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まだ知らない子たちにも好きになってほしいから 同じ目線で伝えたい (ポケるんTV 座談会)

こんにちは、UUUM noteです。開設3周年を迎え、さらにチャンネル登録者数30万人突破と、着実な成長を見せている、株式会社ポケモンとUUUMによる共同運営チャンネルポケるんTV」。今回は、チャンネルMC&運営、そして、ポケモンさんから吉本翔さんに参加いただいての座談会です!スタートから現在までの背景、思いなどをたっぷり語ってもらいました!

明るい見出し_小

写真左から UUUM 島田結衣、MC はーちゃん、たっくん、ときちゃん、株式会社ポケモン 吉本翔さん


遊びごころが出せる「余裕」


─3年を振り返ってみて、チャンネル立ち上げからの変化をどう捉えていますか?

(たっくん / MC)
いろんな面で変わったと思ってますが、中でも大きいと思うのは、すごく遊び心が出たところですね。
スタート当時は本当にもう、道を作るのに精一杯でした。いまは、MCもスタッフもみんな遊び心をもって、すごくにぎやかな雰囲気で。遊びごころを出せる余裕ができたんだと思います。地元の学校の友達みたいな集まりで、毎日楽しいなって感じる環境なんですよ。

話し中_1トリミング


(はーちゃん / MC)

スタッフが「スタッフ演者」として動画に登場するようになったのも大きな変化でしたね。視聴者さんにも、全体をファミリーとして受け止めてもらえていると思うんです。そういうところで、本当に遊び心が届けられてると感じます。

たっくん
スタッフ演者って、前例としても、あまりないもんね。

(島田 / UUUM)
スタッフ演者は、MC3人に加えて、もっと大人数で楽しもうというのがきっかけでした。スタッフとして一緒に作ってきたからこそわかりやすくて、もちろん仲良く取り組めるし、視聴者さんにとっても、受け入れやすい形だったのかなと思っています。

(ときちゃん / MC)
私が感じる変化というと、企画内容もすごく変わりましたね。当初はDIYがメインで、DIYってどうしても企画の範囲が限られてくるんですよね。
そこから、鬼ごっことか、ロケに行くような企画もやるようになって、自分たちのフィールドから飛び出して、いろんなことをやっていこう!っていうチャレンジ精神みたいなものもついてきた気もします。そうやって、いろんな企画に取り組むようになったのは結構大きな変化じゃないかなと。

たとえばこちらの鬼ごっこも MC・スタッフ演者みんなで大はしゃぎするようすが楽しい人気コンテンツです


(吉本さん / 株式会社ポケモン)
3年間ずっと見させていただいて、当然メンバーも成長してくれたと思うし、再生回数や登録者数、チャンネルとしても大きく成長しました。株式会ポケモンとしては、ポケるんTVを通じてより多くの子どもたちにポケモンとの接点を持ってほしいと考えているので、皆さんが頼れる存在になったことがすごくうれしいです。

たっくんも言ってくれた通り、最初はとにかく回すことで精一杯だったし、365日、毎日動画を出すだけでも大変なことですよね。最初は思うようにいかない部分もあったと思うけど、今、運営がすごく安定していて。その安心感というのは私にとっても大きいです。

(島田)
UUUMとしてもそう感じてくださるのは嬉しいです。

(吉本さん)
それに、みんなの楽しみながら動画を作る姿勢が、視聴者にも伝わっていると思うんです。お子さんたちが中心で見てくださっていると思うんですけど、本当に楽しそうかどうかって、子どもだからこそダイレクトに伝わるんじゃないかなと思っていて。そういうところも、本当に3年間で大きく成長してくれたと感じています。

ポケモンのわざを再現する「ポケモン再現ラボ」シリーズ。みんな本気で挑む姿が楽しそう!


これから好きになる子たちに「あ、いいや」って思ってほしくない



─ポケモンの魅力を発信する上で、企画で工夫することや軸にしているものなどありますか?

