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散歩中の思いつき。

私は今、1人で家の近所を散歩しています。特に何も考えず気持ちの赴くままに歩いています。

そんな中、ふと思い出したのが

《私って、もともともっと怖がりだったなぁ》

ということ。


以前の私は【行ったことのある場所、同じ仲間】そういったものが、安心できて大好きな唯一の場所のように感じていました。あまり積極性も持ち合わせていなかったように思います。

しかし、今は同じ目的地であっても、いろいろな道を探索し、なるべく新しい道を探して目的地へ向かう。次の転勤先のことを考えると何となく心がウキウキする。新しい人との出会いにドキドキワクワクしてしまう。そんな風になりました。


新しい土地にきて友達を作ったり、おいしそうなお店をあてもなく探したり、楽しい場所を見つけることに転勤族の醍醐味を覚えてしまったのです。


今になって考えてみると、怖がりで不安症だった私にとって【転勤族の妻になる】という事は、本当はとてもハードルが高いことだったのかもしれません。

しかし結婚生活という夢や楽しみがそれを帳消しにしてくれていたのかも?



不安より面白がる気持ちが高まった理由の1つは、歳を重ねた。つまりエエ歳になったと言うこと。人生経験、と言うにはまだまだ若輩者ではありますが、少なくとも10代20代の頃に比べると度胸がついたのだと思います。

そして2つ目は転勤先においていつもマイノリティーから始まる自分がいたこと。

いかに相手に対して心を開くか。心地良い相手として認識してもらえるようにまずは自分から勇気を出して話しかけてみる。サバサバした性格のように見られがちですが、実は蚤の心臓でいつも不安と背中合わせだった私にとって良い意味でポジティブチェンジにつながったのではないかと思います。

道は必ずどこかに続いていて、決して途中で切れてしまうわけじゃない。行き止まりになっていても戻ってまたどこかにつながっていくことができる。

そんなある人にとっては当たり前の自分と向き合う感覚に今ようやく近づいているなぁと思います。


転勤族になったおかげで、私は地方にも子どもの成長を報告したり、近況を心配し合える友人がいます。小さな多様性ではありますが、自分のごく身近なわずかな人の意見だけを信じたり、それを正しいと思いこんだりすることなく、多様な考え方で物事を見られるようになった気がします。

図らずも、約10年ぶりに地元に戻ることになった今、転勤で得た経験を大切にこれからの人生にどう影響してくるのか、楽しみだったりもします。


最後に。

今日このノートを残そうと思ったのは、ある知り合いの方がスタンドFMで音声配信を始められたことを知ったから。


彼女はVoicyというプラットフォームで知り合ったリスナー仲間です。


大好きなこのチャンネルで、勇気を出してコメントしたことから始まったリスナー同士のコミュニケーション。今はそんな仲間の1人に刺激を受けて、このnoteを書いています。

音声配信は、家事をしながら聴くことができ、日々の暮らしの小さなスパイスとして、新しい視点や世界の広さなど、《おもしろ!》と思えることをたくさん教えてもらえて本当におすすめです!


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