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僕たちは 新しい生き方・働き方・つながり方を見つけはじめている ─ HIKAKIN&鎌田CEO 対談


あけましておめでとうございます!Happy New Year! 

2021年1月1日は金曜日。金曜はUUUM noteの日。元日のUUUM noteは、HIKAKINさん & UUUM CEO鎌田さんの対談をお届けします。

HIKAKINさんとCEO鎌田さんの対談記事はレアなんです。HIKAKINさんの密着24時動画で「取材」に言及ありましたよね。そうです、取材したのは UUUM note でした。新しい年の初めにふさわしいコンテンツにしたくて ぐいっとスケジュールさし込んで(自社noteの利点)2020年の振返りと2021年に向けた思いを聞いてきましたよ!ぜひ読んでください!(編集モモヤマ)


同じことをやり続けることだけが「継続」ではないんです


─HIKAKINさんも鎌田さんも、さまざまな場面で継続の大切さを伝えてきましたが、あらためて今思う「継続について
」を聞かせてください

(HIKAKIN)
これまでやってきて思うのは、どの分野でも、ばーん!と浮上することがあっても、そのあと続けるのが一番難しいということ。

高い水準で「普通にいるよね」という状態、それが僕はかっこいいと思うんです。そうありたいと思うので、同じことをやり続けているだけではなく、細かいところでやっていることはだいぶ変えています。時代にあわせて変化していく必要があるので。

(鎌田)
それは、できそうでいて、簡単にはできないことだよね。多くの人々が見たいものを理解して、しかもそれを自身が好きになってやれるかどうかという話。

(HIKAKIN)
そして気を抜かずに高い水準を意識してやっていると、チャンスが来続けるのでそれをつかみ続けるということだと思っています。

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YouTuberにとって「毎日投稿」は、やめる方がメンタル的にこたえるんです

(鎌田)
2020年に継続したことを挙げるとしたらなんだろう?

(HIKAKIN)
ゲーム実況動画への取り組みを継続していますね。以前からゲーム実況はやってきましたが、さらに力を入れた感じです。フォートナイトは特に増えました。

密着24時動画のときの初見プレイはこちらの動画です

(鎌田)
ゲームの腕があがっちゃうんじゃない?

(HIKAKIN)
じわじわです(笑)僕の場合はうますぎないのも持ち味ですし。
ゲームすごく上手いとかっこいいけど、何をどうやっているかは伝わりにくくなる場合もあります。いろんなタイプがある中で、僕のゲーム実況は、幅広い方々に楽しんでもらうように、わかりやすさを意識しますね。
鎌田さんが2020年から始めて、続けていることはなんですか?

(鎌田)
なんだろう?まずプライベート面だとダイエットかな。緊急事態宣言中、会食が無くなったのと、どれだけストイックに耐え抜くかということに興味もあって。結果、自分の健康状態を常に意識するようになったし、リズムもできてきた。

(HIKAKIN)
僕、それだけは無理でした(笑)カツカレー食べて、コーラ飲んで寝る!がないとやってられません(笑)


(鎌田)
仕事面で、改めて考えたのは、継続することの大切さと同じぐらい、止めてみる勇気についてかな。
具体例でいうと、Twitter投稿を止めてみたのもそのひとつ。何年も続けてきた中で逆に動きにくくなった面もあるし、ぼく個人がインフルエンサーとして活動していこうという考えは無いから、一回止めてみようと。

(HIKAKIN)
YouTuberにとっての「毎日投稿」と同じかもしれないですね。
やめる方がメンタル的にこたえるんです。自分が出さない時に他の人たちが動画あげているのを見て焦ったりする。「2日出してないー!やばい!」って感じで。そして投稿頻度を下げた代わりに個々の動画の数字を伸ばす、というのは簡単ではないですし。

(鎌田)
その点、HIKAKINさんは、毎日投稿をやめた後も大丈夫だった。理屈がわかっていたんでしょうね。振り切ったことができたり、ポイントとなる動画にコストを投入したりといったような。

(HIKAKIN)
もちろん、大規模や凝った企画がすべて伸びるわけではないんです。ただ、継続してきたからこそ感じるもの、アリかナシか、というのはつかんでいるかもしれないですね。

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「いいね」を押すだけじゃなく、「行動」まで動かした。 


─さて「2020年 国内トップトレンド動画ランキング(音楽を除く)」1位は、HIKAKINさんの都知事との対談動画でした。いま、お二人が考える社会貢献のこと、きかせてください。


(HIKAKIN)
いや、ぼくどこかで、少し良く見られたいみたいなことは思っているんです。でも結果、お金が必要なところに届いて、助かる人がいて、感謝のことばもいただける。「いい人ぶるな」とか言われることもありますが、これがいい人ぶった行動だったとしても、それによって誰も損しないなら、やるべきだと思いました。あと、YouTuber全体の社会的地位や見られ方が良くなったらいいなという気持ちもあります。

