#16 しろくま先生の「小さな世界」 冷たい雨に濡れながら

画像1 10.25 京都大原 今日は 一日中 本降りの雨。 父が逝った日以外は、欠かさなかったウォーキングですが、今日は どうしようと思うぐらいの雨脚でした。 でも、やっぱり「小さな世界」に会いたくて家を出ました。 さすがに、今の雨は冷たくて、シューズの中が濡れるのが 心地よくはありません。 「小さな世界」の住人たちは、どうしているんだろうと、自分が濡れることよりも 道の傍らの花々が気にかかります。 桜の枝にぶら下がる雫にも 秋の深まりを感じます。
画像2 タンポポの綿毛も旅立ってしまい、飛行場もさびしそう。これまでのような輝きが感じられません。
画像3 いつも明るく元気な 花々も冷たそう。花びらがよれよれです。輝いているようには見えません。
画像4 朝露の雫をまとっているときは、花びらが空に向いています。ところが 今日は、さすがに垂れ下がっています。
画像5 サクラタデのはなも、元気がなさそうに見えるのは気のせいでしょうか。違います。これが彼らの「いまここ」です。深まりゆく秋の 冷たい雨に打たれも、懸命に生きているのです。これが生命の輝きなのです。