信用を高め クリエイターを守る コンプライアンスの話
こんにちは、UUUM noteです。直球のタイトルです。
企業における「コンプライアンス」とは
クリエイターのファンの若い皆さんも「コンプライアンス」という言葉、動画内にテロップで登場することもあるので、見たり聞いたりしたことありますよね?
「法令遵守」(法律や命令、条例、規則を守ること)の文脈で話されることは多いですが、企業に求められるコンプライアンスはそれだけではありません。社会や関係者に対し責任ある行動を取ること、企業倫理や社会的規範を守ることも含まれます。
今回は、UUUMのコンプライアンスへの取り組みについてすこし紹介させてください。
誰もが安心して楽しめるコンテンツを届けるために
UUUMでは、クリエイターが作り出すコンテンツに関して、さまざまなガイドラインを定めて運用しています。主なものをご紹介します。
◎提供表示ガイドライン
ステルスマーケティング(企業から対価を受けていることを隠して好意的な投稿を行うなど、消費者に宣伝と気づかれないようにされる宣伝行為)や、優良誤認表示(誇大広告などで、商品やサービスの内容が実際以上に優れていると消費者に誤解させること)を排除するため、タイアップコンテンツについて、「これは対価をいただいて制作している広告・宣伝です」ということを明らかにしています。
インフルエンサーマーケティングの多様化や、プラットフォームの仕様変更などに伴って、定期的に改定しつつ運用しています。
◎クリエイター制作コンテンツ・チェックマニュアル
YouTubeのコミュニティガイドライン、Twitterルール、Instagramコミュニティガイドラインなど各プラットフォームのガイドラインを守ることも前提となりますが、UUUMでは、専属クリエイターのコンテンツに関してチェックマニュアルを用いてチェックを行います。
他者の著作権を侵害していないか、気づかずに法令に抵触してしまうことはないかなど、法令遵守はもちろんですが、多くの方々に見られるコンテンツであることから、たとえば、公序良俗に反していないか、表現によって誰かを傷つけてしまっていないかなど、クリエイターの自由な発想を尊重しつつもチェックし、場合によっては内容修正や非公開などの対応を進めることがあります。
◎コンプライアンス研修
専属クリエイター向け(年2回)と、社員向け(年1回)にコンプライアンス研修を実施しています。事例を紹介しながら、知っておくべき情報やリスクを解説し、テストを実施して理解を深めてもらっています。
ヘッダー写真は2019年のクリエイター向けコンプライアンス研修のようすです。この回は講義とクイズを組み合わせて行いましたが、このように変化をつけ関心度を高める工夫もしています。
(※2020年はオンラインで実施しました)
ゲーム実況コンテンツの価値を高めるために
UUUMには、ゲーム実況を主に取り組むクリエイター、マルチジャンルで活動しゲーム実況も行うクリエイター含め、たくさんのクリエイターがゲーム実況コンテンツを送り出しています。
これまでの取り組みや、コンプライアンス研修などのコンテンツ管理体制が前提となっていますが、UUUMは複数のゲーム企業との間で、著作物使用の包括的許諾契約を進めてきました。
UUUMクリエイターによる健全なゲーム実況動画を創出していくことによって、ゲームの楽しさを広く伝え、ゲーム市場にも貢献していきたいと考えています。
誹謗中傷や攻撃的投稿からクリエイターを守る
UUUM noteでも紹介したことがありますが今年「誹謗中傷および攻撃的投稿対策専門チーム」を設置しました。
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UUUMクリエイターを守るために立ち上がったチームですが、始動直後から、多くの情報提供をいただきました。そして、攻撃的投稿にあたると判断した投稿者に連絡を取る場合、早い段階で自主的な削除に応じてくれる方も案外多いのです。この事象から「気づき」につながることで思い直してもらうことも多いのかなと感じます。
チームの活動によって、クリエイターが直面している誹謗中傷等の状況を知っていただき、改めて考えてもらうきっかけにもなったのではないでしょうか。広く啓蒙の役割を担うという意味でも、誹謗中傷および攻撃的投稿対策専門チームの活動を推進していきたいと考えています。
今回はここまでとさせていただきます。まじめな話を読んでいただいてありがとうございました。ほかにも、コンプライアンスの観点から、UUUM法務チームなどが専門知識をもとに対応にあたることはいろいろとあるのですが、ご紹介ができる範囲でまた書かせていただきたいと思っています。
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