ている服や、
生地や服をアパレルブランドに卸したり(ODM)、
注文を受けて作っている(OEM)ものが、
川中の繊維商社です🙆🏻‍♀️
繊維商社は所謂、B to B で消費者と直接関わることがあまりなく、
企業とのお仕事が多いです。
繊維商社とアパレルの大きな違いは、
原材料から生地や服を作るか、
出来上がった製品を販売するかの違いですね!

Q:アパレルと繊維商社の違いは?

A.アパレルブランドも自社ブランドのメーカー機能を持った企業も中にはあります。
アパレルブランドの良さは、
B to C で消費者と直接関われて、
出来上がった製品を1番最初に見ることができるし、頑張り次第でプレスやバイヤーになれるところだと思います!
接客業がお好きな方はアパレルブランドも良さげですよね🥰

繊維商社やアパレルブランドは魅力的ですが、
取引先とか、取り扱い製品などは調べておかないとブランドの客層や取引先は企業によって全然違うので求めるものであるのかどうかなど、
本当に沢山の企業やブランドがあるので実際に企業説明会などに参加してとにかく色んな企業を見ることが大切だと思います😊✨



Q: 繊維商社に就職するためにアパレルなどの
アルバイトはしていましたか?


A. していませんでした。
古着屋に半年程度です。
ずっとドトールでアルバイトしていました!
でも服の知識があるに越したことはないです😊


Q: デザインや企画職などの職業に興味があるのですが、在学中に何かしていましたか?

A. 特にしていないです。
友人とは服の話ばかりしていたり、
服を買うためにバイトばかりしてました🥺
バイト先のあだ名は金の亡者でした(笑)
これは個人的な考えですが、
私の第1希望でもあった就職先の企業は取引先などがハイエンドのブランドや、セレクトショップが多いので、就活期間の面接では話が盛り上がるように素材やデザインなどの良い服を買って着て行くようにしていました!




Q: 繊維商社の倍率や難しさはどんな感じですか?

A.毎年募集人数や選考人数によって変動すると思うので、四季報見ていただいた方が早いかと思われます。
経験談だと、まぁまぁ倍率は高いです😢
企業の数も募集人数も多いわけじゃないので、
企業説明会や選考のたびに会う人もいましたし、友達は増えます(笑)
SPIも点数高めに設定している企業や、
とりあえずSPIは点数低くても通す、
という企業も中にはありました。
SPIはほんとに勉強すること大事だと思います。
難しさは面接が3、4次程になればそりゃもう…

Q: 企画職は何をするのですか?

A. 簡単にまとめるとデザイナーです!
デザイナーといっても配属される部署によって、色々なデザインをするので服だけではないです。生地であったり、服、ライフスタイルデザインであったり、様々なものがあります。

Q: 繊維商社の企画職になるには資格や専門知識は必要ですか?

A. 企業の募集内容によると思います。
企画職自体、新卒募集の時点で専門か服飾大学指定が多いので、専門知識は必要とされていると思います。
ただ、私の就職した企業のように、新卒の募集から4年大も含まれていたので違う場合もあるみたいです。
私のところは、入社してからが勉強することが多いので、新しいアイデアを求めるには専門学校、大学なんて関係無いし隔たりを無くそう!ということで4年大も募集し始めたみたいです。
また、企業によって募集で企画職がない場合は、営業を経験後の配属が多いと思います。
会社の仕事を覚えてから、もちろん基本ですね。

ここで知ってて得する企業をご紹介しますね💡

テキスタイルを軸とした情報SNSプラットフォームを運営している「KIJIARAI」という企業が急速に来ています。
以前、繊研新聞にも記載されていました◎
詳細など全貌は6月にローンチされるので、
フォロー& 必見です。

何が凄いって…このアカウント、

普段入社しないと知れない情報や、
日本のテキスタイルの産地背景など詳細に美しい写真と共に紹介されていること。
また、サスティナビリティにも関心が高い企業で
廃棄される予定であったテキスタイル、
テキスタイルの反端を使用して、
エコバッグやクッションカバーなどもオリジナルで製作されてます。

☟アカウント情報はこちらです☟
@birdfabstudio



今回はここまでにしますね!
また質問あればコメント残して頂ければ幸いです。

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