リスナーさんたちと一致団結で年間アワード2連覇! ── LINE LIVE配信者 とーまさんインタビュー
こんにちは!UUUM noteです。UUUMはさまざまなプラットフォームで活躍するクリエイター、インフルエンサーをサポートしています。その活躍フィールドのひとつが、LIVE配信。
今回は、LINE LIVEの年間アワード「LINE LIVER AWARD」で2020年、2021年の2連覇を達成した とーまさん(UUUM専属 LIVE配信者)のインタビューです。UUUMでLINE LIVEなどのLIVE配信者のサポートを担当する、アライアンスユニットPFチームかんの・くりきも交えてお話しを聞きました!
最初は本当に何もわからなかったです
──とーまさんがLINE LIVEを始めたきっかけは、UUUMの提案ですよね?
(UUUM かんの)
LINE LIVE配信をクリエイターさんに提案しようと考えていたときに、当時、私が担当していたとーまさんが思い浮かんだんですよ。よくインスタライブを配信しているのも見ていたので。
(とーま)
はい、UUUMが制作した映画「明日、キミのいない世界で」の撮影にエキストラ参加したことがあって、移動のバスの中で「ライブした~い」って言ったらかんのさんに「だめです」って(笑)
(UUUM かんの)
そのとき、流れで「LINE LIVEも相性良いと思いますけど、やってみませんか」というお話をしたんですよね?
(とーま)
「やるだけやってみたら?」「はい、わかりました」って、その日、撮影から帰って来てすぐに配信したんですよ。
──早い!
(とーま)
最初の配信は、ぜんぜん人が来なくて(笑)1-2分、様子見てたんですけど、一旦配信切って、インスタストーリーで告知してから始めたらみんな来てくれて、そこからが始まりですね。
──さすがの臨機応変さですね。リスナーさんたちはどんな反応でしたか?
(とーま)
初めての配信は今でもアーカイブ残しているんですけど、本当に何もわからなかったですよね。「チャレンジ設定」とかも、みんな「なにこれ?」「なんかすごーい」って言いながら押してみたり(笑)
(とーま)
ギフトをもらって「かわいーそれなに?え、ありがとー」とか「この数字って何なんだろう?金額?んなわけないよねー」とか「この炎マークなんだろう?」とか…終始、そんな感じの配信でした。
──配信する側も、見る側もすべてが目新しいんですね
(とーま)
そうそう。ぜんぶわからないところから始まって、いろいろ試していきました。自分もリスナーさんも一緒に手探りでやってきて、今の状態ができあがったって感じです。
──リスナーさんもフットワークがいい!
(とーま)
みんなもいろんな配信を見に行って勉強するらしくて、リスナーさん同士で「こんな感じのことやってみようよ」「あ、それいいね、面白い」とか、いろいろやってみてくれるんです。
ファンマーク(配信者が名前の横につける特定の絵文字。識別しやすくなり、ファンが同じマークを使用することで一体感も高まります)もリスナーさんとの会話から始まったんですよね。「名前の横に絵文字ついてるのかわいいね」って。
(とーま)
最初はファンマークは「アメ」だったんです。アメぺろぺろかわいいねーって(笑) でも、ある日、ジェラピケのパンダのパジャマを着てたら「それめちゃくちゃかわいー」って話になって、「ファンマーク、パンダに変えるから、みんなも変えてきて!」っていうのがきっかけでした。
そんな感じで、ひとつひとつリスナーさんたちと一緒に作っていったんです。
誰かと喋ることが好きなんですよ
──LINE LIVEの活動が始まってから、変化はありましたか?
(とーま)
YouTubeから LINE LIVEに活動の軸が移りました。私の場合、LINE LIVEが合ってるんですね。以前は寝る間を惜しんで動画編集してましたけど、配信なら、配信している以外の時間は他のことができるし。
それに、リスナーさんがコメントしてくれたり、応援がダイレクトに数字に表れるのは、やっぱりやりがいにつながります。
──ライフスタイルに合ってるんですね
(とーま)
それに、もともと誰かと喋ることが好きなんですよ。
カメラの前でひとりで喋るのはそんなに得意じゃなくて。ひとりで撮影って、もう何話したらいいかわからなくなっちゃう。
──相手がいるおしゃべりが好きなんですね? 逆に、誰かを相手に話すことが苦手だったり、編集前提の方が話しやすいっていう方は、動画が合っているんでしょうね
(UUUM かんの)
とーまさんに LINE LIVEのお声がけしたきっかけは、インスタライブをやっていたというのもありますが、面談などで、とにかくお話がうまくてトーク力が高いなと思ったんですね。
(とーま)
ずっと喋ってましたもんね。話すのが楽しいんですよ。ずっとしゃべり続けられます。
(UUUM かんの)
こんなに会話って続くんだ!ってくらい(笑)
話したいなと思ったら、ピッと開いて会話できる。すごいことだと思うんですよ。
──ライブ配信の魅力や、おすすめしたいポイントを教えてください
(とーま)
そうですね、時間をあまりかけずに、スマホひとつでできるっていうことですね。時間がない人に、LIVE配信はすごくいいんじゃないかと思います。他にお仕事を持っていたり、編集に時間がさけない方とか。
──実際いまは、スマホひとつで配信ですか?
