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ふわっとシリーズ

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ふわっとおもったことをかくシリーズ。 こころがしんどいひと、つかれているひとにおすすめ。
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記事一覧

恋慕

わたしがわたしであることが あなたをきずつけうるのなら そっときょりをおきましょう あなたとわたしのためだけに わたしがわたしであることが あなたをいかしうるのなら そっととなりにすわりましょう あなたとわたしのためだけに あなたがあなたであることが わたしをきずつけうるとして それでもきょりはおかないわ だってあなたがすきだから きょうもわたしをいかすのは あなたがあなたであることと あなたのそんざいそのすべて

もっとききたい

もっとききたい あなたのいちにちを もっとききたい どんなおもいをしてるかを もっとききたい どんなつらさがあるのかを もっとききたい どんな過去をせおってきたのかを あなたがすきなあなたでも あなたがきらいなあなたでも わたしはぜんぶききたくて そうしてあなたにふれたいの あなたがきらいなあなたほど あなたはいいたくないのかも それでもわたしはききたいの あなたがすきなあなたでも あなたがきらいなあなたでも わたしはあなたがすきだから だ

また連絡するね

「また連絡するね」 いつかなって わくわくした日 まだかなって こころまちにした日 こないなって ふしぎにおもった日 どうしたんだろって しんぱいした日 ああそっかって かなしみをしった日 …… ほんとうをいわないあなたが ほんとうしかいえないわたしに おしえてくれたかなしみ そんなことしらなきゃよかった わくわくして、こころまちにして ふしぎにおもって、しんぱいして それですんだのに うたがうことなど しりたくなかった これははんぶん やつあた

わからないほうがいい

救いのあるひょうげんに こころ動かされるひと それはとてもよろこばしいこと 救いのないひょうげんに こころ動かされるひと それはなんともいえないこと 救いのないひょうげんなんて わからないほうがいいんじゃないか どうかこちらにくるまえに どうかわからないままで そのままバランスをとっていてほしい そういのりながら 救いのない日々がなければ 救いのある日々もなかったともおもう …… 救いのあるひょうげんと バランスをとりつづけるつらさ 救いのな

わたしはわたし

わたしはわたし げんきなのも わたし げんきじゃないのも わたし ポジティブなのも わたし ネガティブなのも わたし 希望をもっていても わたし 絶望していても わたし わたしはわたし なのに ……… しっぱいした日 すこしげんきになったわたしが 「なんであんなことしちゃったんだろう」って げんきじゃなかったわたしをせめる いやなことがあった日 ネガティブが おちついたわたしが 「なんでちゃんとはなせなかったんだろう」って ネガティブにしかな

うつの日あるある

起床 らくな姿勢になりたい 姿勢をかえられそう あきらめない いったん力尽きる あとちょっと 気づいたら

健康ないちにち

きょうはどこもいたくない きょうはからだもおもくない なんでもできる 健康ないちにち どうしようか なにをしようか まっしろなキャンバスみたいな まっしろないちにち なにでかこうか どんないろにしようか こんなにわくわくできるのは つらくてどうしようもないひびを たえしのんできてくれたから まっくろなキャンバスみたいな まっくろないちにち いろがすこしものらなくて ぜんぶくろくすいこまれるひびを ここまでつないできてくれたから

(なにが大丈夫なの?)

「大丈夫、きっとよくなる」 (なにが大丈夫なの?) 「大丈夫、いまはしんどくても」 (なにがわかるの?) 「大丈夫、よくなっているよ」 (なんでそんなこといえるの?) なにも大丈夫じゃないのに ぜんぶ ぜんぶ わからないのに 「大丈夫、わたしがいるよ」 (わたしはきえたいよ) わたしをつないでくれた 精一杯の大丈夫と うけいれられなかった大丈夫 どんなことばも はらいのけ どんなことばも いみをなさない わたしもみんなもつらい うつ

お寺の境内で

イーヨー 楽章 人間といっしょ

あたまのなかの引きだし

ともだちとの会話でおもいうかんだイメージ

ただの幻想

過去の思考をみておもいうかんだイメージ

表現のミルフィーユ

あなたの表現にふれておもいうかんだイメージ

絶望は欲望のうらがえし

なにもかも投げだしたいのは なにもかもうまくやりたいから ふるえるほど不安なのは ふるえるほどうまくやりたいから 生きる意味をとうのは 生きる意味をみいだしたいから 絶望は欲望のうらがえし きえたくなるほどの絶望は きえたくなるほどの欲望 大きな絶望は、大きな欲望のうらがえし そして 大きな絶望ほど、大きな希望のもと

とぷん とぷん とぷん

とぷん とぷん とぷん あたまのなかで かんがえる おちたらどんなにきもちいか とぷん とぷん とぷん ゆっくりそこへしずんでく やさしいうみにつつまれて とぷん とぷん とぷん しずかでくらい うみのそこ うっとり まるでとけるよう とぷん とぷん とぷん ふっとかすめる かれのかお つらなる かぞくのかお かお かお むりやりあくむをおもいだす あくむにとびおき いきすうよるを からだで生をひきずりだす とぷん とぷん とぷん ああ まだだ