(たっくん)
直接的にポケモンを紹介するような企画ではないときにも、ポケモンの世界観を取り入れて、関連付けるように意識しています。やっぱり、僕もみんなもポケモン大好きなんで、なんとしてもポケモン要素を多く取り入れたいですし。
たとえば「ロケット団シリーズ」は、ポケモンの世界観とポケるんTVの楽しさをうまく掛け合わせることができたんじゃないかなと思ってます。


(はーちゃん)
私はひとつ意識していることがあるんですが、見てくださる方が「ポケモンを知らない」というのを前提にしています。ポケモンの名前とかタイプを知ってる前提で話すと、ついてこられなくなりますよね? ポケモンをあまり知らないけど、これから好きになるかもっていう子たちに「あ、いいや」って思ってほしくないんです。なので、基本的なことでもわかりやすく伝えるように心がけています。

もちろん、もともとポケモンが好きで見てくださっている方もいますけど、「ポケるんが好きでポケモンが好きになった」と言ってくださる方もすごく多いので、自分がポケモンを楽しんでいる姿を見てもらうことが、一番ポケモンの魅力を知ってもらえることなのかなと思って、純粋に自分が楽しんでいます。

(島田)
はーちゃんはTwitterでも「(ゲームで)◎◎が出てきた!」とか、よくつぶやいていて、その楽しみ方が、決してマニアックじゃない、ひとりのユーザー目線なんですよね。

(ときちゃん)
やっぱり、私たちチームメンバーみんな、ポケモンがすごく好きということが大前提なんですよね。たとえば、日常でカメラがまわっていない時も「誰々さんはこのポケモンに似てて、誰々さんはあのポケモンに似てるよね!」という話で盛り上がったりするのは、けっこう普通にあります(笑)

ポケモンの世界観の独特のワードや有名なセリフを動画に取り入れたり、モノマネしたり、私たちも楽しみながらやっていますし、そういうところ、視聴者さんにも楽しんでもらっていると思ってます。

ポケるんスタジオの壁も、チームメンバーみんなの手で飾っています

壁トリミング


きっと僕らはメンバーひとりひとりを尊敬しているんです


(吉本さん)

3人がポケモンが大好きっていうのが動画から伝わるのが、ポケモンの魅力を伝える上ですごく大きいと思います。それが、YouTubeを中心にTwitterやTikTokなど、いろんな場で発揮されているというのもすごく良くて。

かつ、ポケるんのみんながやってくれていることって「塩梅」がすごく絶妙と思ってるんですね。これからポケモンを好きになってもらうために、わかりやすく子どもたちや世の中に向けて発信してくれているので、それは私たちの立場からもすごくありがたいなと思っていたりします。

(島田)
「どうだーこんなに知ってるぞ!」みたいな圧で来られたら、引いてしまうことってありますもんね。

(吉本さん)
はーちゃんが言ったような「まだポケモンを知らない子たちにどう知ってもらえるか」とか「自分たちの好きなものをみんなにも好きになってほしいんだ」という気持ちを出せるかどうかは重要だと思うので、そういうのも見てて素晴らしいと思いますね。

たとえば、50音全部のポケモンを捕まえるという動画。いろんなポケモンを知ることができますね。MCも「初めて捕まえた」というポケモンも。


(島田)
メンバーがすごく仲がいいのも特徴です。もちろん、どのチャンネルもメンバーが仲がいいのは当たり前ですけど、その中でも特にという感じ。それに、それぞれの得意なものを活かしているんですね。それぞれに発信の仕方が色々あるというのが面白いなあというのはすごく感じます。


─たっくんが話してたように、バランスが取れるような余裕ができてきたということでしょうか

(たっくん)
それでいうと、きっと僕らはメンバーひとりひとりを尊敬しているってことだと思います。
ときちゃんはデザインが上手とか、はーちゃんはSNS活用が上手とか、編集スタッフも寸劇づくりが上手とか、マルチ企画が得意とか、分析が得意とか、戦略考えるのが得意とか。ひとりひとりのステータスはバラバラですけど、合わせたときに、マックスでバランスとれたチャートができるみたいな。お互いを理解して尊敬しているからこそ成り立つんじゃないかと思ってます。


上手いかどうかではなく、楽しむもの

─印象に残ってる撮影の話とか裏話とか、教えてほしいです

(はーちゃん)
視聴者さんからも「楽しかった撮影はなんですか」ってよく聞かれるんですけど、わりと全部楽しくて。

(たっくん)
基本、全部楽しいんですけど、ロケの前日は遠足の前みたいになりますね(笑)たとえばプールだったら、ここでスタッフの おーさん に何かしかけようとか(おーさんごめんなさい 笑)、ここでみんなでこういうことしようとか、撮影以外の楽しいことを考えたりしてます。
ロケ以外にも、24時間企画とかのマルチ企画やるときもやっぱり楽しいよね。

(はーちゃん)
楽しいねー。企画内容ももちろん楽しいし、カメラ回っていないところでのおふざけも楽しいし。本当に出演すること全体において楽しいね。

(たっくん)
もちろん、初期の頃は楽しいだけではなくて(笑)チャンネル立ち上げのMCとして入社することになって、そのとき僕が想像してたのはゲームで対戦とかポケモンのクイズとかだったんですけど、スクイーズとかスライムとか作るっていうんですよね。洗濯のりとかホウ砂とか渡されて「え…?」って(笑)自分の手先の不器用さに「ああー」ってなった時期もありました。

(はーちゃん)
お絵描きは今もやるんですけど、でもたっくん、お絵かきすごく上手になったよね!