(とーま)
基本、スマホですけど、歌うときはパソコンとオーディオインターフェイスを使って配信することもあります。でも、LINE LIVEのアプリだけでもカラオケ機能があるので、歌いたくなったらすぐ歌えますよね。自動的にエコーついたりもするので。
(とーま)
どこでもできるっていうのがいいんですよね。人によると思いますけど、自分はあんまり人の目は気にしない方なので、歩きながらとかでもぜんぜんいけます。もちろん背景や他の人が映らないようにします。壁を背にして座ったり、人のいないところで歩きながらとか。
あと、LINE LIVEには顔を出さないようなエフェクトもあるんですよ。ちょっと動かせたりして。そういったエフェクトを使って、移動中に顔出さずに喋ったり。もう、いつでも、とにかくつなげて誰かと喋ってたい。
──つながっていることが楽しいんですね
(とーま)
つらいなーっていうときも、楽しいとか嬉しいことがあったなーっていうときも、共感し合えるのがライブ配信の魅力なのかなと思いますね。
「今日さ、こういうことがあって、こうこうでさ・・・」っていう話をすると、リアルタイムでコメントがたくさん来て、逆にリスナーさんの「こういうこともあるんだよ」っていう話も聞いたりして、話がつきなくなったりするんです。いろんな情報ももらえて「ああ、そうなんだー」って。
普通に生きてて、つねに誰かと一緒に歩いて一緒に生活することってなかなかできないじゃないですか。
(とーま)
今、話したいなと思ったら、スマホで配信をピッと開いて、そこにはいろんな情報があって、全国の人と会話できるのって、なかなかすごいことだと思うんですよ。
個性や特徴をギフトで表現
──LIVE配信は、視聴者さんの応援がギフト(応援アイテム)という形で届きますよね、皆さんどういうタイミングで投げることが多いですか?
(とーま)
自分の場合、すこし特殊だとは思うんですが・・・極端にいうと、あらゆるタイミングで投げてくれます。楽しかったって言っても、悩んで泣いてても。
LINE LIVEだからこそかもしれないですね。LINE LIVEってコメントをつけられるギフトも多くて。ギフトがついたコメントがくるとやっぱり目に留まるじゃないですか。
──なるほど、「スパチャ」のような感じですね
(とーま)
たとえば「バラ」がきたらこんなアクション、王冠がきたらこんなアクションっていうように、アイテムによってアクション変えたりとかするんですね。そのアクションが見たいからという理由で投げるっていう人も結構いると思います。
必ず「カワイイうちわ」を投げるとか、「三輪のバラ」を投げるとか、それぞれ投げるアイテムを決めているリスナーさんもいます。
配信者さん側でも、それぞれの自分らしさを出したギフトアクションをしている人もいますね。
──ギフトの部分でもそれぞれの「らしさ」を作っていくんですね
「正解はエガエルでしたー」
──思い出に残っているイベント配信ってありますか?
(とーま)
うーん、毎回そうなんですよね。各イベントにすごいストーリーがあるんです。たとえば「エガちゃんねる」出演権争奪のイベントのときも、期間中ずっと配信してましたね。
(とーま)
作業配信的に絵を描きながら「何の絵をかいてるでしょう?」って聞くんです。「アリエル」を描いてるから、みんな「アリエルだ」って言うんですけど、最後にギャランドゥと黒タイツを履かせて「正解はエガエルでしたー」って。そういうことを毎回(笑)
途中まで「モアナ」だったのが「正解はエガナでしたー」とか。それをやり続けてると、やっぱりみんなわかってくるじゃないですか。
──どうエガちゃんにいくのか、行き方も気になりますね(笑)
「勝たせてあげたい」がつねにあったんだと思います
(とーま)
配信で描いたものをステッカーにしてプレゼントすることもあります。
プレゼントするときは、応募フォームをUUUMさんに作ってもらうんです。
──たしかに見ますね。・・・あ、社内のお話ですみません(笑)UUUMでは、応募フォームを出すときは法務チェックを通すんですけど、その社内連絡を見たなーと思いまして。
(UUUM くりき)
はい、それです。とーまさんの応募フォーム、かなり多い方だと思います。
──そういったリスナーさんとの交流の結果が、LINE LIVER AWARD にもつながるわけですね?