(鎌田)
社会貢献を自ら公表して呼びかけるということにおいて、気がつけばHIKAKINさんは第一人者となっているし、みんなを引っ張って巻き込んでいる。

「偽善」と言われるのはゼロにはならないだろうけど、「コロナ医療支援募金」では、クリエイターやたくさんの人々を「いいね」とハートを押すだけじゃなく、その次の「行動」するところまで動かした。これは、それまでと大きく意味が違う、新しい社会貢献の形を示したと思う。


(鎌田)

それに、あの時期、世の中が暗くなっていて、みんな明るい話題を渇望していたというのもあった。そんな中、HIKAKINさんの呼びかけはすごく届いたと思う。

(HIKAKIN)
「コロナ医療支援募金」は、絶対やったほうがいいと思った一方、色んなハードルとかあって難しいかもとも思ったんです。
それが、UUUMの役員の皆さんに話したら、すぐ動いてくれてYahoo!基金さんに話して、すぐにできることになって。ちなみに、当時(2020年5月)、募金立ち上げを発表した直後に収束するとか拍子抜けみたいなことも起きるかもしれないと思いながらでした。それでも絶対やるべきだと思いました。

LINE NEWS AWARDS 2020」も受賞。授賞式で「コロナ医療支援募金」に賛同してくださった方々への感謝を語る一幕も


悲しいことがあっても、その反面、うれしいことも起きるんだよ


─次は2020年で、うれしかったことについて聞かせてください

(HIKAKIN)
仕事でうれしかったことはたくさんありますが、あえて、2020年で特徴的だなというのは、一歩も家から出なかった期間の後、久しぶりにお店でラーメンを食べたとき。一番うれしかったかもしれないですね。僕、家では取り寄せたラーメンを毎日ゆでて食べてました。

(鎌田)
自粛期間中、自宅で檸檬堂(レモンサワー)を飲んでおいしいなあって(笑)レストランでワインもいいんだけど、これもいいと思った。Uber Eatsもスムージーとかスタバとか、こんなものまで持ってきてくれるんだ、と楽しかったし。

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(鎌田)
「うれしいこと」で思うのは、悲しいことがあっても、その反面でうれしいことも起きるんだよ、ということ

たとえば、退会するクリエイターのこと。退会というのは常に一定数あったし、その分、新たに入ってきているしそれはいいんですよ。ただ、悲しいことに、退会について気持ちのよくない話をして拡散を狙う人が出てしまった。それでも僕たちUUUMは企業として、個々に対して反論などはせずに黙っていたんだけど。

そうすると、一方で、ポジティブな話をしてくれる人もたくさん出るんだよね。そうやって会話していくと、普段聞けないことも聞けたりする。
あと、吉本興業さんとの提携が実現したのも2020年だからこそと言えると思う。



人間ってそんなに弱くなくて 新しい生き方、働き方を見つけ始めてるから

─では、最後は2021年、楽しみなことについて聞かせてください

(HIKAKIN)
オリンピック、それは希望として実施できたら嬉しいということも含めて、楽しみです。YouTuberとしての活動でいうと、2021年はゲーム実況もたくさんやろうと思っています。生配信も増やしていこうかなと。

もともとゲームは大好きですが、こういうご時世の結果として、やる機会が増えました。もしかして僕にとって、できなかったことができるようになったと言えるかも。そういう意味では、久しぶりの大きな変化なので、妥協せずに突き詰めて、好きなゲームに取組んでいきたいと思っています。


(鎌田)
2020年は、全世界的に知らないものがばこっと来て、初めてづくしだったけど、人間ってそんなに弱くなくて、新しい生き方や働き方を見つけ始めているから、2021年は人類の逆襲みたいな形で、ひとつひとつが形になっていったらいいなと思ってます。


─また、みんなでつながることができるような取り組みもできるといいですよね!

(HIKAKIN)
Discord(ゲームチャット)も入れたし、ゲームでつながることも増えましたね。新しいつながり方でも、人と人のつながりができるといいですね。

(鎌田)
新しいつながり方っていうと、はじめしゃちょーにも言ったけど、自粛期間中のキャベツ食べる動画、新しいコラボの形だと思ったね(笑)

(HIKAKIN)
がんばったんですよ!そこにいないはじめしゃちょーをひたすら応援し続けて(笑)

(鎌田)
こういうことがさくっとできるのは、ふたりともインフルエンサーとして第一線でやってきたからこそだと思うんだよね。
働き方の変化でインフルエンサー活動を始める著名人が増えたけど、継続できている人は少ない。
実際に活動してみて、インフルエンサーの裏の努力の部分まで伝わって、実は大変だということを身を持って体感した人も多いと思う。

(HIKAKIN)
いやー僕たちYouTuber、インフルエンサーとして、2021年、世の中を盛り上げていきたいですね。 

わたくしHIKAKIN、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公認クリエイター」にも就任しましたし、世の中がもっともっと明るくなるように、エンタメを盛り上げていきますよ。


─HIKAKINさん、鎌田さん、ありがとうございました!2021年もよろしくお願いします!


本日はここまでです。元日の UUUM noteを読んでいただきありがとうございました!今年も 毎週金曜に記事公開してきますので、お楽しみに!
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