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Retty DESIGN note

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Rettyのデザイナーが発信したデザイン記事をまとめています。
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#デザイナー

人生には酒と踊りが必要だ -とあるリードデザイナーのスランプ脱出噺-

Rettyでリードデザイナーをしているヤマモトマユミです。この記事はRetty Advent Calendar 2023の1日目の記事です。 実は2022年半ばから約1年間、リードデザイナーになって最大級のスランプに陥っていました。デザイナーとしての次の成長を描けず、心身ともにバランスを崩したり、やる気がでなかったり・・。 かなりもがき苦しんだ1年間。まわりの手助けをいただきつつ試行錯誤した結果、今年の後半にやっとそのスランプから抜け出すことができました。 このnoteでは

非デザイナーメンバーとはじめる、コラボレーション&コミュニケーション

Rettyでデザイナーをしている長谷川です。早いものでRettyに入社してからもうすぐ半年が経とうとしています。 Rettyは決して小さくない組織ですが、仕事内容に関しては柔軟なところもあるため、自分から手を上げれば色々なことをやらせてもらえる環境です。 そんな環境を楽しむべく、ここ数ヶ月は社内の色々な人と掛け合いながら自分で仕事を増やして何個かアクションすることができました。 今回はその簡単な記録と、その時に心がけていたコミュニケーションについて書いてみたいと思います。

Rettyに入社して5年…振り返りと変化

Rettyでリードデザイナーをしているヤマモトマユミです。 2022年6月でRettyに入社して5年が経ちました!今回はそんな節目に、この5年間を振り返ってみようと思います。ちょっと長くなってしまいましたが、プロフィールの代わりになるnoteになればと思います。 2017年 〜オフィス引っ越しとiOSアプリリニューアル〜Web制作会社で10年間デザイナーとして修行した後、よりユーザーに向き合ってデザインがしたい、ビジネスに近い環境でデザインがしたいと、転職を決意。これが初め

RettyではUserHappyを一緒に実現してくれるデザイナーを募集しています!

Rettyでリードデザイナーをしてます、ヤマモトマユミ(@mayya)です。 直近、Rettyでは22卒の新卒デザイナー採用のみ行っていたのですが、この度中途デザイナーと23卒の新卒デザイナーの募集も始めました! 今回は、デザイナー採用を幅広く募集し始めたことに合わせて、Rettyでのデザイナーの役割や体制、仕事内容など、どんなデザイナーがどんな風に働いているかを紹介したいと思います。これを読んで興味を持っていただけた方がいたら嬉しいです! Rettyってどんな会社?は

プロジェクトをリードするためのデザイナーの心得

Rettyでリードデザイナーをしてます、ヤマモトマユミ(@mayya)です。 日々、大小様々なプロジェクトでデザインを行っていますが、できるだけ早く確かな価値をユーザーさんに提供するために、プロジェクトをリードするスキルが求められています。 Retty社内でも「プロジェクトをリードする」というワードをよく耳にします。デザイナーとして求められているリード力は「ユーザーに最短で価値を届けるために、体験設計を牽引し、プロジェクトのフェーズに合ったアウトプットをつくり、プロジェク

Rettyの理想のデザイナーとはを言語化してみた

Rettyでリードデザイナーをしてます、ヤマモトマユミ(@mayya)です。 前回のnoteではRettyのデザイナー評価の話について書きました。 デザイナー評価を作る過程の中で、「Rettyの理想のデザイナー像から逆算して評価を考えていくのがいいのではないか」と、Rettyにおける理想のデザイナーについても議論をしていました。実際に、デザイナースキル評価項目を決める上で、理想のデザイナー像から逆算してスキル分解すると進めやすかったですね。また、デザイナーの採用活動におい

わからないことをわかる粒度まで分解する

「わからないことがわからないんです」 デザイナーとして働き始めた時にそんなことを先輩デザイナーに言いまくっていた時期があった。 そんな時に教えてもらった「わからないことをわかる粒度まで分解する」ということ。 何がわからないのかを、細かく書き出してみる。 ・フィードバックの内容なのか ・言葉の定義なのか ・スタイルなのか ・UIなのか ・情報設計なのか ・体験イメージなのか ・進め方なのか ・・・etc そのぐらいまで分解すると、何がわからなくて、何を解決しなければならな

プロトタイプに着手するまでの思考整理

私のプロトタイプに着手するまでの思考整理フローの話をRetty社内のデザイナーに共有した時に作った図。わかりやすいと言ってもらえたので公開してみる。 「課題・目的」「仮説・データ」「体験・行動」がある程度自分の中に消化されないと作るべきものが見えないので、基本的にはこの思考ルート通り必要な材料を集めたのちに手を動かすようにしている。 そうすることで、的外れなアウトプットになる可能性を排除し、適切なアウトプットに注力できる時間を確保。かつ、作るものを明確にした後に手を動かす

新規事業のつくりかた 〜デザイン編〜

Rettyの新規事業でクラウドファンディング事業がスタートしました。 「3rdTable」という飲食専門のクラウドファンディングサービスで、4月リリースに先駆け、3/1に事前登録のティザーサイトをOPENしました。 本記事では、コンセプト設計からクリエイティブ制作、リリースに至るまでのデザインプロセスを、0→1の効率的な進め方と注意すべきポイントなどを中心にまとめたものです。デザイン制作に関連するもので、事業作りの実務的なものは割愛します。 🚀0→1を高速で作り上げるデ