(たっくん)
ほんと!?ときちゃんが入ってすぐの頃に言ってくれたんだけど「絵は楽しむものだから」って。それで上達したのかも!(笑)

(ときちゃん)
ん…? 言った?

(一同)
笑笑

(たっくん)
言った言った。絵があまり得意じゃなくて、みたいなこと言った時「いや絵は楽しむものだから別に上手い下手じゃないし、一緒にやるMCとして絵を楽しんでほしい」と言ってくれて。「じゃあ絵を楽しもう」ってなって。でも、キャラ的にはうまくなっていいのかな?っていう迷いもありつつ、でも楽しむとやっぱりうまくなっていくっていう。

(ときちゃん)
お絵描きを始めたばかりの小さいお子さんもたくさん見てくれてるから、そういう子たちの絵って上手いも下手もないじゃないですか。それを考えると、絵が上手いとか工作ができるっていうのは、子どもたちにとって重要ではないかもなって思うんですよね。


ロケはみんなの新鮮な表情が見られるのがいいですね


─吉本さんのお気に入りの動画はありますか?

(吉本さん)
僕はいっぱいあるんですよ。月に一本くらい出ますね。

(はーちゃん)
直近はやっぱりおーさんの。

(吉本さん)
宙吊りの。面白かったよね。

(はーちゃん)
あの企画は前日に「なんかドッキリしたいね」「やっぱりおーさんだよね」みたいな感じで決まりました。

(吉本さん)
ロケ企画はみんなの新鮮な表情が見られるので視聴者さんも望んでくれていると思いますし、私から見ても、みんなが毎回違うリアクションを見せてくれてすごく楽しそうでいいなと思うので、たぶん子どもたちも同じかなと。

(島田)
私は色鬼とか好きですね。教室で一発ギャグとか。

(はーちゃん)
それ、またおーさんじゃないですか(笑)

(ときちゃん)
結局全部持っていくんや。

こちらも「ポケるんTVらしさ」がよくあらわれている動画のひとつ


ポケモンと暮らすことを妄想しちゃいます


─では、話かえましょう。みなさんがいちばん好きなポケモンを教えてください。

(たっくん)
最近は二強になってきました。ニョロゾが好きっていうのは視聴者の方もよく知ってくれてると思うんですけど、それはかわいい部門で、かっこいい部門ではレックウザです。

(島田)
レックウザ、私も一番好き。かっこいい。

(たっくん)
かっこいいのに、緑色なんですよ。カビゴンとかナエトルとかかわいいイメージの色なのに、かっこよくて強いっていう。「え、緑でかっこいいってギャップじゃん!でもちょっと王道も見たいな」と思ってたら、色違いが黒なんですよ。「もう隙がねーな!」と。この子に関してはかっこよさに隙がない。で、ふたりは?

(はーちゃん)
私はずっとピカチュウですね。

―そうですよね。それはもう見ててわかります。変わらず一強ですか。

(はーちゃん)
そうですね。一番好きなポケモンはと言われたら間違いなくピカチュウを。

(島田)
ピカチュウが大好きになったのはいつから?

(はーちゃん)
ピカチュウをはっきり認識して大好きになったのは高校生の頃ですね。その頃からぬいぐるみとかグッズを集め始めました。家も壁一面ピカチュウって感じです(笑)

(吉本さん)
いやー、本人がすごいピカチュウ大好きなのに、そこはちゃんと適度におさえて動画に取り組んでるところがえらいなって思うんですよね。

(たっくん)
これとか圧がすごいからね。(はーちゃんのぎっしりピカチュウがいるパソコンを見せながら)

