もし私も愛を信じられたら 生きやすくなるのでしょうか もし私も汚れることができたら 生きやすくなるのでしょうか 対価のない愛の存在を信じられない どうせみんな性から逃げられない 自分の命が 2人の人間の身勝手と欲望によって 生まれたのだと認識せずにどうして生きられる？ 病気なら誰か治してください 人間性がおかしいなら矯正してください 愛を信じられる人たちが どうしても汚れて見えてしまうのです その愛ってたぶん愛欲だよね もし私も誰かを好きになれたら 生きやすくなるのでし
怒りの前にある 悲しみに目を向けたいと 常々思っています 簡単に流れる涙に 心地よい感傷を 乗せたいと思っています くだらない感情を 後生大事に持っていたいと思っています #私の作品紹介
体がなくても 誰かを愛することは できるでしょうか この胸の内 明かすために 必要なのが顔であって わかっているけれど 私を美しいだなんて思わないで この表情は あなたを映す鏡 美しいのはあなただから あなたを愛していると伝えたい この想いだけが 存在して欲しいだけなのよ
ひきつる喉に 全力を流し込めば 頭がぐらぐらするほどの熱 手を強く握って 肩をいからせて 喉で息をする 自分が何に対して 誰に対して こんな反応をしているのか わからないけれど 涙が同時に出ることに 理由があるの？
感動の涙を流す時 自分がきれいになれたような気がして 青白い液晶の 偽物の 汚れ切った話で感動する 胸の底が苦しくて 指先まで痺れるような 感動を している自分に酔っている 罪悪感を感じる自分は どこまでも潔癖で 許せない自分を演じて 陶酔に浸る 現実を見たら耐えきれなくて お腹を抱えながら 青い光の中でなら 許されている 自分しか いないのに
現在、ひとつ文章を書いているのですが、なんだか納得がいきません。たぶん文章がわかりづらいこと、表現がうまくできている気がしないことが原因ですが、とりあえずいっぱい書かないと問題点も明確になりません。楽しいけど苦しい。楽しい。
夜空に広がる霧 飲み込んだところで 私の存在は消えないのに ふと飛び降りたくなって 制服のまま ローファーで乗り越える手すり 夢みたい 私は空を飛べたのね 息を吐き出してみる 真っ白な私の息 空も 制服も こん色なのに 私の中身は白かった 周りは真っ黒なのに 私だけまだ真っ白だった ここならいくらでも生きられる ここならいくらでも息ができる 空気の冷ややかささえ 私の肺を暖める きらめく星空 赤い指先 白い息 よだかのようには燃えないけれど 私はあのとき 星にな
今日は太陽の塔を見に行きました。 バスには人が少なかったので座席に座れました。あまりに静かで居心地が悪く、じっと窓の外を見ていました。 バスを降りてから、途中でアイスクリームを買って食べました。オレンジ味です。つくりものの味がしました。 いざ太陽の塔とご対面。なかなか厳しい顔をしていましたが、私の想像する太陽はあんな顔ではありません。もっと阿修羅のような、人を憎んだ顔をしています。 帰りのバスではおじいさんが何か喚いていました。切れ切れに「女は」とか「どうせもう死ぬんだ」とか
遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 今年は色々なことに挑戦する年にしたいです。
どうも またやってくれたのね これほど失望すること もうないと思ってた 私の大切な人に何をしたの？ お前の持つもの全てを破壊しても足りない してきたこと全てを返しても足りない 罪を償うなんて無意味 もう許さない 自分の行動 自分の言葉 全てを思い出せずとも 一生の後悔の中で生きてほしい 足元に穴二つ掘ろうとも 地獄に落とさずにはいられない 大好きだったよ 心底憎いあなたへ
お風呂場 私の後ろ 鏡 私の後ろ 夏の夜 私の後ろ 一人になるとやってくる 寂しがってやってくる 見つけてほしいけど 恥ずかしがり屋だから 後ろからしかやってこない そーっと出てきて ひゅー 驚かないでね どろどろどろ
こめかみの奥が痛くなり 目がぱんぱんにはれ 口角が下がって 美味しいものが食べたくなる 足がむくみ 指がむくみ 肩が凝って お風呂に入りたくなる 心がしぼんで もう何も見たくなくて 何も感じたくなくて 眠たくなる おやすみなさーい
あれが思い出せない あれってなんだ？ 確かほわほわしてて 思わずむぎゅっとしたくなるような かわいさがある でも形はなくて いい匂いがする 抱きしめたら 抱きしめ返してくれる気がする あったかいあれは 何だったっけ？
文章を作るのは本当に難しいですね。本心を出すのがこんなに苦しいなんて。 それでもやめられないのは、この苦しさが楽しくて嬉しいからですが。
酷いことを言いました 意地悪するのも 本心から話せないから 馬鹿だと言ってよ 帰らないと思っていた わたしのせいで あかるいあなたに この感情は見せずに 言葉にできないよ どうしたら伝えられる？ 手のひらに 全部吐き出しても 言葉は出てこない 大切なあなた
でこぼこの白い紙に 水に溶かしたいろいろな絵の具 ちらばして 表紙の完成 あたたかいしずくみたいな コップに入ったお水みたいな 朝露みたいな 虹をつくる空の涙 みたいな そんな本 ずっと探しているの
