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染まる




朝焼けに染った君を見てた
ただすぎる日々を眺めていたんだ

君の横顔をただ愛おしく思った

何気ない日々が色付いて
形のない歌が出来上がったんだ

僕だけを見てよ、


あの頃に君と出会えてたなら
きっともっと笑ってたのかな
桜が散る頃青春ってやつを

眺めながら、羨みつつ
今の僕は、君に何が言えたかな
触れられないものばかりを

集めたって意味無いのは
どうしようもなく分かってるけど

夕焼けに叫ぶ君を見てた
ただ隣にいたいと思ったんだ

そう、ただ僕はちっぽけで

何気ない日々が色付いて
君を離したくなくなったんだ

逃げないで、逃げないで


いつものように笑ってみせてよ
きっとずっと大切にするから
今更な言葉並べて

後悔したって遅いぞ
過去の僕だって僕だしさ
こどもだなほんとに

認めるの遅すぎたのは
どうしようもないくらい認めるけど

朝焼けに染った君を見てた
幸せだって文字が言えなくて

無駄な意地ばかりだ

何気ない日々がなくなった
形のない歌は届かないと

知ってるけど。歌わせてよ。

ただ、ただ朝焼けに染った
君との過去だけが。残る


作🦔雨結
🐾そんな現在


END



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