:0122 美しい建築に暮らすと美しい工芸品を買いたくなる
金沢には素晴らしい工芸品が多い。しかしわたしは全く工芸品を買わなかった。
こんな髪の毛に咲かせる水引もあったが、なぜ買わなかったのだろうか。
使うかどうか考えるときに、自分の服装を想像する。家具を想像する。間取りを想像する。美しい建築に暮らしていないと、美しい工芸品に申し訳なくなってくる。
すぐに必要なものでなければ、「建築に合っているかどうか」で選考される。詩集だって、その表紙が部屋にあってほしいかで選ばれていないか。そもそも本を置けない部屋に暮らしているのなら、買えない。
星野リゾートに泊まって気づいた。こんな環境であれば、工芸品を飾ったり作りたくなる。詩集も読みたくなる。住環境を豊かにすればあらゆる芸術をそばに寄せたくなる。
建築デザインとまでいかなくても、空間デザインについても学ぼう。
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