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イラストレーターになって初めてのお仕事が企業から来た時、必ず知っておくべき打合せ事項

  1. 初めての「お仕事の依頼」メールが来ました!

ある日、あなた宛に「イラストを描いてほしい」とのメールが来ました。あなたがプロのイラストレーターになってから、初めての仕事依頼です。
相手は聞き覚えのある大手出版社で、あなたがSNSにUPした作品を気に入って連絡をくれたようです。メールには出版社のURLと担当者の連絡先もきちんと記載されており、ネットで調べてみたところ、どうやら実在する信用のおける企業のようです。
あなたはメールで仕事を受ける旨を伝えます。すると後日、担当者から仕事の具体的なコンセプト内容が送られてきます。コンセプトの概要は以下の通りです。
<描いてほしいイラストのコンセプト>
・女性用の小冊子の表紙イラスト
・初夏の装いの女性を描いてほしい(20歳代くらい)
・カラーのデジタル作品で
・背景は緑もある、お洒落な街並みで
・予算は2万円くらいで
・納期は3週間後
・・・とこんな感じです。
大抵のクライアントの初回コンセプトというのは、lこんな風にざっくりしているのが普通です。(逆にここまで書いてあれば良いほうです(笑))
これは先方のコンセプトがまだ煮詰まっていない場合以外に、担当者が若くて経験の浅い人物である場合とか、大手になればなるほど部門分けが細分化されていて、実際デザインする人と仕事を発注する営業部門が分かれている場合などの理由があります。
「こんなんじゃ良く分かりません!」などと言わずに、プロらしく、これ以降の対応で詳細を打合せていきましょう。

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