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チョコエッグよ、ありがとう。~自分で決めたことなら頑張れるということ~

2021年4月21日(水)日記(ノンフィクション)


今日は寝起きよし、YOUTUBEでレゴニンジャゴーとナオズーレゴを見てグラノーラ、フルーツ、ヨーグルトを食べる長男。

朝からYOUTUBEか。と思われるかもしれないが、我が家にとって彼が朝の開口一番にテレビを見せてということは、穏やかな日常生活に欠かせない大切なサインなのだ。


昨晩、夜更かし気味になったせいで、朝が少しバタつく。
出発準備がぎりぎりになり、さあ出るぞ!というところで、泣きそうな目で私を見上げる。
今日はじゅん先生じゃないから・・・と。
そう、今日担任は出張でおらず、代わりの先生が来るのだ。

彼は時々ぎりぎりになって涙目で行きたくないと主張してくる。

私は目を合わせないようにしながら「たった一日のこと!気合いだあ!」と言ってみたが、どうもあまり響かない。

そこで、ふと月曜日に食べたチョコエッグのことを思い出した。
本来、週末の金曜に全登校できたご褒美として食べる”チョコエッグ”を彼は週の初めに食べたのだ。
つまり嫌でも残りの数日登校しなければいけない、と強迫観念で自分を駆り立てる荒手の手法を彼自身の発案で試していた。

自分で言い出して、やってみると決めたのだから従うしかない。

私が「チョコエッグ食べちゃったもんね・・・('◇')ゞ」といったところで我に返ったように「あ、そうだった。」と言って準備をして扉を開けた。

それでも少し不安げな顔で下(集団登校の集合場所)までついてきて、というように私の手を取ったが、エレベーターのところで他の登校メンバーと会い、私の手を放して一人乗り込む。
私に手を振って「帰りはRくんちだよね・・・?」と最後の確認をして降りて行った。

ほっと一息。次は次男だ。さてどうなる。

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