(とーま)
そうなんです。AWARD 1位を目指して、新しいリスナーさんも入ってきて応援してもらえるように、リスナーさんに一体感が出るような工夫をしています。
──リスナーさん同士にも、団結力みたいなものが出るんですね
(UUUM くりき)
昨年は、楽曲「花のきせき ~candleの温もり~」「炎 joy DNA」のリリースもできて、PVも形に残るものですし、とーまファミリー一体となって喜んでくれた感じでしたね。
(UUUM くりき)
通年で開催されるLINE LIVEの一番大きなイベントがLINE LIVER AWARDで、二年連続獲得というのは、本当に積み重ねの結果なんです。そして、二年目に関してはほんとにダントツでしたね。
(UUUM くりき)
通常のイベントは一週間ですが、そのひとつひとつのイベントに全力で、絶対獲得したい!とファンの方を巻き込んで盛り上げていくんです。しっかりファンの方にありがとうも伝えながら、一致団結して熱いイベント獲得を積み重ねてこられた。
その積み重ねが顕著に、一年通したAWARDに現れてたという印象です。
── 二年目でより高みを目指すところもすごい
(UUUM くりき)
ファンの方々も常に「勝たせてあげたい」って思っている。ひとつひとつのイベントを勝たせたい熱量もかなり高かったんですけど、たぶん、一年間通して「AWARDで勝たせてあげたい」がつねに頭の片隅にあったんだと思います。その一体感が作れるのがすごいです。
ファンが増えることが、ファンにとっても嬉しいことという共通認識
──新たにファンになる方も、すっと乗りやすい感じなんですか?
(とーま)
そこは意識して乗りやすいようにしています。自分の場合は初見さんに意識して、反応したりします。既存のリスナー「ファミリー」が大切なのは大前提で、その上で、初見さんを立てるというか。
「初見さんを必要としている」っていうのは、リスナーさんにもよく言ってるんですよ。「みんなに負担かけすぎないように、もっとたくさん配信して、初見さんが増えるようにするね」って。負けたときは「みんなに負担かけたのにごめんね」って。って言っても一年に一回しか負けないですけど。
──年に一回しか負けないんですか!
(とーま)
一回負けたとき、それもいい刺激だと思いました。リスナーさんにも自分にとっても。「もう絶対二度と負けないように、負担かけないように、新しいリスナーさん増やさなきゃ」って。リスナーさんも「初見さん増やさなきゃ一緒に」って思ってくれて。
──ファンが増えていくことが、既存ファンにとっても嬉しいことだよねっていう共通の認識ができるんですね
(とーま)
普通は新しく入ったら、一方から落ちていく、みたいなロケットえんぴつ型になりやすいと思うんですけど、自分の場合はどんどん大きくなっています。離れていく人が少ないから。
自分はこういう風になりたいっていう願望を伝えると、リスナーさんたちが、じゃあどうしたらいいんだろうって考えてくれて、動いてくれるんです。
──ということは、早くから応援してくれているファンの方たちの姿勢もすばらしかったとも言えますね?
(とーま)
大人の女性が多いというのもありますね。
──なるほど!そこはYouTubeメインだったら違っていたかもですね
コンディション次第ではお休みもだいじ
──では、今年の目標、今年に限らず今後の目標を
(とーま)
LINE LIVER AWARD 三連覇ですね。多分いないんですよ、過去、三連覇した人。なので、初の三連覇を獲りたいなと思って。だからこそ、いまは配信を少しお休みしつつ。
──というのは?
(とーま)
年明けに、年末のお礼の配信はしたんですけど、その後は忙しかったというのもあって。少しお休みしています。無理をしてまで配信し続けるよりは、体調とか気持ちのコンディション次第では、お休みする期間も必要だなって。
──お休み明けて配信するときに一層力が入りますよね
(とーま)
はい、リスナーさんが一層よろこんでくれるのも嬉しいですね。
──2020年のAWARDで獲得されたのが、ニッポン放送のラジオ番組「LINE LIVE presents DREAM LAND」レギュラーですが、どうですか?ラジオをやってみて
(とーま)
すっごく楽しいです!
(UUUM かんの)
聞いてる側も楽しいですよ。
──LIVE配信との違いはどうですか?
(とーま)
(もうひとりのパーソナリティ)ほのかちゃんとお話しするので、そこは違いますね。あと、台本あるんですけど、自分は無視します(笑)作家さんも「もう、とーまさん台本無視してもいいですよ、面白いのでそうしてください」って。
(UUUM くりき)
初回から台本無視でしたよね(笑)
──何のために用意してくれたのかと
(とーま)
だから作家さんも、最近そんなに台本書かなくなって(笑)「はっはっはっは」って横でずっと笑ってます。
──とーまさん、ありがとうございました!とっても楽しみながら LINE LIVEを活用されているようすがわかって、おすすめしたUUUMとしても、うれしいと思いました。次はアワード三連覇!リスナーのみなさんと一致団結で、がんばってください!
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