(吉本さん)
スタッフの頃からこれだもんね。(補足:はーちゃんは以前は顔出しの出演をしてませんでした

(はーちゃん)
むしろ、ピカチュウ以外のポケモンたちについてはあまり詳しくなかったっていうのがあって、だから、知らない人の気持ちもちょっとわかるんですね。

(ときちゃん)
私も動画で言ってる通り、一番好きなのはルカリオで、すごくかっこいいポケモンなんですけど、ポケるんに入る前からずっと好きです。
ただ、はーちゃんと一緒で、もともと大好きなポケモンは決まってるけど、ポケるんに入ってから企画で深く知るようになったポケモンとか、どんどん好きなポケモンも増えました。

あと、私は「自分がトレーナーだったら」を意識して好きになることが多いですね。「連れて歩いたら」って話もけっこうします。だから大きさとかも考えたり。めっちゃ、ポケモンと暮らす妄想しちゃうんですよね。メッソンとか泣いたら透明になっちゃうからどこ行ったかわからなくなっちゃうなとか。結構考えますね。

話し中_5トリミング


(ときちゃん)
そうそう、しょこたんさんとも、ポケモンの妄想の話で盛り上がりました。
ポケモンと手押し相撲した時とかの妄想するんですよね。こうやって手をクロスにしてるポケモンとかいるんで、これを(手を)外したいっていう気持ち。

(たっくん)
ドヒドイデとかこう開けたいとか?

(ときちゃん)
タチフサグマとか(手が)こうなってたりするから。

(たっくん)
確かに・・・いや、確かにでもないな(笑)

(はーちゃん)
でも、ポケるんに入ってからですが、実際にポケモンが近くにいるような、実在しているような感覚がありますね。

(ときちゃん)
確かに、ぬいぐるみを動画内で扱うことも多いんですけれど、自然と肩に乗せたりしちゃいますね。自分がトレーナーの気持ちだから「ここ(肩)にいる」のが自然というか。
あと、たっくんがぬいぐるみを動かすことが上手なので「ああ今ここにいるなあ」と思いますね。

(吉本さん)
面白い...(笑)やっぱり本当に好きなんだねー


スタッフがMCとテロップで会話するんです


─ポケるんTVの特徴でもある、運営メンバーが動画に登場するすることについて、改めてどう捉えているか聞かせてください

(たっくん)
特に、これは僕目線になっちゃうんですけど、メンバーに僕と同じ男性がいることが有り難いと感じることがあります。「わっ!」とか「ばあっ!」って感じの驚かせるような企画とかの対象としてやりやすい部分もあって。もちろん、ときちゃんはーちゃんは別のアプローチで、別の角度からパスをくれるので、それを打ち返す楽しさがあります。

(はーちゃん)
動画のジャンルを変えられたのも「オールスター」がいるからですね。大人数だからこそできる企画というのがあって、そういった企画をきっかけに、ポケるんが幅広い人に知ってもらえるようになったと思ってます。
それに、私自身も「スタッフ演者」っていう存在がなかったら多分スタッフから急にMCにはなってないと思うんですよね!

(ときちゃん)
スタッフ演者として出てくれてるから、MCが出ているときの気持ちもちょっとわかってくれてると思うし、MCも企画考えたり編集したり運営側の動きもするから、それぞれの立場を理解した上でみんなで作っているっていう感じが出てると思うんですね。

スタッフも、演者として出ない回でもカメラ越しに会話したり、編集でも私たちとテロップで会話するんですよ。より関係値も良くなって、動画もさらに良くなっているというのはすごく感じてます。

─スタッフ演者の効能すごい!では、そろそろ締めになりますがひとことずつお願いします。

(島田)
ポケるんのいいところは、妥協しないところなんです。視聴者のみなさんの期待をさらに超えるようなコンテンツをもっともっと生み出せると思いますし、チームとして力強く前に進みましょう!

(吉本さん)
チャンネル運用として、今は理想的な形になっているように感じています。この先も、さらに、それぞれの得意分野をいかして、多くの人にポケモンを知ってもらって好きになってもらう活動をしてもらえたら嬉しいです。

それから、YouTubeチャンネルの運営というのは、ハードな仕事。だから、みんな無理をしないでほしいですし、スタッフ演者がいることで「ひとりが休んだら動画作れません」ということになりにくいと思うので、そういう意味でも良いですよね!この先も色々形が変わることもあると思うんですけど、引き続き楽しみにしています!

話し中_3トリミング

─吉本さん、みなさん、ありがとうございました!

仲が良さがすごく伝わる座談会でした。特に「自分がトレーナーの気持ち」という感覚の話が新鮮で、いま私もトレーナー目線でポケモンの妄想をしてみたいという気持ちです。これからのポケるんTVのコンテンツも楽しみです!

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